概要
リージョン「シュライク」にて、はるか昔(5世紀ごろ)に権勢を揮った王。本名は「アメノシタシラスミコト」。シュライクのみならず、周辺のリージョンをも制圧しようと遠征に向かうほど力を持っていたが、志半ばにして死亡。それをきっかけに王朝が分裂・滅亡した。
経緯
遺体は古墳へと葬られており、現在でも棺おけの中で白骨化した姿ながら原型をとどめている。彼の遺品も同じく古墳に祭られているのだが、盗掘者があとをたたない。しかし盗掘をした者は呪われてしまい7日後に死ぬと言われている。
葬られた今も実際遺品にはセキュリティがかけられており、一見すると朽ち果ててそうな構造もセキュリティーとして機能しているもの。さらに直接遺品に手を伸ばせば、白骨化していながらもいまだ活動を続ける彼の部下から手荒い歓迎をもらうことだろう。
主人公たちも盗掘をすることができるが、呪い殺されるエピソードはないので安心してよい。また、それら遺品を彼の棺おけに捧げれば、彼の逆鱗に触れて戦闘になるものの、勝てば強力な「草薙の剣」をもらうか、もしくは彼自身を仲間にすることができる。アンデッドとなった彼はモンスター種族になっているが、通常性別の無いはずのモンスターとしては例外的に男性として扱われる。
クーン編ではふるさとのリージョン「マーグメル」の寿命を延ばす旅の最中で、必要な指輪を巡って彼の古墳を探すことになる。指輪を盗む盗掘者と看做して襲おうとする彼だったが、クーンが同じ系統の指輪を持っており、自身の持つ「戦士の指輪」と共鳴したため、クーンの言い分が真実であると信じ、クーンに同行する形で仲間になる。
モンスター種族としての初期能力は、全モンスターキャラ中でも屈指の高さを持ち、吸収能力の多さからHPが高く、ゆえに強い個体になりやすい。草薙の剣をモンスター能力として振るう事が可能であり、連携性能も優秀なためこれを捨てずに活用するといいだろう。
妻に大倭御百津姫(おおやまとみもつひめ)がいるという設定らしい。