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連翹の編集履歴

2014-10-05 14:10:40 バージョン

連翹

れんぎょう

レンギョウ(連翹)とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属(学名: Forsythia)の総称

概要

レンギョウ(連翹、学名: Forsythia suspensa (Thunb.) Vahl[1])は、モクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹。別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。

古名は、いたちはぜ、いたちぐさ。中国名は黄寿丹。

英名はゴールデンベル (golden bells, golden bell flower)。


種小名の suspensa は、枝が“垂れる”意味である。


和名のレンギョウは、漢名の連翹を音読みしたものであるが、実は誤用されたものであった。

そもそも原産地の中国で連翹とは、トモエソウ(学名: Hypericum ascyron、中国名: 連翹(大連翹))もしくはオトギリソウ(学名: Hypericum erectum、中国名: 小連翹)のこと。

これらどの実も薬用されていたこともあって、日本では、現在のレンギョウの実が連翹と誤って売られるようになり、ついにはレンギョウが連翹として認識されるに至った。

しかし、現在も中国において連翹と書くとトモエソウもしくはオトギリソウのことを指す。


特徴

雌雄異株。


繁殖力が旺盛で、よく繁る。

樹高は1 - 3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができる。枝は竹のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる(このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名が付いた。この呼称は最初、本来の連翹(トモエソウ)との誤用に気付いた時、区別するために使われた)。


まだ葉が芽吹く前の早春(3 - 4月頃)、2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。


その花が咲き終わる頃、入れ違うかのように今度は、緑色の葉(長さ3 - 10cm、幅2 - 5cmの長卵型。

葉先は鋭尖で、葉縁にまばらな鋸歯がある)が対生に芽吹き、それが秋になると濃緑色、概憤色(くすんだ黄緑色)、紫色と順に変色し、最後に落葉する。


付いた果実は漢方薬として用いられる。


花言葉

2月12日の誕生花で

花言葉は

「希望」「かなえられた希望」「集中力」



関連タグ

植物 自然


2月12日の誕生花

プリムラ・マラコイデス アマリリス ネコヤナギ トキワマンサク

キツネノマゴ

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