シオ

しお

見方によってはゴッドイーターのヒロインの一人と言える。名前の由来はフランス語の「子犬（chiot）」から。

※ゴッドイーター本編のネタバレを含むため、注意。

概要

同作品内での人類の敵であるアラガミと呼ばれる生物だが、外見は色白のかわいらしい少女である。ちなみに名前の由来はフランス語で子犬(chiot)を意味する。命名はソーマ

まだ生まれた（もしくは進化した）ばかりなのでしゃべり方はぎこちなく、野性的な行動もしばしば。

非常に食欲旺盛で、ゲーム内では彼女の食事のためにミッションへ行くことも多い。ただ通常のアラガミよりもより高次の存在であるため、人間を捕食しようとはしない。

前述の通り話し方こそ幼いものの、榊博士によると知性のレベルは人間と同等で内臓や生殖器まである。主人公達の所属する第一部隊の面々との交流により新型神機と同等の力を得る。また食欲と同じくらいに知識欲が旺盛で、驚くべきスピードで人間に近い存在へ進化する。

ノヴァの終末捕食を引き起こすコア(特異点)を持っているため、終末捕食を人為的に起こそうとしていたシックザール支部長の捕獲対象となっていた。

物語終盤で支部長に連れ去られ、一度は人としての自我を失ったかに思われた。しかし今にも終末捕食が起きようとする最中意識を取り戻し、終末捕食を阻止するためにノヴァとともに月へ飛ぶ。

同作品の登場人物、ソーマにとっておおきなアドバンテージを占める人物。人間に近いアラガミであるシオと、アラガミに近い人間であるソーマは、お互いを最も理解していたのかもしれない。

ゴッドイーター2では移動要塞フライアに彼女をイメージしたステンドグラスがある。

また現在でも極東支部の榊博士のラボには彼女の部屋が残されている。