米Riot社が運営しているオンラインゲーム。 WindowsならびにMacと対応している。
Warcraft3:The Frozen throneのUMSである「DotA Allstars」の流れを汲むDotA(AOSとも)と呼ばれるジャンルに属している。
国内外で非常に人気が高く、現在、一日あたり2700万人がプレイしており、1時間あたりの同時接続数は750万人と、世界で最も多くプレイされているオンラインゲームであると言われている。
課金システムが存在するものの、無課金でできないことはほぼない(キャラクターの外見を替えるskin・サーバーの変更のみ課金限定。これはゲーム内での強さに対して何も影響を与えない)。またオンラインゲームによくある尋常じゃなく出にくい「レアアイテム」や異常に時間のかかるレベリングシステムが存在しないため、課金者と非課金者に強さの差が出ない非常に良心的なつくりになっている。
日本語Wikiの充実度もかなり高く、中学生レベルの英語力であっても遊ぶ事は充分に可能。Ping機能(ミニマップに警戒や集結などのマークを打つ)などから、英語を使わずとも最低限の意思疎通は可能なところもポイント。
競技性と人気からe-Sportsとして世界的に認められており、本国では1000万円規模の賞金が出る大会が開催されたり、プレイヤーならびにチームへスポンサーがつくこともある。今日では日本国内でもプロリーグが開催されるようになった。
プレイヤーは100種類以上いるキャラクター(Champion)から1人選んで操作する。Championには様々な個性があり、どのChampionにも他のChampionにはない要素があると言っても過言ではない。
キャラクターもたっているため、お気に入りのChampionがきっと見つかる。詳しくはLeague_of_Legendsに登場するChampion一覧を参照。
ゲームシステム
各プレイヤーの操作するChampionはゲーム毎にLv1,少しの所持金を持った状態でスタートする。Championは敵陣Nexusから湧いてくるザコ敵(Minion)や中立モンスター、相手Championを倒すことでお金と経験値を入手し、レベルアップしていく。レベルアップ毎に基礎能力が向上するほか新しいスキルを憶える、もしくはスキルをパワーアップさせることができる。また稼いだお金は武器や防具、アイテムを購入することに使うことができる。
例えるならばこのゲームはRPGの戦闘システムの縮図(ザコ敵(Minion)を倒してお金と経験値を稼ぎ、より強い装備を入手し、中ボス(相手Champion)を倒し、敵ダンジョンの最深部までいく(Nexusを破壊する))であるといえる。RPGと異なるのは、味方も敵も一人ずつ操作しているプレイヤーがいることだろう。
その性質から、往年のRPGと同じように、チームには壁役のTankやダメージソースのMarksman/ADC、魔法を使うMageや味方を援護するSupportなど、様々なRole(RPG風に言うならジョブ)をバランスよく用意することが定石となっている。
もちろん相手も全く同じ条件なので、味方との連携や相手への妨害によってレベル・装備を先行させたり、逆に妨害されないよう連携を崩したりする必要がある。
ゲーム中にHPが0になっても一定時間経つと復活できる。しかし負けると相手に多大なお金と経験値を与えてしまうほか、復活までの間自身は経験値もお金も稼げないため、死ぬ回数が多ければ多いほど相手のほうが加速度的に強くなってしまう。また、復活にかかる時間はレベルが上がる毎に上昇していくため、終盤では一度のデスで試合が決まることもある。
ゲームモード
Classic(Summoner's Lift)
チームメイトと協力して相手の陣地にあるNexusという建造物を破壊する事が勝利条件。逆にこっちのNexusを破壊されたら負け。マップはSummoner's Lift。5vs5のチーム戦。
最もポピュラーかつベースとなるゲームモードで、プロチームの試合も基本的にこのモードで行われる。いわゆるランクマッチであるRankedやNormal、vsAIなどで遊ぶことができる。
Classic(Twisted Treeline)
Classic(Summoner's Lift)のMap違いバージョン、3vs3となっており奇襲や視界の奪い合い以上にレーンでの殴り合いが大きな要素となってくる。
TeamBuilder
基本的なルールやマップはClassic(Summoner's Lift)と全く同じ。ただし、Champion等の決定法が異なる。
Classicではメンバーが揃ってからChampionならびにRoleの割り振りを行うのに対し、TeamBuilderでは自分の使いたいChampionとRoleを決めたうえでメンバーとのマッチングを行う。
Classicと異なりChampionどうしの連携やTeamとの相性といったものが偏りがちだが、人気RoleやChampionの練習にはもってこいのモード。
ARAM
Howling Abyssで行われるモード。ARAMはAll Random All Midの略称であり、このモードでは自分が好きにChampionを選ぶことはできず、所持Championの中からランダムに選択される。
また、マップは完全な一本道であり、常時集団戦状態となる。試合時間がClassicより短い事が多いため、FirstWinBonusのためにやる人も。
Dominion
5vs5で行う陣取りゲーム。相手を打ち倒したりキャプチャー地点を占拠することで、相手チームのポイントを減らすことができ、先に相手のポイントを0にしたほうが勝ち。
セガのアクションゲームボーダーブレイクに例えるなら、コア凸できない代わりにプラント占拠で相手のコア耐久値を減らすことができるモード。
少々マイナーだが、Dominion独自の戦略が存在するためコアな層から人気がある。
期間限定
Ultra Rapid Fire
2014年のエイプリルフール企画で用意された期間限定のモード。原則的にはClassic(Summoner's Lift)と同じだが、全ChampionのCDが1/5に、Mana/Energy消費が0、移動速度の増加、rengedチャンプが得られるASが倍&クリティカル時の威力アップ、Tenacityが25%アップとなっている。
Wukongは何匹にも分身し肝心の本体は常に見えず、Hecarimは鎌を振り回し一人だけ三國無双状態、Alisterは画面端に運搬する無限コンボを、BrandやTaricは無限Stunでハメ殺してくるなど、ルールの崩壊した世紀末のような様相を示している。まさにクソゲー。
……のはずなのだが、余りにもクソゲーすぎたのか一周回って神ゲーと化している。
その爽快感やChampionの笑うしかない挙動や動作、普段陽の目を浴びることのないUrgot様が輝けるなどの理由からかなりの大好評っぷりをみせた。まるで某世紀末スポーツアクションゲームのようである。
URF七英雄(Hecarim,Alister,Nidalee,Wukong,Soraka,Kayle,Karma)は今日も元気にゲームをぶっ壊している。
大好評すぎたのか、まさかの期間延長。URF七英雄のうちHecarim,Soraka,Nidalee,Alistar,KayleがBanされ、追加でSkarnerがBanされ1週間続投されることに。
ちなみにCustomやvsAIでも遊ぶことができるが、Fizzなど壁抜けにも練習を要したり、スキルを1つずつ使うコンボがメインとなるChampion使いにとっては、練習する際、無駄に時間をかけずに行えたりするというメリットがあったりする。
One for All
League of Legendsでは、原則として一度の試合に同じChampionを選択することができない。(Blindのみ仕様上、敵と味方のChampionが被ることはある。)
しかしこのモードでは、全てのプレイヤーが強制的に同じChampionでゲームをすることになる。
マップはARAMと同じくHowling Abyss。
1試合につきだいたい20-50分。チームは試合ごとに原則的に近いレベルの人が自動でマッチングされる。もちろん友達と一緒にチームを組むことも可能。
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