概要
パワプロアプリの3周年より毎年年末年始にTwitter/X上で開催されているイベント。
第1回目は「パワプロTV」特別企画 3周年記念ファンアートキャンペーンとして開催され、第2回目はファンアート&スクショ選手権として開催。第3回目以降はファンアート選手権として開催されるようになった。
オリジナルキャラ部門とやきゅうしようよ部門の2つの部門があり、それぞれで最優秀賞及びスタッフ特別選考賞(2018年より)の2つの賞が存在し、受賞されると報酬としてパワストーンやガチャ券が貰える。
例年のスケジュールは12月中旬~1月上旬にTwitter/X上への投稿期間、2月上旬に優秀賞を受賞した作品への投票期間。3月上旬に結果発表が行われる。
なお、第8回目の開催は例年より早く秋に開催されることが告知され、スケジュールは9月末~10月中旬にTwitter/X上への投稿期間、12月下旬~2025年の1月上旬に優秀賞を受賞した作品への投票期間。2025年の冬頃に結果発表が行われる予定となっている。オリジナルキャラ部門の優秀賞のノミネートは野手と投手それぞれ5キャラずつの選出の計10キャラとなっているが第8回目の開催では最優秀賞のみとなっており、スタッフ特別賞は設けられていないことが告知されている。
傾向としてはやきゅうしようよ部門よりもオリジナルキャラ部門の投稿が多く、オリジナルキャラ部門では制約の無かった第5回目までは選手キャラの投稿が多くマネージャー等のキャラの投稿は少ない傾向にあった。
pixivにおいては受賞を問わず各部門に投稿したイラストをpixivにも投稿するユーザーが見られる。当記事においては性質上オリジナルキャラ部門に関する記述を多く取り上げている。
Twitter/Xでは「#勝手にパワプロオリキャラファンアート」というタグでお互いの投稿したキャラをイラストで投稿して交流するユーザーが見られる(ちなみに公式も認知している)。
注意事項
投稿する際に注意すべき点は、期間中にアプリ内に掲載される応募条件や募集要項に反しない形であれば大丈夫であるが特に
- ゲームIDが必要な為パワプロアプリをプレイしている必要がある。
- パワプロアプリ公式Twitterをフォローしている必要がある。
- 18歳未満であれば親権者等による同意が必要。
- 投稿した作品の著作権はコナミにある。
- 他人と制作した、もしくは他人が作った作品は投稿できない。
- 過去に優秀賞を受賞した作品は次回以降投稿できない。
- 規定のファイル形式およびサイズに収めたイラストにする必要がある。
辺りは気を付ける必要がある。
当然であり大袈裟かもしれないが実際に他人の制作した作品を投稿したユーザーがいたためである。また、親権者による同意に関しても親にアカウントがバレてしまったというユーザーがいたようでこの辺も注意するべき点であろう(普段から良識ある行動を取っていれば問題ないが)。
著作権においても公募企画に投稿した作品であるため当然であるが、特に優秀賞を受賞したキャラについては著作権がコナミにあるが作品に登場するわけではないという曖昧な立ち位置となってしまうため投稿するのであればある程度の覚悟は必要である。
ファイル形式やサイズに関しても素敵な作品でも条件を満たしていなかったため選考から落ちてしまったというケースもある。
また上記概要欄のハッシュタグにおいてもある程度の良識は必要で、他人に描いてもらいたいという気持ち故のリクエストは節度をもって行うことを推奨する。無論無償のリクエスト等は描き手の良心故だったりするので本当に描いてもらいたいのであれば(若干グレーであるが)コミッション機能を活用するのを推奨する。
詳細は伏せるが実際に荒れてしまったことがあるためである。
ソシャゲという敷居の低さや野球は分からないが公募企画に惹かれてパワプロアプリを始めたユーザーも見られるが良識と節度を持って企画を楽しむことをおすすめする。
また、ハッシュタグのみのツイートやイラストではなく変な画像だったり公式のイラスト、テンプレートの画像のみのツイートも投稿されているがただの冷やかしにすぎずそんなことをしても入賞するわけがないので間違っても同じようにそういった行動もしないように。
ちなみにTwitter/X内で「〇〇(部門のタグ) pic」と検索すると文章だけのツイートは除外されるので多少は見やすくなる。しかし、オリジナルキャラ部門のタグに関しては何かしらの勘違いしてパワプロと関係ない自作のイラストにタグを付けて投稿しているユーザーもいるので投稿が見辛い原因の一つとなっている。
オリジナルキャラ部門
オリジナルキャラ部門でどちらかの賞に入賞すると受賞したキャラがイベキャラとしてパワプロアプリ(サクセススペシャル)に実装され、栄冠ナインクロスロードや据え置きのパワプロシリーズにもパワフェス(パワプロ2022以降)やパワターとして登場する。
8月のパワプロの日が近づき、最優秀賞のキャラが実装される際には衝突イベントというキャラのお披露目イベントが開催されている。
黒戸もね、天音姫恋、本場あんこ、蒼鳥つばさの実装時に開催。理由は不明だが石触宴舞とササエルの実装時には開催されなかった。西矢田来一の実装時にも衝突イベントは開催されなかったがその代わりか西矢田のキャラ設定に合わせて「クイズ!西矢田来一のどっちが正解?」というクイズイベントが開催された。
第6回ファンアート選手権よりオリジナルキャラ部門はポジションなどの指定が行われるようになり、第6回ファンアート選手権以降では投稿受付を開始したタイミングで野手のみという制限が付いたことが発表されたためにあらかじめユーザーが用意していた投手・彼女・相棒キャラが投稿出来ないと言う事態が起きた。
2023年のパワプロアプリ9周年直前のパワプロアプリチャンピオンシップスの生放送では例年行われていたファンアート選手権の告知の情報が無く、第7回ファンアート選手権は開催されないと勘違いしたユーザーが続出した。とはいえ、告知が無かっただけで例年と同じタイミングの12月の中旬に作品の投稿の募集が開始された。ちなみに第7回もオリジナルキャラ部門は第6回同様ポジションは野手のみの指定となった。第8回目の開催においては投手もしくは野手の指定となっている。
受賞したキャラ
優秀賞を受賞したキャラは各回のキャラの項目を参照。
黒戸もね(くろともね)
第1回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
絵を描くことが得意で思ったことを絵に描いて伝える癖がある。
天音姫恋(あまねかれん)
第2回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
カップルを観察するのが好みでカップルたちからは恐れられている。
本場あんこ(ほんばあんこ)
第3回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
相撲部を兼部しておりおもちゃのバットでホームランを打ったという噂がある。
菊度アイラ(きくどアイラ)
第3回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
表情豊かで考えることがバレるので仮面をしている。
石触宴舞(いしざわえんぶ)
第4回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
移動式のサーカス団の花形曲芸師。
白霧凍子(しらきりとうこ)
第4回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
ロジンバックでマウンド上を粉まみれにしてしまうために雪女と呼ばれている。
蒼鳥つばさ(そうどりつばさ)
第5回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
両親が飛行機に関わる仕事をしているためパイロットに憧れている。
串社玉緒(なやしろたまお)
第5回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
かっこいい女性に憧れている小柄な野手。
西矢田来一(にしやだらいち)
第6回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
どんなことにも素早い判断を下す...ようになりたいと思ってる女子選手。
上下沙優(うえしたさゆう)
第6回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
宇宙生物に寄生された女子選手。
ササエル(ささえる)
第7回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
天界の天使。翼の怪我で天界へ帰れない所を主人公に助けてもらう。
D:LIVE(ドライブ)
第7回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
野球部に誤配されて来たロボット。元々はあらゆる運搬を請け負う配送用ロボ。
やきゅうしようよ部門
やきゅうしようよ部門では一枚絵のイラストの募集となっている。テーマは自由で主に好きなキャラ、その年に実装されたキャラ、試合のワンシーンなど様々な作品が投稿されている。
やきゅうしようよ部門でどちらかの賞を受賞するとパワプロアプリ起動時に画面にイラストが表示される。
その他
上記の通りパワプロアプリ4周年の際に開催された第2回目はファンアート&スクショ選手権として開催されており、スクショスクープ部門というパワプロアプリ内で変わった光景をスクリーンショットして投稿する部門が存在した。
実況パワフルサッカーではお題に沿ったイラストを投稿するパワサカイラスト王選手権が2回開催された。