CV:西山宏太朗
概要
『MAJOR2nd』の主人公茂野大吾の友人であり、大吾を再び野球へと導くことになる存在。
大吾の父(前作の主人公茂野吾郎)の親友で生涯のライバル佐藤寿也のひとり息子。
ショートヘアーに眼鏡着用(裸眼だと近視と乱視)と、外見は父そっくりである。
小学6年生の時に大吾の通う小学校に転校してきた。
アメリカ生まれアメリカ育ち。
その所為か、思ったことや感じたことを隠さずに口にする傾向にある。
野球選手だったパパを誇りにしていて、2世であることを(大吾のように)隠そうともしない。
行動力もあるため、当初、大吾は引っ張り回されることに…。
「野球はいつでも出来るから小さい頃は色々なスポーツをやっておくべき」と言う父親の教育方針により、サッカー、バスケ、テニスなどの経験はあるが、野球経験は無く、中学に入る前に、未経験の野球をやってみたいと言う軽い気持ちでドルフィンズへ入ったことが、大吾と光の2人の転機となる。
「派手で退屈しなそう」という理由だけで、ピッチャーを志望し、大吾にキャッチャーになるよう頼み、二人はバッテリーを組むことになる。
実は両親は彼が7歳の頃に離婚しており、親権を持つ母親と暮らしている。
本来なら母親の旧姓(坂口)になるはずだが、「独りぼっちになるパパがかわいそうだから名前だけでも僕にパパの印を残してあげたい」という理由で、戸籍は「佐藤」姓のままとしてそちらを名乗っている。
父・寿也がメジャーリーガーで居るうちは毎月会えるようにとアメリカのニューヨークで暮らしていたが、寿也の引退を機に光たちも日本へ引っ越すこととなった。
ただ父子のセリフからアメリカに居たときほどは会ってない模様。
のちに母親の母(おばあちゃん)の介護のため、母の実家群馬へ再び引っ越すことになる。
両親(特に母親)に対して、どこか遠慮があり、素直な気持ちを言い出せないところがある。
寿也との会話の中で「(野球をはじめようとした時に)ママにだいぶ嫌な顔されたけど…」とあったので、日本へ来るまで野球をしたことを無かったのは、父の教育方針だけでなく、母への遠慮からと言うのもあるのかもしれない。
中学生編
第176話より再登場。
だが、その風貌と内面は以前と全く変わっていた。
中学では坂口光を名乗り(戸籍上は現在も佐藤姓)、眼鏡着用をやめている。
大吾と離別した後は、中学1年で再び神奈川在住となっている。
中学は辻堂で、一軍であるAチームの正捕手。
母の再婚といった家庭環境変化も影響しているのか、あれほど慕っていた父のことを毛嫌いする、女子ばかりの風林中野球部というぬるま湯に浸かっていた大吾を見下すなど、中学時代の父と同じ、あるいはそれ以上に性格が悪化している。