浅田真央

あさだまお

日本のフィギュアスケーター（女子シングル）

国民的人気を誇るフィギュアスケート選手である。女子シングル。

愛知県名古屋市出身。1990年9月25日生まれ。名前は大地真央に由来する。

姉は同じくフィギュアスケーターの浅田舞。

彼女のプログラムはその難易度の高さから「鬼プロ」と呼ばれた。

世界では数少ないトリプルアクセルを飛ぶことができる女子選手として特に有名。

オリンピックの女子シングル競技でトリプルアクセルを成功させたのは、伊藤みどりと浅田の2人だけである。

略歴

2008年、2010年、2014年世界選手権優勝

四大陸選手権優勝3回、GPファイナル優勝4回。全日本選手権4連覇を含む優勝6回。

ファイナルを含むグランプリ（ＧＰ）全７大会を男女を通じて初めて制覇した。

バンクーバーオリンピックでは、SP、FS合わせて３回のトリプルアクセルを成功させた。これはフィギュアスケートの歴史上初であり、ギネス登録されている。

当時のメディアから過剰に金メダルを期待されたが、一歩及ばず銀メダルとなり、競技後に悔し涙にくれる姿が話題となった。

後日「フリーのミスが悔しかった、この悔しさを忘れないために銀メダルをいつも見えるところにおいてある」と語った。

ソチオリンピックではSPで16位と大きく出遅れメダルの望みは絶たれたが、FSで巻き返し自己ベストを更新するなど会心の演技を披露。FS3位と逆転、総合6位につけた。最後まで諦めずトリプルアクセルに挑む姿勢を貫き続け、自身最後のオリンピックを涙と笑顔で終えた。