概要
電波(念波)で仲間と交信する性質を持つ、カタツムリのような姿をした生物。人間が受話器やボタンを取り付けたことで、特定の電伝虫と交信し、電話のように使用することが可能になっている。部品を接続すればファックスとしても使える。大きいので携帯には不便だが、世界中との通信が可能。公衆電話のようにボックスの中に置かれた「公衆電伝虫」もある。
人間が受話器に喋ると、受信側の電伝虫が、喋っている人間の感情や表情を真似しながら声を伝える。使用していない時は眠っている。生物であるため、極寒など過酷な環境では使用できない。人間に捕まると安全と生活が保障されるので、人に捕まることを嫌がらない。着信音を意味する鳴き声は「プルプルプルプルプル」。電伝虫が泣き出すのは緊急信号だが、海軍が使う罠の可能性もあるため信憑性は50%以下とされている。
以下のように、多数の亜種が存在する。
種類
子電伝虫
手乗りサイズで携帯に便利。ただし電波が弱く、通信範囲は狭い。カメラの様に撮影して記録保存するタイプもある。
黒電伝虫
盗聴用の、非常に小さい種。一般の電伝虫とは別種で、成長しても大きくならない。他の電伝虫の電波を傍受できる。
ゴールデン電伝虫
バスターコール発動専用の貴重種。体中が金色。
シルバー電伝虫
ゴールデン電伝虫からの受信用。白髭を生やしている。
監視電伝虫
動きまわり監視ができる電伝虫。見ている内容は受信用の電伝虫に送信される。
映像電伝虫
映像と音声を送信・受信できる電伝虫。大小2つのサイズの電伝虫が存在する。小さいほうがカメラの役割を果たし、大きいほうが映像をスクリーンに映し出す。
自走式映像転送電伝虫
劇場版第10作に登場。大きい方の映像電伝虫とほぼ同じサイズで、自ら動きまわり映像を送信する。
白電伝虫
希少種。盗聴妨害の念波を飛ばすことができる。他の電伝虫と接続して使用する。
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