魂子
たまこ
魂子とは漫画『境界のRINNE』の登場人物。
CV:雪野五月
純粋な死神で、死神界において最も優秀とされる名誉死神の一人。りんねの纏う「黄泉の羽織」の元の持ち主。
年齢の割に非常に若々しい外見をしており、「おばさん」呼ばわりを嫌う。実際には「おばさん」どころか「おばあさん」なのだが。「お姉さん」と呼ぶなどしておだててあげると口の軽くなる、わりと扱いやすい人。普段は常に目を閉じており、重大な局面でのみ開くタイプの糸目。
桜が幼い頃、堕魔死神に連れられてきたのを助けた恩人であり、うっかり飴を買い与えて彼女を霊視体質にした張本人でもある。
50年ほど前、来世で鯖になるよう定められた余命わずかな青年の魂を導きに行ったのだが、彼の儚げな笑みに心を奪われあの手この手を尽くして余命を引き延ばし、めでたく結婚。その際の条件として死神業のノルマ増大が含まれており、魂子がこなしきれなかった(その気があったのかさえあやしいが)いわば「借金」は孫のりんねにまで及んでいる。
現世でギリギリの極貧生活を送るりんねのことを心配してはいるものの、本人の意を汲んで必要以上に干渉するようなことはしない。