概要
星座編第4弾で登場した紫のXレア。黄道上に位置する13番目の星座であるへびつかい座がモチーフとなっている。カード名はへびつかい座の神話の元となったギリシャの医師アスクレピオスから。
へびつかい座が黄道上の星座でありながら十二宮には含まれないため、このカードも『存在するはずのない13番目の十二宮Xレア』と銘打たれている。そのため系統『光導』を持っている。
背景ストーリー上では長らく立ち位置が全く不明だったが、のちに『ブレイヴとなって封印から抜け出し、他の光導から力を奪って復活した』ということがわかった。
カード性能
紫のXレアとしては破格の最高BP14000を持つ。
召喚した時に自分の『星魂』1体を犠牲にすることでデッキから3枚ドローできる。使い終わったり破壊時効果のあるスピリットを自爆させることで様々なコンボが狙える。
Lv2以上では自分の『光導』『妖蛇』に対し、相手とBP勝負で負けて破壊されたとき、そのスピリットを回復状態でフィールドに戻すというとんでもない効果が発動する。ブロックされても、ブロックした側が勝つ限り何度でも突撃されるのではたまったものではなく、相手に『ブロックしない』という選択肢を強要することができる。このスピリット自身にも効果が適用されるのもうれしいところ。
Lv3になると、自身がブロックした相手スピリット上のコアをすべてボイドにはじき返すという鬼のような効果まで追加される。ブロックした時点で効果が発揮されるので、BP勝負をすることなく無条件で相手を消し去ることができる。
『妖蛇』にはバトルで負けても相手を道連れにする『呪撃』や特定コストの味方が死ぬとトラッシュからよみがえる『不死』など優秀な効果を持つスピリットが多いため、『妖蛇』メインのデッキでは間違いなくキーカードとなりえる。
最大のデメリットはコストの重さ。軽減シンボルこそ5つあるもののコスト9と、十二宮Xレアの中では最大の重さである。さらにLv3に必要なコアも9個とかなり多く、コア加速に頼らないと本領は発揮できない。そのため、緑と組んだデッキを構築するのがよいだろう。
アニメでの活躍
アニメでは暗闇のザジの切り札として登場。緑のコア加速と『妖蛇』による特攻戦術でバローネを打ち負かすという衝撃的な初登場をする。その後、馬神弾との勝負でも敗れこそするものの、弾をあと一歩まで追い詰める健闘ぶりを見せた。