「サクサクと パンを切るよな ブレッドシュート」
概要
『実況パワフルプロ野球2018』に登場するキャラで、サクセスシナリオの1つである「五竜郭高校編」に登場する。
CV:山口智広
五竜郭高校における主人公の同期の1人。幼少の頃から「天才」と言われ注目され続けてきた凄腕の投手。左投左打。『2018』ではサブポジションとして外野手適性を持つ二刀流選手であり、『パワプロアプリ』と『サクセススペシャル』の守備適性は投手のみであるものの、いずれも野手能力がかなり高く設定されている。
家は父親が経営するパン屋であり、経営状況が良くなく自身も早朝から手伝いを続けていて、手伝いと練習のせいでいつも寝不足気味。家がパン屋であることにちなんでか、決め球はオリジナル変化球の「ブレッドシュート」。ユーザーからのあだ名もまんま「パン屋」である。
非常に真面目でストイックな性格で、当初は主人公にもかなり厳しく接していた。しかし家の店で出しているカレーパンを褒められたことに喜び、態度を軟化させるようになる。寝不足のせいで目つきが悪い上に厳格な性格であるため誤解されがちだが、親しくなると柔和な表情も見せるようになる。
父親は本編20年前の甲子園大会決勝で五竜郭高校を破って優勝した千秋楽学園高校の元エース。母親はその頃から付き合っていた女性だったが、覆水が幼少の頃に亡くなっている。
パン屋の経営が良くないのは父親が利益を度外視して拘った食材でカレーパンを作り続けていることが一因。さらに物語2年目になると父親は突然母校である千秋楽学園の野球部の監督になるために店を畳んで引っ越すことを決め、覆水も転校する羽目になるなど、何かと父親の身勝手に振り回される苦労人として描かれている。
その後はかつての父親と同じく千秋楽学園のエースとなり、3年目夏の甲子園大会決勝でラスボスとして主人公の前に立ちはだかる。
卒業後は主人公と同じくプロ入りしたことが語られ、サクサクセスでは北海道日本ハムファイターズの所属になっている。
市枝いちごの登場イベントで、悪質なナンパに絡まれる彼女を助けたことをきっかけに惚れられてしまい、その後幾度となくアプローチを仕掛けられる。当初は適当にあしらっていたものの、条件を満たすと最終的には折れて彼女の想いを受け入れ、エピローグで結ばれる。
ちなみに女性の好みは「妹系」らしい。
パワプロ2018のほか、同作の発売を記念して榎下舞那美と共に『パワプロアプリ』と『サクセススペシャル』にも実装された。
得意練習は球速で、投手育成時には不確定ながらブレッドシュートを教えてもらえる可能性があるほか、選択肢次第で超特殊能力の「驚異の切れ味」を確定で覚えることもできる。野手であれば「エースキラー」が確定で取得できるが、タッグ練習もできないため実際は野手育成で使う意味は殆どない。
パワプロ2020のパワフェスでは「メガビット千秋楽および海月佐和蟹連合」の主将として登場。
栄冠ナインクロスロードではPRキャラとして実装。自慢のブレッドシュートはシュート方向の変化量が7以上且つ「低め○」以上を所持している際に固有戦術として使用できる。
関連人物
出井田文飛、鞍馬貴史、大一万大吉、咲須かのん メガビット千秋楽および海月佐和蟹連合のメンバー。