ミー・スノードン
みーすのーどん
アニメ映画『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』の登場人物。
概要
CV:矢島晶子
グリーンフィールドの豪華な屋敷スノードン邸の一人娘。母がおらず、考古学者である父と二人暮らし。寂しがり屋で肉親である父を慕っていたが、その父も遺跡の調査中にアンノーンに遭遇し行方不明になってしまう。
その後、屋敷に届いたアンノーンの石板がミーの気持ちに共鳴し実体化すると、同時に伝説のポケモンであるエンテイが現れ、それを父と勘違いし頼るようになり、アンノーンの力で屋敷を中心にグリーンフィールドを結晶化させていく。さらにサトシとハナコの様子を見て母という存在を強く望むようになり、エンテイの力で母を奪い取ってしまう。
ミーの母親
なお、エンディングでは不在だった母親と屋敷で再会するシーンがあるが、
前半の首藤剛志脚本では、本当の母親は病死しており、勝手に加えられたキャラである事を首藤剛志氏の遺したホームページに記載している。エンディングの母親を始めて見た時の反応が「あの女性は誰?」だったとの事。
それなら人の母親であるサトシの母親を浚わずに「母親の病気をなおして」とエンテイに頼むはずとEDの母親が本物の母親である事を否定している。
幸い台詞はなくED映像だけの登場なので首藤剛志脚本家はシュリー・スノードンが再婚して後妻をミーの元に連れてきたと解釈した模様。なのであの母親は後妻なのであろう。
EDの母親はポケモンスタッフか、後半を担当した園田英樹脚本家によって追加されたキャラである。首藤剛志脚本家が病気で倒れた後に誕生した本来存在しないキャラなのである。
映画アニメコミック版では、ミーの母親の存在の辻褄を合わせる為に執事や助手の会話に出ている「ミーは一人ぼっちになってしまった」という台詞はカットしている。
本物の母親の存在がますます軽くなってしまうからである。