何度だって、熱くなれる。
概要
正式名称は「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」。
2021年の1月13日に発売された週刊ファミ通2022年1月27日号で第一報が発表された。
発売ハードはNintendoSwitchとPS4の2機種。パワパークという新モードが搭載。
2020に引き続き累計出荷本数50万本を突破。
主題歌
群像夏(ぐんぞうか)
歌/パン野実々美
作詞/真崎エリカ
作曲/吉田真太郎(KONAMI)
編曲/吉田真太郎(KONAMI)、米須優太郎(KONAMI)
パワプロ楽曲で高校野球を応援しよう!という企画ではこの曲の楽譜が配信されている。
ポップンミュージックにおいてもプレイできる楽曲として配信されている。
また、2022年の10月31日よりカラオケのJOYSOUNDにて配信されている。期間限定でOPの映像付きとしても配信されていた。
パワプロ2024のパワプロコレクションモードのヒミツのハナシ(パワプロ2022)によるとOPの内容の通り世代交代にフォーカスした内容となっており、映像内のパワフル神社は甲子園に実在する素盞嗚神社に取材を行っているとのことで恐らくパワフル神社のモデルにもなっている。また、本若春陽のマネージャーノートに関してはスタッフの当時女子高生だったお子さんの手書き文字を手本にして描き起こしたらしい。シリーズ史上最も「泣ける」をコンセプトにしたこだわりが詰まっている。
サクセス
今作は4年ぶりに高校野球が舞台。パワプロ2014から何故か長らくサクセスにメインキャラがほとんど出なくなっていたが、本作からようやく再登場することになった。
メインキャラに新しく声が追加されている。これにより後述の旧作のイベントも新鮮に楽しめる。
なお主人公はアニメでボイスがあったが、今回は収録されていない。これは基本的に別人という設定上、付けるのが難しいからだと思われる。(詳細はパワプロくんの項目を参照。)
彼女のデート可能のイベントの発生(前作では登場時から確定でデート可能になっていたが、今作は評価を上げても起きないことがある。)、前作で育成しやすかったポチ袋が開始時期から1月に変更等下方修正が目立ったが、監督の評価が40でスタメン入りと、ラブパワーが解除時にやる気が下がらない等上方修正されている箇所がある。
OPのアレンジBGMは甲子園決勝に加えて今回はPS2の頃のようにサクセスで流れるバージョンも用意されている。
パワフル高校ライバルズ
ナンバリングとしては11年ぶりにパワフル高校が舞台。歴代のキャラも多数登場。
『永遠のライバル編』、『悲劇のエース編』、『あかつき黄金時代編』の3つのシナリオを収録。
実技試験のギミックがライバルとの対決として本シナリオに導入されている。
基本的にはパワプロ9、パワプロ13、パワプロ2011の一部イベントを収録した総集編である。
今作は猪狩、友沢などのライバルの話がメインのためそちらのイベントは多めに収録されている。一方であおい、みずき、聖といったヒロイン側の話はほぼ完全にカットされている。
また元の作品では他校にいた主人公が全てパワフル高校の生徒になったせいかメインキャラの設定に改変がなされており、上記の旧作とはやや内容が違うのも賛否両論。
良くも悪くも新規ファン向けにざっくりとしたキャラの説明をするためのサクセスといった所。
山口賢の利き腕が違うミスが発生していた(ミゾットスポーツに所属している時は左投げ)。
熱血きらめきアオハル学園
自由な校風で甲子園を目指すシナリオ。練習コマンドがカード形式となっている。
熱血ときらめきの属性ゲージがあり、行動次第で報酬が変わる。
全てのポジションが固有キャラで埋まっているのが特徴。
全マネージャーが必ず登場し、1月時点で彼女の有無によって戦うライバルが異なる。
練習コマンドは基本的にランダムだが、最終的な経験値は3つのシナリオの中で高め。
千将高校
キャプテンに指名したキャラが次の主人公になっていくという特徴を持つシナリオ。
今作のコンセプトである何度だって熱くなれるの通り、栄冠ナイン風のシステムを採用している。
シリーズとしては異例の終わりがないサクセス。
実在選手やOB選手が敵か味方のどちらかに登場する場合がある。
アイテムの売値が買値より高くなる金策の手順があった(現在は修正)。
その他モード
パワパーク
新モードの一つ。育成した選手を使って様々なアトラクションをプレイするモード。
ちなみにマキシマム=池田=クリスティンが寿司屋の店員として登場する。
スシサバイバルは編成が不評。パワロワではCOMチームが強力だった為、修整されている。
オンライン専用モードのためパワプロ2018にのみ存在し、オンラインサービス終了と同時にオフラインに対応した名将甲子園と異なり、LIVEシナリオ同様オンラインサービス終了後はプレイ不可能になった。
パワフェス
今作では二大会同時開催かつ宇宙に行くことになる。
パワプロアプリからはアンドロメダ学園から戦国高校(花丸高校)までのキャラが追加されており、河川敷ミラクルズのメンバーの追加とパワプロ2020の大学チームの新規追加されている。
野球マンも確認できる他、パワポケシリーズからドリルモグラーズ・レッドが登場。
新機能「スカウト」登場。
隠しキャラの一人である獅乃木の条件はかなり鬼畜だった為(達人でプレイする必要がある。しかも性能も悪い)、修整された。
栄冠ナイン
秋の全国大会・覚醒追加。
苗字が現実の都道府県に則した出現率となった。
ペナントやマイライフにて姓名のみだったが、名前もつけるようになっている。
マイライフ
「特殊能力ファイル」が最初からすべて保持になるなど改善。
姓名被りを気にして下の名前が設定されてない仕様が不評(マイライフは主人公が所属している球団のみ、マイライフ限定の選手を除く選手の登録名を変更する事が出来る)。
ペナント
年数無制限に変更。
投手が一気に減るバグや、マイライフ同様に姓名被りを気にして下の名前が設定されない仕様が不評。
また、球団のユニフォームや、チーム名を変えただけで、既存球団の過去の記録が消滅すると言う致命的な仕様も不評。
アレンジチーム
パワター・ユニフォームのパーツ追加。
アレンジチームでサクセスチームの素材が使用可能に。
新球場「PTVパーク」「INFINETフィールド」「KAITEN寿司ドーム」が登場。
過去作(2018、2020)で試合中にボイスがあるキャラは全員分パワターが収録されている。
パワプロアプリ出身のユニフォームデザインの一部が「かまぼこ」でなくなった(なおパワフル高校は今作のサクセスの舞台に伴って2011以来のPが復活している)。
登場人物
※1:熱血きらめきアオハル学園においても登場する。
彼女候補 | 本若春陽 秋月三桜 絵空りぼん 小井成タマモ 上野若葉※1 野市七海※1 高畠藍※1 |
---|---|
パワテレ関係者 | 熱盛宗厚 響乃こころ 則出郁三 轟ハルカ アラン・レイヴン ハワード・レイヴン クロン |
パワパーク | ワンダー ハッピー |
零武UNIVERSE | 零武 |
※1:マイライフのみ登場。
パワフェス(パワプロ2022で初登場のキャラ)
ガイドライン
パワポケRと同じく配信ガイドラインが制定された。
これにより非対応サイトにスクショを使用できず、実況も一部の表現ができなくなった。
関連タグ
実況パワフルプロ野球 パワプロ ebaseballパワフルプロ野球2022
関連リンク
『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』開発スタッフロングインタビュー、今作初の「パワパーク」の誕生経緯やマニアックな話題まで