概要
初登場は「パワプロ5」。
高校野球編のサクセスモードでは必ずと言っていいほど登場し、最初の舞台になることが多い高校。そのため、他の高校と比べてクリアしやすい分、突出して強い選手を育成するのが難しい傾向にある。
サクセス以外のモードでも、主人公の所属チームであることが多い。
ユニフォームの色はパワプロくんのデフォルトカラーと同じ白と赤だが、作品によっては対戦相手として登場する場合はユニフォームの色が異なる場合もある。
制服は青系の学ラン及びセーラー服(5、9、WEBアニメなど)と、男女共に緑のブレザー(13、2011)の2つのパターンがある。13の場合は移転に伴って制服が変わったという考え方もできたが、時系列的に同じ時期であるはずの9と2011で齟齬が生じてしまった。
それなりに長い歴史と実績を持つ伝統校で、かつては名門と呼ばれていた時代もあったらしい。
野球部のレベルは中堅かそれ以下であることが多い。「パワプロ9」では過去に一度だけ甲子園に出場した経験があることになっている。
作品によって異なるが、大体はあかつき大附属高校、そよ風高校、恋恋高校と同じ地区にあり、甲子園への切符をかけて争うことになる。
「パワポタ3」では、本校の代わりに姉妹校と思しきパワフル第三高校が登場する。
「パワプロ2013」では私立パワフル学園という名前の学園が登場する。また、私立パワフル学園ラグナロク分校も登場する。
パワプロ2022では歴代のチームメイトを1人ずつ採用したような形になっている。
パワプロ2024のアレンジチームのパワフル高校では戸井鉄男とするめ大学の方に所属している鮫島粂太郎、パワプロアプリの限定ルートにて登場するキャラを除いて歴代のパワフル高校に所属していたキャラが共演するドリームチームのようになっている。さらにはパワフル大学の江崎栗夫と初野歩、日本仁も所属している。ただし、パワプロ2024で久しぶりに再登場したキャラは固有のパワターではなくエディット機能で容姿を再現している形となっている。
パワプロアプリ
パワプロアプリにおいても最初の高校としてパワフル高校が実装された。シナリオをベースに小説(めざせ最強バッテリー!)とWebアニメが制作された。
最初のシナリオということもあり幼馴染と再会して甲子園を目指すという王道を意識したシナリオ。覇堂高校も併せてプレイすることで星井スバルが転校する前の様子などをさらに知ることができる。
あまり強い選手は作れないが安内なみきによるガイド機能があったり能力割り振りメカでのサポートも付いているためサクセスの基礎を理解するためのシナリオにもなっている。また、アップデートで十門寺東高校、アスレテース高校、戦国高校、花丸高校の選手と練習をするイベントも追加された。
限定ルートでは猪狩守、橘みずき、大鐘餅太郎のお金持ちという共通点を持つ3人が追加で野球部に登場。
覇堂高校の限定ルートでは神高龍のクローンがパワフル高校に在籍している。(神高本人は覇堂高校に在籍している。)
イベントの回想名場面!では第1回目にパワフル高校が舞台に選ばれた。
実況パワフルサッカー(パワサカ)とのコラボでの強化期間中はサッカー部の花散院ユウ、銀崎ゆうる、大戸ルカ、峰功成がチームに加入する。またBGMがパワサカのパワフル高校のBGMになる仕様となっていた。
実況パワフルサッカー
実況パワフルサッカーにおいても最初の高校としてパワフル高校が実装された。
おなじみのいたって普通の平凡な生徒が通う高校だが主人公の幼馴染の花散院ユウが転校してきたためそこから物語は動き始める。
ちなみにパワサカにおける相棒のメガネは矢部坂秀人と矢部とは別人。
パワプロアプリ同様サクセスの基礎を理解するためのシナリオの為最前線で通用するような強い選手は作れないがパワプロアプリ同様に合宿期間がアップデートで強化されたため「ハマるとこんなに経験点が手に入る」という点を実感しやすい。
限定ルートでは姫松葉介、乾遼子、福田良治の3人が固有キャラとして登場。
パワプロアプリとのコラボでは野球部のキャラが登場するコラボ限定シナリオ「青空タッグ編」が登場した。こちらでは猪狩守が野球部とサッカー部に掛け持ちで在籍し、シナリオでは甲子園優勝を果たしている。
パワフェス
「どちらに転ぶ?同胞対決」
パワプロ2016のパワフェスではサクセススペシャルでパワフル高校を一度クリアして連動すると対戦相手として追加された。(現在では不可能。)
アプリ版基準の為、星井スバルが率いるチームとして登場する。
パワプロ2018以降では前夜祭のイベントで登場すると一回戦で必ず登場し、対戦しなければ星井スバルが失踪し、決勝戦でアンドロメダ学園に加入し、暗黒スバルとして登場するという仕様となった。
パワプロ2020ではOBの松倉宗光、香本富久雄、鮫島粂太郎、東條小次郎が合流する事がある仕様になった。どのキャラも過去作のパワフル高校所属していたことがある。その内の東條以外は主人公と同級生として登場していた。また、パワプロ9のパワフル高校のマネージャーの栗原舞が初期マネージャーとして登場した。
また、パワプロ2013の私立パワフル学園の紺野美崎もパワプロ2016では初期マネージャー、パワプロ2018以降では隠しチームのアナザーチャレンジャーズのマネージャーとして登場している。
人数の制限もあり一部のパワフル高校(派生も含む)に在席した選手は登場していない。
名将甲子園
2018の追加要素である「名将甲子園」でも最初の舞台校として登場しており、2020のパワフェスと同じく松倉宗光、香本富久雄、東條小次郎、星井スバルら歴代所属選手の共演となっている。こちらには固有キャラとして理事長の冷善徹が登場しており、本家のパワフル高校も私立校であることが明らかになった。
パワポケシリーズ
「パワプロ5」のサクセスとストーリーが直接繋がっている「パワポケ1」ではライバル校の一つとして登場し、矢部明雄や松倉宗光など「パワプロ5」に登場したキャラクター達が所属している。
3年目ではあかつき大附属高校と並ぶ強豪校に成長しており、主人公率いる極亜久高校の前に立ちはだかる。
「パワポケ7」では「パワポケ1」に登場した水原勇気が監督を務めており、地方大会で対戦するチームの一つとして登場する。
校歌
光り輝く学び舎
大海の心を胸に
永遠(とわ)の新風 吹かそうぞ
我らの 我らの パワフル高校
登場人物
※1 限定ルートのみで登場する。
※2 コラボシナリオのみで登場する。