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「阿呆ゥが!」

概要

『真サムライスピリッツ』で初登場。同作の主人公である覇王丸のライバル。(初代でのライバルは右京だった)

冷酷かつ残忍な性格。職業は人斬りで、いつでも人が斬れるように刀は抜き見で持ち歩いており、鞘は装備していない。殺した数は200人を優に超えている。

粋な風流人であり、人生の様々なものを楽しんでいる。が、同時に厭世的でり、世の中にもあまり興味を持っておらず、くだらないものだと見下している。また、生い立ちから常に苛立っている事が多い。

背中にある大きな傷跡は幼いころに母親(元から精神が不安定気味だった)に殺されかけた時に付いたもの。この事件がきっかけで上記のような性格になった模様。

その後に花諷院和狆の元に師事したが、その邪悪な魂を看破され破門されてしまう。覇王丸とはこの和狆門下生の頃からの縁である。

特技は男女問わずの千人斬り。つまり両刀である(時代背景を考えればとりわけ特異ではない)。他にも趣向が遊郭巡りだったり、刀の名前が梅鶯毒(ばいおうどく)だったり、平和を感じる時が「ご禁制の薬を飲んでいる時」だったりとプロフィールが全体的にアダルトかつ危ない感じだが、本人のキャラとよく合っているためかあまりネタにはされてない。

その不幸な生い立ち、危険な魅力、見た目のカッコ良さ、ゲーム上の強さから多くのファンを持つ、サムスピの人気キャラの一人。

その最期

実はサムスピキャラクターの中で、唯一(?)最期のシーンが描かれているキャラクター。

覇王丸との決闘中、彼に恨みを抱く少年に背中を刺され、古傷である背中の裂傷が裂けた。

それでも自分を殺そうとしない覇王丸に刃を向けるも、そこで事切れると言う最期であった。

モデル

開発当時、SNKの広報担当であった高津祥一郎氏(現在株式会社 メディア・イコール代表取締役社長/CEO)と公式にアナウンスされている。

ファミ通ゲーメストなどでSNKの特集記事が組まれた際、柴田亜美の手により描かれた「幻十郎風の高津祥一郎氏」のイラストが掲載されていた。

故についたあだ名が「人斬り広報」。しかも公式

本人もサムスピをプレイする際は幻十郎を好んで使っていたらしいことが漫画「どきバグ」などから窺える。(この漫画での高津氏は基本的に幻十郎風の姿・口調で登場する)

彼をモチーフとしたキャラ

和月伸宏の漫画『るろうに剣心』で、京都編のラスボス・志々雄真実が全身を焼かれる前の姿は「モロ牙神です」と和月自身が公言している。(同時に「時間がなかった」「すんません」とも)

実際、幕末を描いた追憶編の終盤に志々雄が登場した時は、まさに幻十郎そのままであった。

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