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七瀬はるか

ななせはるか

『実況パワフルプロ野球シリーズ』の登場人物。
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曖昧さ回避

七瀬遥(はぐれ勇者の鬼畜美学の登場人物)
七瀬遙Free!の登場人物)

概要

本格的な初登場作品は『パワプロ9』。彼女候補の一人で、サクセスの恋恋高校編では野球部のマネージャーを務める。誕生日は9月17日
早川あおいとは中学からの親友で、良き理解者。あおいが野球に打ち込めるよう、陰日向にサポートする。

あおいの親友という重要な立ち位置やはるか自身の人気もあり、サクセスシリーズでは『9』のほかにも『2012』と『パワプロアプリ』、同作のゲーム機移植版である『サクセススペシャル』(以下『サクスぺ』とも)、Switch版で彼女候補になっているほか、2016以降の『パワフェスモード』や『ヒーローズ』、2018の追加アップデート要素である『名将甲子園』ではマネージャー候補として出演。『2002春』(実は発売日的にはこちらの方が9よりも先)や『2010』のロッテ編でもサブキャラながらビジュアル付きで登場しているなど、出演回数が非常に多い。

良家のお嬢様で、気の強いあおいとは正反対のおっとりした優しい性格。容姿は栗色のロングヘアーと瞳、色白の肌が特徴で、2010で遠目から見ただけの主人公と矢部が「超綺麗な人」と評したことをはじめ、パワフェスでは顔をあわせた矢部くんが好みのタイプと大喜びするなど、多くのシリーズで絶賛されるほどの美女。
容姿端麗であることに加えて料理や歌が上手く、学業も優秀と非常に多才。9の恋恋高校編では入学試験の成績が1位だったことが明かされており、それがきっかけで同級生で理事長の孫娘である倉橋綾乃から敵視されている。
2012以降の設定では絵画が趣味であり、将来の夢も「美術教師」となっている。また2012の本人曰く「文学少女」とのことであり、読書も趣味である模様。

結構な天然ボケでもあり、俗説や都市伝説の類(「お化けには足がない」「調子の悪い電化製品は叩けば直る」など)を普通に信じていることも。またアニメや特撮ヒーローといったオタク文化にも造詣が深く、2012ではそれが活かされたことで現シリーズの名物キャラである『野球マン』が誕生することとなった。サクスペのR、PR限定のイベントでは彼女が憧れるヒーロー像について描かれており、それに沿って主人公を鼓舞し成長を促している。

普段は穏やかで控えめな物腰だが意外と積極的な一面もあり、9のエピローグでは恋人とはいえまだ高校生の主人公に実家の家宝を贈ったり、「一生ついて行きますっ!」と宣言して驚かせたりもしている。サクスペにおいてもグッドエンドのエピローグで主人公が選ばなかった残りのプレゼントを「次は嫁入り道具として贈りたい」と話すなど、恋仲となった後は主人公にまっすぐな愛情を向けてくれる。パワフェスの個別エンディングでも倒れてしまいそうになるほどに緊張しながらも勇気を振り絞って主人公に携帯番号とメールアドレスを手渡し、想いを伝えている。
このほか2012以降では怒ると怖い一面も描かれている。ただし主人公が直接怒りの原因や矛先になることはなく、むしろ自分自身に関することよりも主人公やあおいを取り巻く理不尽や不条理に対して怒ることが殆ど。

体が弱く、強い日差しを浴びると貧血で倒れてしまうことがあり、外出時には日傘が必需品となっている。9では校内で倒れている彼女を主人公が助けることで電話番号をゲットできる。一方で運動神経は意外と良いようで、9でバッティングセンターを体験した際には主人公から「結構飛ばし屋だった」と評されたり、サクスぺのゲームセンターデートではパンチングマシーンに挑戦し、こちらでも主人公から「す、筋が良いね」と驚かれている。
このほかの特徴として高所恐怖症カナヅチドジっ子などがあり、それぞれ遊園地デートの観覧車や夏の海デート、初詣イベントなどで言及されている。ただしこの3つはサクスぺの設定ではなくなっている。

家族は両親の存在が明らかになっている。9では出会いの際にはるかを助けた主人公への感謝の思いから彼を食事に招待したがってることが語られるだけだったが、2012では母親がはるかの料理の師であることが明かされたり、サクスぺでは父親の人脈がクリスマスイベントに関わるなどシリーズを追うごとに存在感が増しており、Switch版のマイライフでは本人たちが直接登場する。


『2012』ではあおいと共に万通満教育大学に進学しており、再びマネージャー兼彼女候補として登場。虚弱体質は大分改善されているもののたまに貧血で倒れてしまうことはあり、あとは気持ち次第で良くなると医者からも言われている。その後恋人状態で主人公が最後の全国大会で優勝してプロ入りすることで完治する(優勝できなくても完治が近いことが語られる)。社会勉強の一環としてパワリン工場でバイトをしており、他校の場合はそこで出会うことになる。

そして2012でのキャラ性なのだが、これが9から大きく改変されている
万通満教育大学のシナリオ自体がヒーローキャラである野球マンをメインテーマとしたいわゆる「勧善懲悪」の形となっており、悪役に当たる監督やコーチ達の理不尽な横暴に対して、野球マン側の仕掛人となっているはるかもかなり強引な手段をとっている場面が多い。9では基本的に控え目で時に積極的な一面を見せるといった感じだったが、2012では野球マン絡みで能動的に暗躍を続ける中で時折お嬢様らしい奥ゆかしさも見せるといった感じであり、キャラ性が見事に逆転している
あおいに対する友情についても、9では普通に仲の良い親友といった感じだったが、こちらでは若干危うい雰囲気を感じさせるほどになっており、さらに野球マンの新しい作戦を閃いたときや怒っているときなどには怪しい雰囲気で目を光らせるという、9の頃のイメージからは想像もできないような顔も見せるなど、部分的には別キャラと言っても過言ではないほどに変わっている。このキャラ改変に加え、後述の通り性能も芳しくなかったこともあってかこの作品でのはるかの扱いについては賛否両論であった。

もちろん彼女候補であるため決して真性の百合キャラになったわけではないし、主人公と付き合っているときには9の頃と変わらない優しい一面も見せる。また、遊園地デートの観覧車では高所恐怖症のあまり主人公に抱き着いたり、海デートでは泳ぎが苦手であるにもかかわらず主人公と出掛けるのを楽しみにするあまり新しい水着を用意するなど、主人公に対する愛情表現がより積極的になっているのもたしかである。好感度が最高ランクの時の評価コメントやグッドエンドのエピローグではやはり「一生ついて行きますっ!」と話している。


『サクセススペシャル』では、2018年5月21日のアップデートで新たにマネージャー兼彼女候補として追加。その後1年以上を経た2019年6月27日には原典である『パワプロアプリ』にも実装された。9の彼女候補としては四条澄香に続き2人目の実装となる。

デートイベントでは、これまではほぼ設定止まりでストーリーにはあまり絡まなかった『虚弱体質』や『良家のお嬢様』という部分に焦点が当てられており、特に虚弱体質についてはほぼ毎週通院していることや、ノーマルエンドでは学校の出席日数も危うくなっていたことが語られており、これまでよりも深刻に描かれている。
健康で丈夫な体を持つ主人公に憧れており、告白イベントの時点では恋人にならず、主人公に虚弱体質を克服するためのコーチ役を頼み、体作りのトレーニングに協力するという形で交流が始まる。その後4回のデートイベントを経ることで体が治るとともに正式に恋仲になり、クリスマスやバレンタイン、エピローグなどのイベントの内容や効果が変化する。

恋仲になった上でクリアすると見られるグッドエンドでは上述の通りはるかからプロポーズ同然の言葉を貰える。一方デートイベント3回以下のノーマルエンドでは、主人公はコーチ役以上の関係になれなかったことを惜しみつつも最終的にはるかの身体は良くなり、プロ入りした主人公のファンとしてこれからも応援し続けるという、デート回数で関係性が変わる彼女の中では比較的希望のある展開となる。

キャラ性については9版をベースにしつつ2012の設定もいくつか絡めることで統合しており、イベントやエピローグのプレゼントで貰える特殊能力のコツも、概ね9と同じかその上位版(超特殊能力)が多く採用されている。


アプリ版実装と同日にNintendo Switch用ソフトとして発売された『実況パワフルプロ野球』(Switch版)にも登場。サクセスが9の(一部)リメイクとなっているため彼女候補として出演したが、残念ながら恋恋高校シナリオは実装されなかった。キャラ性はもちろん9のものである。
なお、一応あおいも恋恋高校との試合時の会話で登場はするもののはるかと一緒に出てくる場面が無いため、2人の共演作品としては歴代で初めてあおいとの縁が一切描かれなかった。

同作ではマイライフでも彼女候補として登場し、結婚することが可能。初登場の『9』からはるかが言っていた通り、彼女を『一生の伴侶』にすることが可能になった。
サクセスではるかを彼女にしたままプロ入りさせた選手を使う場合は引き継ぎが可能で、最初から恋人として登場させることが可能なほか、引き継がなかった場合でも通常の出会いイベントを経て登場し、彼女にすることが可能。
マイライフでは大学生になっており、これまでのシリーズで登場した『お嬢様』『虚弱体質』『丈夫で健康な体を持つ主人公への憧れ』などの要素がしっかりと再現され、さらに2012で生まれたもののサクセス内では殆ど触れられることがなかった『絵画が趣味』『美術教師志望』という設定も大きく描かれており、キャラ設定については過去作の要素を極力反映させてかなり丁寧に行われている。
サクセスで引き継がず、マイライフで出会う場合は、友人に食事を誘われるが実は合コンのダシにされ、それにはるかが釣られて参加する事で交友できるようになる。ただし、このイベントは「1軍にいる事」が条件で、2軍では発生しない。
というより、栗原舞以外は1軍にいることが前提条件の1つとなっている。2軍にいる実績のない選手には用はないというのか。

マイライフでの付き合いやすさについては、性格は9と変わらず優しいものの、お嬢様育ちという設定の影響もあってか、街デートにおいては高額な品物を見つめる(ねだる)ことが多く、特に1年目では注意が必要(これは過去作のマイライフ彼女にも見られた傾向)。資金に余裕ができるまでは、デート先にはお金の掛からない公園や海(季節と時間帯には注意)、比較的低価格で安定する遊園地などを選ぶのが無難。
また、後述の様に結婚に必要なフラグが(主に奥居のせいで)見落としがちだったりかなりの時間が掛かるものもあるため、結婚までたどり着くのはなかなか難しく、長期的なゲームプレイが必要となる。彼女キャラによって特別主人公の成長に影響するとか、破局の危険性が変わるなどの劇的な違いがあるわけではないとはいえ、少なくとも「結婚のしやすさ」という観点で見れば付き合うのが難しい彼女であるとは言える。

よく野球をしている主人公をモデルに絵を描いており、交際を進めて評価(愛情度)を3以上にした状態で、ホーム(本拠地)で「ホームにいる状態で」で練習コマンドを実行する(フリー時もOKだが休養や、交友を誘っての練習は無効)と、主人公を描いた絵画で個展を開き、その後、愛情度が6以上なら前回の個展が外国にも評価されてニューヨークやパリでも開催することになる。その後海外に旅立つが、帰国するまでは連絡することが不可能になる(電話しても間違い電話扱いになる)。確認できている限りでは、最短で3ヶ月以上経過すると帰国する。
マイライフにはあおいが登場せず、そこに相当する親友の存在も特に語られない。その分もあってかこちらではとにかく主人公に一途で、海外個展から帰国した際にははるかの方から結婚を申し込んでくるほど。

上述のように本作では彼女の両親(容姿は汎用モブキャラ)も登場する。父親は体が弱いはるかを幼少の頃から大切に育ててきたが、それによってはるかに窮屈な思いをさせてきたことも感じて心を痛めるほど娘想いの良き父である。
基本的にはるかの意思や希望を尊重しており、彼女が愛する主人公に対しても好意的に接する。ただし結婚となると少し話が変わり、結婚の意思自体は容認しつつもはるかを心配するあまり生活水準維持のために結婚条件として20億円の豪邸を提示してくる(つまり結婚条件ははるか本人ではなく、父親が出している事になる)。
年俸5億円を要求してくる人の4倍の金額を要求される(税金と生活費の差し引きによる減額があるので実際には4倍以上)わけであり、豪邸はうつわシステムを採用している15と2009を除き、マイライフの中でもトップ3に入る超高額の買い物なので、そう簡単には購入できず、歴代彼女候補の中で「出会ってからスピード結婚する」という条件下では最も難しい子となっている。具体的に言えば、高卒ドラフト1位投手から打撃の活躍も含めた無双プレイで常に最大値近くの推移で年棒を上げ続けたとしても、システム上20億円貯まるのは大体5年目のシーズンに入った辺りである(はるかが大学生であることを考えれば、結婚適齢期としてはちょうどいいともいえるが)。一応、趣味を駆使してゴルフコンペなどで荒稼ぎするなどの金策が確立できれば幾分早くはなる。
豪邸購入の資金に加えて個展開催のために少々特殊なフラグを回収する必要があるのが難しいところで、特に練習に関しては育成の面では奥居と練習した方が効率が良いため、そこを見落として躓く人も少なくないので注意が必要。

また、20億もあれば海外遠征かショッピングモールの★MAX時に売られている自家用ジェット機が購入できるし、特殊能力研究所で金特の取得もたくさんできる。さらには職人やオークションの装備アイテムの入手、変化球ラボもあるため、マイライフでの育成という観点から見ればとてつもなく大きな負担がかかる事は間違いない。
一応、本作の現役期間は最長30年と歴代マイライフの中でも一際長期間のプレイが可能であるため、選手寿命の延長に気を配って時間を掛ければ金や能力についてはいくらでも挽回できるが、それでもはるかと結婚する上で育成についても拘りたいなら長期的かつ計画的なプレイが不可欠であり、それが難しいなら妥協することも必要になる。
少なくとも(最強クラスのサクセス選手で始めた場合を除き)、若くて(金)特能多数の強選手を作る事をあきらめなければいけない。文字通りプレイヤーのはるかへの愛が試されるといえるだろう。
この長く険しい条件を満たして無事結婚式を挙げると、父親は号泣しながらも2人の結婚を祝福してくれるほか、母親もここで登場して主人公にはるかを託してくれる。

主人公と結婚するまでは何年経っても肩書が大学生のままであり、結婚後は趣味として絵を描くことは続けながらも一度は美術教師の夢を断念して専業主婦になる。
しかし第一子が生まれた後のイベントで、誘いを受けて近所の絵画教室を引き継いで絵の先生をすることになり、自身も夢を叶えることができた。
この時や後のイベントで描かれている生徒との接し方や作品評価の視点、指導を通じた才能の伸ばし方などから、これまでのシリーズでは直接描かれることがなかったはるかの「先生」としての適性の高さや子供好きな一面がよく分かるようになっている。
サクスペのエピローグで主人公が「はるかちゃんならきっといい先生になれるよ」と太鼓判を押していたが、その評価が正しかったことが証明された。

また第一子誕生後のイベントで、主人公がはるかの父から引退後の生活に備えて経営の勉強をすることを勧められ、承諾すると野球選手の傍ら彼の会社にも籍を置くことになる。
これまでのシリーズでは、はるかや七瀬家については『お嬢様』や『名家』などと断片的に語られるばかりでいまいちその実態が明確には描かれてこなかったが、本作で所謂『社長令嬢』であることが明らかになった。

Switch版発売の約1年前にはるかが実装されたサクスペのグッドエンドで明確に結婚を示唆するセリフを出したのは、もしかしたらある種の伏線だったのかもしれない。


性能

9では恋恋高校編以外では出会いが2回のランダムイベント頼りになることが難点ではあるものの、デートでの好感度稼ぎが同作の中でも群を抜いて楽で付き合いやすく、疲労回復手段としても安定して活用できる。

クリスマスプレゼントには交通事故から身を守ってくれる「交通安全のお守り」や、ダイジョーブ博士の強化手術の成功率アップとケガしにくさ、安定度をそれぞれ一段階上げる効果を持つ「手術加護のお守り」などがあり、さらにエンディング時点でのプレゼントの所持具合によって、最後に七瀬家の家宝(上位から剣・鏡・勾玉)が貰える。
最高判定の剣では野手だとミート大幅上昇とアベレージヒッターを、投手だとノビ4とキレ4が貰え、さらに投手で既にこの両方の特能を持っている場合、当時はまだ極めて希少な能力だったジャイロボールを覚えることができる。
また、最高判定に至らずとも鏡で逆境〇や逃げ球といったレア能力が貰えたり、逆にクリスマスプレゼント無しを含む最低判定の勾玉でも野手がミート+1(当時の基準だと最大で技術点120前後に相当)、投手がリリース〇(9では任意取得不可の優秀なレア能力)が貰え、フラグ成立が終盤だったとしても付き合う価値が十二分にある。
このことから同作どころか「シリーズ歴代最強の彼女候補」とまで評されていた。

ちなみに当時のパワプロでは、姫野カレンに代表されるように「プレゼントが優秀な彼女候補は容姿や性格に難がある。または普段の扱いが非常に難しい」という傾向にあったが、作中で明言されるほど美人で優しい性格のはるかは、その法則を打ち破った最初の彼女キャラと呼ばれることもあった。


しかし2012ではエピローグプレゼントの効果が中程度の経験点のみとなるなど育成効果が大きく低下し、同じく2012の彼女候補に採用された川星ほむらが優秀だったことも重なって評価は芳しくなかった。
一応付き合いやすさ自体は変わらず良好であり、固有のデートスポットである本屋では好感度が高いとアベレージヒッターやジャイロボールなども含むレア特殊能力のコツが手に入る可能性があるなど、運次第で高い効果を発揮できる可能性も秘めてはいたが、9で最大の長所だった安定性とは真逆の性能となってしまった。


サクセススぺシャルでは再び性能が見直され、好感度稼ぎは少し難しい部類で上述の通りクリスマスやバレンタインの効果を上げるためにデートイベントの進行と好感度稼ぎを急ぐ必要があるが、2012とは異なりイベントで特殊能力のコツが頻繁に手に入る。
また、「はるかちゃんからの想いを受けてさらに~」という固有効果があり、イベントで経験点を獲得した際に好感度が一定以上だと大量の追加経験点を得ることができるなど、性能は同作の彼女候補の中でもトップクラス。
当初は選手、彼女共に優秀な人材が多い「後イベ」キャラで他のキャラの選出を圧迫しがちなのが難点とも言えたが、基礎能力上限アップが実装されて全体的な需要が一気に前イベキャラ偏重になったことでむしろこれも長所となった。

SR以上で貰える超特殊能力(金特)も、野手の場合は確率で相手投手が次に投げる球種が事前に表示される「読心術」を、投手はジャイロボールの上位版である「ハイスピンジャイロ」を確定で得られるため、こちらも評価が高い。読心術は虹谷彩理からも確定取得可能だが、高レベルのコツが貰えるイベント大成功の確率ははるかの方が高い。ハイスピンジャイロも基本的には下位能力のジャイロボール自体がレア能力でコツが入手しづらいことため普通は必要経験点が高騰しがちだが、後述の通りはるかはエピローグプレゼントでジャイロボールのコツも手に入れられるため1人でもある程度のフォローが可能。
さらに、選択肢次第で野手は「芸術的流し打ち」、投手は「本塁打厳禁」にすることもできる(こちらも確定取得)。読心術は性能や評価査定的には最強格であるものの決してはるかの専用能力というわけではないため、他のキャラとの兼ね合いを考えると金特が任意選択可能なのは決して無意味ではない。
また、読心術は当初『パワプロ2018』などとの連動には対応していなかったが、2019年版データのアップデートに伴いアベレージヒッターの上位版である「安打製造機」に変換されるという形で対応するようになった。ある意味これも9の彼女を意識した仕様変更と考えられなくもない。

回復などを含めた総合的な安定性や使い勝手の良さは流石に9に及ばないが、上手く嵌れば極めて高い育成効果を発揮する。
また、デートイベントを4回以上経たグッドエンドでのエピローグプレゼントが3種類の選択式となっており、この中から欲しい特殊能力のコツ(全てレベル2で野手はアベレージヒッターor守備職人or打球ノビ、投手はキレ〇or球持ち〇orジャイロボール)を任意で選べ、大量の経験点(一律)も貰える。この点は判定次第でプレゼントの内容が固定された9よりも柔軟性に富んでおり、超特殊能力の選択の幅や獲得できる経験点の多さと合わせて、野手投手共に様々なタイプの選手の育成に対応可能な万能型の彼女と言える。

パワプロアプリでは他のサクスぺ先行実装キャラと同様、強化措置として「スタミナ上限アップ」が追加。そのほかは金特やイベントテーブルなどは据え置きとなっている。


Switch版では付き合いやすさなど基本的な性能は9と同じように見えるが、さらにとんでもない強化を受けて帰ってきた。
2019年時点の環境に合わせてステータスの上昇値や入手特殊能力が一部変更されているほか、今作の彼女候補に共通して、2年目のクリスマスとエンディング時に好感度が最高査定だとそれぞれで金特と下位能力のコツ(クリスマスで+1、エンディングで+2)が入手可能になった。
金特は投手がサクスぺにもあった「本塁打厳禁」であるのに対し、野手は「メッタ打ち」になっている。

ただし恋恋シナリオが無いため電話番号入手が完全に運任せのみとなっており、早期からの交際開始が難しくなった。
一方、特殊能力の仕様が改められたことで「ケガしにくさ」のランクが9当時の3を基準とした2~4の3段階から、Dを基準とするG~Aの7段階になったことで、最高ランクのクリスマスプレゼントである手術加護のお守り(1回目)と大吉のおみくじ(2回目・同効果)の恩恵を無駄なく受けられるようになった。ケガしにくさの上位版である金特の「鉄人」を得る場合にはより効果的となる。

そして遊園地と映画のデートで低確率で特殊能力が得られるのだが、彼女には評価が下がる選択肢が0といっていいので、評価を下げずにコツを狙える強みがある。

エピローグプレゼントの家宝も9と同じ仕組みで入手可能だが、超特殊能力を得られる分もあってか剣入手時のミート+2(旧シリーズ基準)とアベレージヒッター直接習得がミート+14と「対エース〇」のコツLV1、投手は「ノビ」と「奪三振」のコツLV1に差し変わるなどの変更点がある。それに対し、鏡以下は9の仕様のまま、特殊能力を直接取得で変わらず、剣の価値が下がり、特に投手は見るも無残なプレゼントの効果になっているため、鏡以下の方が都合がいい。
さらに9当時は任意取得ができなかった逆境〇やリリース〇なども現在の環境では経験点で覚えることが可能であるため、特殊能力の希少性という意味では家宝の価値は全体的に下がってしまっている(とはいえ、コツ無しで取得するなら結構なポイントを要求されるので全く価値が無いわけではない。強いて言えば投手で剣の旨味が限りなく0に近くなった)。

ここまでを見ると所々9から下方修正を受けているようにも見えるが、実は密かに反則的な上方修正も受けている。
はるかからクリスマスプレゼントとして貰えるお守りのうち「交通安全のお守り」は交通事故イベント、「手術加護のお守り」はダイジョーブ博士の手術イベントを経ると、主人公を守るために効果を発揮して消滅してしまう。はるかのクリスマスプレゼントにはランクによってそれぞれ0~4の「エンディング用ポイント」が割り当てられており、このポイントの累計によって上述の家宝のランクが決定する。そして9においてはお守りが消滅してしまうとそれに付随していたポイントも消失してしまい、家宝のランクが下がってしまう。そして最高ランクの家宝である「剣」を貰うためには最低でも手術加護のお守り分のポイントが必要不可欠であり、実質的に剣の入手とダイジョーブ博士によるパワーアップは二者択一であった。

しかしSwitch版においてはこの仕様が変更されており、エンディング用ポイントの加算はプレゼントを受け取った段階で完了し、その後お守りが消滅したとしてもポイントは存続するようになった。つまり剣(および家宝)の入手とダイジョーブ博士のパワーアップの両立が可能になったのである。元々の仕様では剣の効果とダイジョーブ博士の手術成功はどちらかしか取れないからこそバランスが取れていたと言えるのだが、幾分か剣の効果が下がったとはいえ、この両取りが可能になったことはまさしく「壊れ」と言っても過言ではない超強化である。
ダイジョーブ博士の恩恵が大きく、遊園地と映画で特能狙いで評価を下げる可能性は限りなく0なこと、そして相対的に家宝の鏡の価値が上がった関係で他の彼女候補と違って、二年目から付き合う価値が高いのも大きい(むしろ投手は二年目から付き合った方が都合いい事が多い)。

さらに半ば反則的な手段ではあるが、Switch版はインターネットを介してセーブデータのバックアップを保存することができ、手間と時間を惜しまなければセーブ&ロードでダイジョーブ博士が出るまで粘ることができるため、この仕様変更を意図的に活用することも可能となっている。もちろん従来のパワプロの仕様を考えればゲームとしてはとても正攻法とは言えないため、推奨できるテクニックではないが…。

しかしそれでも家宝の入手が確定した状況で、お守りの効果で成功率が上がったダイジョーブ博士の強化手術に挑戦できるのはまさに規格外としか言いようがなく、元々歴代最強格と呼ばれていた9からさらに上乗せされ、間違いなくシリーズ歴代最強の彼女候補としての性能を更新したと言える。はるかちゃん…恐ろしい子!

以上のように改めて最強の彼女っぷりを遺憾なく発揮しているが、その一方で2019年時点でのゲーム環境に合わせて各基礎能力の上限値が100に改められたことや金特の追加、友情タッグトレーニング成立の難化などの仕様変更、そして他の彼女候補たちの性能にも見直しが入ったことにより相対的な面では9の頃ほどはるか一強という環境でもなくなった部分もある。
例えば走力特化の野手を作る場合、9でははるかが彼女であっても友情タッグの組み方や恋恋の継承選手イベントなどで敏捷経験点を意識的に稼げば走力上限に届く程度には十分賄えたが、それが困難または不可能になったSwitch版では流石にはるかよりも、金特が走塁系な上に運次第で直上げの可能性もある栗原舞の方が向いていると言える。

それでもはるかの元来の強みである「付き合いやすいのに反則的に性能も高い」という長所自体は据え置きどころかさらに強力となっているため、金特や選手タイプなどに拘らずとにかく強い選手を目指す育成であれば、はるか一択と言える。あかつきの場合、猪狩の個人練習イベントでケガしにくさのランクアップする確率が低くなったため、決して損とは言い切れず、また、ペナントでケガによる離脱率が低くなるため、安定した戦力になれる点も見逃せない。
あくまで野手の場合は「用途に合わせて他の彼女も択に入るようになった」といった方が正しいか。

投手の場合、別モードで作れるトレジャー投手がサクセス投手と比べて素体厳選が必要とは言え、「手軽」「強力なオリジナルボールを自由に会得できる」「変化球の総変化量は確実に上回れる」という三拍子を運用素が99%絡まず作る事ができる。
強いて絡む運は育成に使うアイテムと装備運だが、トレジャーは投手のみ、それらのアイテムと装備を超絶簡単に入手する方法がある。
しかも入手アイテムと装備が気に入らなかったら「入手しました!」という画面の状態でホームボタンを押してソフトをおわるを選べばその入手アイテムが無かったことになり、「納得のいくアイテムが手に入るまで何度でも手軽にやり直せる」反則技まである(しかもセーブ&ロードを使用しないため、マジモノの裏技)。
対してサクセス投手はトレジャー投手と比べて上記の比較点に加えて「オリジナルボールは阿畑から教わるオリ変とアバタボール、会得困難なライジングショットのみ」「サクセスでは取れない金特がある」「運が大きく絡む」という点が立ちはだかる。変化球の変化量以外でトレジャーと互角の能力値すら、運が必要となり、強いてトレジャーより勝る点があるとすれば「理論上の限界値の高さ」と「取れる金特の限界数と特殊能力が多い」という点だけである。
無論、勝る二点を生かすには運が必要になる上、通常のサクセス投手ではトレジャー投手に勝てないため、天才&ダイジョーブ博士複数回成功でもないと超えられない。
上記の都合と投手のクリスマスプレゼントが澄香とはるか以外しょぼいという関係上、投手ははるか一択にならざるを得ない(澄香は彼女にする段階が厳しすぎるため除外)。

私服姿

パワプロキャラの立ち絵の服装は基本的にパターンが少なめであることが多く(例えば主人公は劇中でネタにされるほどにユニフォーム姿のみであることが殆ど)、彼女候補についても特に高校野球編の場合は制服姿とマネージャー時のジャージ姿のみで、私服姿が設定されていないことが多い。
そんな中はるかは私服姿の設定がなかった9の出身でありながらも、Switch版発売の時点でなんと歴代で3種類もの私服姿(2010、2012、Switch版マイライフ)を披露している。おそらく彼女候補の経験があるキャラとしては姫野カレンに次ぐ数であり、これもはるかの出演回数の多さ故と言えるだろう。
各私服姿の詳細は以下の通り。

  • 2010:白地に灰色の模様が入った上着。下はピンクのスカート。この作品のみ髪型が変わっており、ロングヘアーを一本に束ねて肩の前に流している。
  • 2012:ピンクのワンピース。バイトの際にはその上から白衣を羽織る。
  • Switch:上が白のブラウスと赤のカーディガン。下は花柄で淡い黄色のスカート。

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パワプロ 早川あおい

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