戦争やテロなどの紛争や、自然・人為による災害などが発生した際に、国民の生命や国の財産を守るため、速やかな避難や被災者の救助、終結後の復旧活動によって、被害を最小化させるための、民間レベルの活動のことである。
永世中立国の立場をとっているスイスでは、国民の国防意識を向上させるために、政府がこれらの活動について具体的に解説された書籍を発行し、全スイス国民に配布している。
日本においても、『あらゆる危険から身をまもる 民間防衛』のタイトルで、2003年に日本語翻訳され発行された。
戦後に長らくおろそかにされていた国防に関して、非常に現実的な解説がされていることから、あらゆるメディアで話題になり、インターネット上では特に参考にされている。