CV:石丸博也
概要
ギンガナム家と共に代々女王の補佐を務め、冬の宮殿を管理してきたメンテナー家の現当主で、黒歴史の真実を知る数少ない人物の一人。
黒歴史の再来に繋がるとして、ムーン・レィスの心に闘争心が宿ることを何よりも恐れており、ムーン・レィスは月から出るべきではないとして、地球帰還作戦には最後まで反対していた。
しかし、女王ディアナ・ソレルは地球帰還作戦を半ば強行、これによりアグリッパは女王は既にムーン・レィスの未来にとって危険な存在であると判断、彼女を排除して自身がムーン・レィスを導き黒歴史の再来を防ぐ存在になろうと画策する。
その一環として、ディアナ・カウンターへの補給をわざと遅らせたり、危険人物のコレン・ナンダーや腹心のミーム・ミドガルドを地球に派遣してディアナの暗殺を謀ったり、ギム・ギンガナムの跳梁を放置するなど、月と地球を混乱に陥れる一因となる所業をやらかした。
もっとも、欲望の赴くままに行動していたギンガナムとは異なり、彼なりにムーン・レィスの未来を案じてのことであったが、一連の行動は自分が女王と取って代わろうという野心があったのも事実である。
しかし、結局のところその実態はただ目の前の脅威を恐れ、逃げ続けるだけの臆病者でしかなかった。