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「動物に 見せる笑顔のあたたかさ」


概要編集

初登場はパワプロ9。誕生日は5月27日

主人公の同級生で、クールビューティ眼鏡っ娘。彼女候補の一人。

あかつき大附属高校四条賢二を兄に持ち、あかつきのシナリオを選ぶと野球部のマネージャーとして登場する。


兄の賢二と同じく冷静沈着で頭脳明晰、マネージャーの仕事もテキパキとこなす才女だが、その裏では兄をはじめ周囲が自分の人柄を決めつけてしまっていることに不満を抱き、悩んでいる。

犬が好きで、賢二とのイベントを進めていくと、澄香が度々マネージャーの仕事をサボって野良犬の世話をしていたことが判明し、更にイベントを進めると彼女が賢二にその犬を飼いたいと願い出る。

その結果、犬を飼う許可は下りたのだが、澄香よりも賢二の方が犬にゾッコンになってしまった。


歴代のサクセスでは彼女がいる状態で最終的にプロ入りに失敗してしまうと、大体の場合エンディングで彼女にフラれてしまうという死体蹴りのような追い打ち演出が入るが、澄香の場合は珍しく主人公を見捨てることなく寄り添い続けることを宣言し、その後の人生においても主人公はプロ入りの夢は叶わなかったものの澄香とは結婚したことが語られるという、ゲームオーバーに変わりはないものの心情的には大分救いのある展開となる。


後発の作品では『2016』以降の「パワフェスモード」、『2018』の追加モードである「名将甲子園」ではマネージャー候補として登場。さらに『パワプロアプリ』『サクセススペシャル』であかつき大附属高校の実装に伴い、再びマネージャー兼彼女候補として実装された。

なお、アプリとサクスペでは兄である賢二が主人公や猪狩守と同年齢になった事により、主人公より1年下の後輩になった。


同級生だった9では基本的に歯に衣着せぬ物言いで接し、たとえ好意的であっても冷静さを崩すことなく淡々と対応する場面が多かったが、後輩となったアプリ・サクスぺ版では常に敬語で話し物腰が柔らかくなっているほか、不測の事態に取り乱す様子が度々描かれたり、犬だけに限らず可愛い物全般やクレープなどの甘い物が好きであることが明かされる、焼き肉屋ではカロリーの高さを気にするなど、年頃の女の子らしさが格段に上がった。


主人公との交際についても、9では基本厳しめな口調で高圧的に接する場面(いわゆるツンデレ)が少なくなかったが、こちらでは非科学的と分かっていながらも恋占いの本に縋ろうとしたり、主人公のために徹夜でデートプランを考えたりと、一転して情熱的かつストレートに愛情を示すようになった。特にエピローグにおける主人公との情愛の応酬は必見。

ちなみに部の中には彼女を恋愛対象として捉える人が殆どいなかったようで、あかつき編で彼女と恋仲になると兄の賢二を除いた部員全員から祝福され、各十傑打倒ゲージが減少する(賢二のみ増える)という大きな特典がある。あの猪狩守も祝福していると考えると、なかなか興味深い。


クールな一面に隠れているが、あかつき大附属時に矢部がフィギュアを買うために練習をサボることを主人公に報告するよう言われた際も「あのメガネ・・・」と悪態をつきながらも兄にうまく取り繕う一面がみれ、学内で抜き打ち試験があるイベントでは知り合ってさえいれば評価に関係なく主人公の部屋で一夜漬けで勉強を教えるのを引き受けてくれる(なおあかつきでのみ賢二が止める分岐がある)など、実はかなり面倒見がいい。

ゲームオーバー時に主人公を見捨てないのもこういった彼女の面倒見のよさの表れともいえる。


アプリ・サクスペでは前イベキャラで、SR以上でデートイベントを完遂すると貰える超特殊能力のコツは野手が「メッタ打ち」、投手は「内角無双」となっている。

常設キャラであるため厳選以外では基本的にどのガチャでも入手できる可能性がある。性能のインフレが常であるこのゲームでは流石に現在では型落ちとなってしまっているが、上述の通りあかつき大附属のシナリオにおいて特効を持っているため、強化イベントでは手持ちが足りない初心者などにとっては非常に頼りになる優秀キャラでもある。


コンボイベントでは兄の賢二のほか、犬好きから派生してヴァンプ高校所属の狼男である灰塚朔夜とイベントがある。基本的に狼状態(実際は可愛い犬にしか見えない)の灰塚は他人に触れられるのを嫌がるが、澄香の場合はよほど心地良かったのか一切抵抗することなくなすがままにされていた(ただし直後に主人公が触ろうとすると途端に全力で威嚇し拒否している)。

また、コンボイベント自体は無い(一応兄2人のコンボイベントで間接的に関わるが)ものの、覇堂高校のマネージャーである木場静火とは同い年で、シスコンの兄を持つという共通点があることから意気投合して友人になっている。



2019年6月27日発売のSwitch版では、サクセスの内容が9のリメイクとなっているため学年、性格も旧来の設定で登場する。

現在の環境に合わせて他の彼女候補共々2年のクリスマスやエンディングの特典として超特殊能力が実装され、澄香の場合は野手が「左キラー」、投手はアプリ・サクスペと同じく「内角無双」のコツを貰える。


この作品ではサクセスだけでなくマイライフでも彼女候補として登場し、結婚することも可能。サクセスで澄香を彼女にした状態でクリアした選手を使う場合はマイライフにも恋人状態で引き継ぐことができるほか、それ以外でもマイライフ内で出会い、交流することで彼女にできる。

マイライフでも性格は基本的に9準拠であるが、社会人になったことも影響しているのか口調などは大分柔らかくなっている。


高校卒業後の進路については『11』では獣医となって動物病院を開業した兄と一緒にナース(看護師)として働いているという設定だったが、こちらでは高卒で管理栄養士の資格を取って主人公の所属球団のスタッフとなっている。ただしこちらでも昔は動物病院の看護師を夢見ていたことがイベントで語られる。


サクセスでは料理の技量自体は優れているものの、味や香りよりも栄養価を優先しすぎるあまり、公園デートの手作り弁当では主人公のやる気を下げる結果(ただし、パワーが2上がるのは非常においしい)となってしまっていたが、マイライフではプロの管理栄養士になったこともあってか料理への意識もかなり向上したようで、街デートでは料理の本を買い漁っている。


交際が進むと、主人公を取材していた女性記者に早とちりとやきもちから怒りの感情を露わにしてしまうイベントが発生する。これによって所属選手全員を公平に支えなければならない球団スタッフであるにも拘らず、自分が恋人の主人公1人に依存し過ぎていることを自覚し、自分を見つめ直すために一時主人公と距離を置くことを決意。料理と栄養学の勉強のために1人で世界を渡り歩く旅に出ることになる。

この後澄香が帰ってくるかどうかはその後の主人公の行動次第であり、「20年以上経っても帰ってこない」という声もあるほど。現在帰国のフラグとして有力視されているのが「お出かけスポットの1つである『料理研究所』を1ヶ所レベル2以上にする」(場所はどこでも可)と「1軍で好成績を残す」(タイトルホルダー必須?)の2つを達成することで、これが満たされればほぼ確実に帰ってくる。ただし決定的な条件の詳細については未だ未解明となっている。

条件を満たすとその翌年のシーズン中に帰国し、「まだ貴方の気持ちが変わっていないのなら…ずっと、1番近い場所で貴方の体作りをサポートさせてほしいの」と告げて復縁し、以後プロポーズすることが可能になる。


結婚式では両親が登場する。賢二は存在こそ語られるもののマイライフでは直接登場することはなく、結婚式でも澄香の花嫁姿を見ると「眼鏡が涙でくもるから」と出席を辞退し、代わりに両親に言付けを頼んで澄香の結婚を祝福した。


高嶺の花?編集

9では基本的にマネージャーを彼女にする上では、デフォルト設定で該当キャラの母校になっている学校でプレイすると電話番号入手に必要なランダムイベント数が減少したり実質的な定期イベントに底上げされるためその分早期に彼女にしやすくなるのだが、澄香の場合のみ真逆であかつきが一番彼女にするのが難しい。

というのも、他の学校ではランダムイベント2回、あかつきでは1回が必要になるのだが、他校ではプレイ開始直後の1年4月からイベント発生の可能性があるのに対し、あかつきでは展開の都合上兄の賢二がキャプテンに就任していてかつ遠征中ではない1年9月~2年7月までの間しかイベントが発生せず、この機を逃すと絶対に彼女にできない


9では唯一エンディングプレゼントを持つ七瀬はるか以外は彼女からの最大の恩恵が2回のクリスマスプレゼント(特に1年目で最高プレゼントを貰った後の第2最高プレゼント)であるため時間的な余裕がまったくなく、しかもどのデートにも安パイの選択肢が存在しないため好感度上げも同作では一際難しい。解禁直後に電話番号を入手し、他の全てを放置してクリスマスまでをデートに費やし、都合よく好感度を稼げれば何とか届くかどうかという話であり、あかつきで彼女を狙うのは文字通りネタレベルの超高難易度である。


また、無事に1年目で最高プレゼントである野球超人伝を入手したとしても、パワーヒッターと広角打法は実戦打撃でも入手できるため、野手でもメリットは皆無、投手は0とあかつきでも悲惨な状態である。


澄香を彼女として最大限に活用して育成をしたいのであれば、一番適した舞台は優秀な継承選手を満載した状態の恋恋高校だろう。その場合も歴代最強の彼女であるはるかがマネージャーという高すぎる壁が立ちはだかるが…。

一方あかつきでは澄香の代わりに姫野カレンとの出会いが定期イベント化しており(1年7月3週までに確定発動。イベント数も他校の4回から2回に減)、シナリオイベントでもちょくちょく絡んでくる。ちなみにこの2人は犬猿の仲であり、シナリオ上でもいがみ合っている。


Switch版では仕様変更により、11以降と同様にマネージャーがランダムで各練習を見に来るようになったことで電話番号未入手状態でも能動的に評価稼ぎができるため、多少はあかつきでも彼女として活用しやすくなった。

また、完全に野手専用の彼女だったことも反省されてか、投手用のプレゼントも用意され、投手でもメリットがあるようになる。投手の場合は野球超人伝で対左打者+と尻上がり、二の巻でジャイロボールと球速+3km。これは投手のクリスマスプレゼントによる能力直上げと取得だけ見れば最強の効果である(はるかはダイジョーブ博士が絡むので除外)。

ただし結局電話番号入手可能時期など基本部分は変わりがなく、その上9と異なりサクセスのシナリオ自体がパワフル高校とあかつき大附属の2つのみで実質あかつき一強状態となっている。また、あかつきをゲームレベルノーマルでプレイした場合、ロックオンが使えるため、実戦打撃をすることで、プレゼントでもらえるパワーヒッターやら広角打法のコツをリメイク元の9以上に楽に入手し放題なので、野手での澄香の価値がなおの事なくなり、はっきり言って0に近い状態になってしまっている。投手ははるかに次ぐか同レベルの強力なプレゼントなので、見返りは大きいが、安牌の選択肢が皆無で、遊園地や映画で特能のコツを評価を下げずに入手する選択肢が限られる彼女にそこまでの価値があるかどうか・・・。


ちなみに9には存在したがSwitch版では抹消されている特殊能力がいくつかあり、そのうち「4番〇・✕」(遊園地デートで3回連続アトラクションに乗れなかった次の選択の結果次第で取得)や「連打〇」(1年目のクリスマスで好感度を175~185にして「強打者の極意」をもらう)など、澄香の固有イベントに絡んでいたレア能力が少なからず対象となったことで他の特殊能力の取得やコツに差し替えられてしまったのも、澄香を彼女に選んだ育成の個性や独自性が失われたという意味では惜しい所といえる(例えば前述の遊園地デートの選択肢4回目成功は「送球のコツ」、1年目の強打者の極意は「パワー+3と流し打ち取得」に変わっている)。

特に連打〇は9だと澄香のプレゼント以外では遊びコマンドのランダムイベントでしか入手手段がない極めて希少な特殊能力だったため、これを失った影響はかなり大きい。


それでも総評をするなら野手はスラッガー向けかつ、左キラー入手で打撃能力を突き詰めたい時に適しており、投手ははるかをアテにしない場合にとことん強い先発投手を目指す人向けの彼女と言える。彼女の気難しさをうまく付き合えるか・・・それにかかってると言っても過言ではない。


一応電話番号未入手状態でも好感度が一定以上であればバレンタインでの告白イベントは発生するため、あかつきでも期間限定のランダムイベントに頼らずに練習での好感度稼ぎだけで彼女にすることは可能となった。

上述の通り、マイライフへ引き継げば結婚することも可能なため、澄香が好きな人はぜひ挑戦してみてほしい。


関連タグ編集

パワプロ

あかつき大附属高校 四条賢二

須神絵久:パワプロ13に登場する彼女候補であり、灰凶高校のマネージャー。こちらも澄香と同じく主人公がプロ入りに失敗しても見捨てる事はしない。

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