概要
- 車体番号は4。車体カラー青。車軸配置4-6-2。1922年製造。LNER出身。
- 炭水車の容積石炭8t、水22.75KL。かなり大型の機関車
- モデル機関車:ロンドン・アンド・ノースイースタン鉄道(LNER)「クラスA1」
- 本線の急行列車を担当するヘンリーと同じく大型テンダー機関車。
- 客車を20両牽引できるというパワーの持ち主、ただし汚い貨車を牽引するのは大嫌いである。
- 彼はフライング・スコッツマンに使用されたA3クラスの原型となったA1クラスを製作するときに、技師長が作った試作蒸気機関車であった、使われなかったが、1923年に本線用としてトップハム・ハット卿が購入する。そしてその35年にクルーの機関車工場で大規模な改修を施され今の姿となる。
- 試作機ゆえか故障も多く、安全弁が破裂して走行不能になったり、汽笛が鳴りっぱなしになったりと騒動を巻き起こすことも多い。
- 最高速度は160km/h以上、ソドー島で最速を誇る機関車。それが自慢の種であり、「俺様は、ソドー島の中で一番速い機関車だ」と威張り散らすこともしばしばである。
- 原作では、自分のモデルとなったフライング・スコッツマンとは兄弟である(他にもゴードンの兄弟は沢山居たが、ディーゼル機関車たちが使われるようになってから彼の兄弟はスコッツマンを残してスクラップにされた)。
- 性格はいばりんぼうで、「自分は優秀でソドー島の中で一番偉い機関車である」と思いこんでいる、少しうぬぼれ屋。しかし、実際はプロ意識が非常に高く、乗客を第一に考えている。だが時々、調子に乗りすぎて事故を起こし、落ち込むことがある。お召し列車の際は最終的に彼が担当することになったのだが、最初はちょうど事故を起こしてすぐのタイミングだったこともあり自ら「自分は失格」と言っていた。
- トーマスの中ではガキ大将的な存在だが、いざとなるとみんなの兄貴分となったり、ほかの機関車を助けてあげたりもする、実際は仲間をとても大切に想っているツンデレっぽい(?)機関車。
- そしてやきもち焼きで、ヘンリーの改造姿や本土から来たセレブリティーなど、立派な機関車を見てはすぐに嫉妬する。
- 一人称は「俺」「俺様」だが、原作だと「ボク」である。
- 馬力・スピード共に、レギュラー陣の中では最高を誇る。