夜翅御紡錘とは、東方造翅伽における登場人物である。
(小説版に関する設定はこちらに順次付けたして行くので、こちらでは割愛させて頂きます。)
概要
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(実際はもっと長身である。)
夜翅御紡錘(Yohane Mitsumu)
種族 :天帝
能力 :黙示録を始める程度の能力
二つ名 :開闢にして終焉の贄
所在 :不明
職業 :天帝(元・別の幻想郷の担当者)
テーマ曲:偉大なる子羊の仰せの侭に
造翅伽にて、Ex面ボスを担当する。
長い髪の毛から服から、その殆どが純白である。瞳の色は赤、腰には禁の帯を巻いている。また、銜える部分にテーピングが施された諸刃の小さいナイフを銜えている。
因みに、作中唯一の『男性ボスキャラクター』である。
スペルカード
(名前の決定した物のみ。)
闢符「七つの境界への七つの文」
闢焉「アルファにしてオメガ」
「然りて我は直ぐに来る」
「G9Dアポカリプス計画」(Secret Spell)
能力
今回、彼等が下した決断により全てが始まった事による形容詞的な意味合いの能力。因みに、彼は黙示も可能である。
バックボーン的な何か
平行世界の幻想郷の管理を行っていた天帝。
今回、彼の担当していた幻想郷にて、とある人物が『ゲーム』に負けた事により、彼が自分の担当区域であるその幻想郷の『抹消』の決断を下した。
ネタバレ
(この項目には小説・全年齢版共通のネタバレ事項、及び更新停止中のいかろの東方二次創作作品『東方僕等乃』に関わる事項を含んでいます。)
彼は、「ゲーム」を用いて幻想郷の管理を行っている種族であり一派でもある『天帝(※)』の一人であり、造慰无らが元居た平行世界上の幻想郷、通称:GENSOUKYOU=G9Dの担当の天帝である。
G9Dのとある人物が「ゲーム」に敗北した事で、彼は自分の担当であるG9Dを抹消すべく、行動を起こす。
だが、抹消術式の途中に、住人達の意思にして意志であり、また遺志でもある存在である『イシ』に、その術式を阻まれてしまう。
なんとかしてイシを排除せねば、術式は完了出来ない。
そこで彼は、イシ殺しのイシを新たに創造する事に決定した。こうして生まれたのが九伽巳慰理乎である。部下である風炉出冥にサポートを任せ、彼は慰理乎をイシの潜む地上に放ったのである。
(この後、今作に至るまでの過程は九伽巳慰理乎のネタバレ事項を参照されたし。)
──所で彼等の言う「ゲーム」とはなんなのか?
それは、大きな"駒"を各幻想郷ごとに送りつけ、十数人の幻想郷の住人らにそれを用いて別の幻想郷の住人らと戦わせ、負けた側の幻想郷を抹消(その後、他の存在によりその幻想郷の存在していた地球、乃至宇宙の抹消を委託、判断をゆだねる)と言う物で、言わばぼくらのと似た様なやり方で幻想郷世界の選別を行う為のシステムである。
とどの詰まり、『東方僕等乃』の首謀者は彼等であった、と言う訳である。
(他の存在とは何か、また彼等自身が幻想郷の選別を行う理由が何なのか、それは定かではない。)
※この天帝の設定そのものはいかろなりのオリジナル設定であり、現実の天帝とは大きくかけ離れている。また、東方オリジナルに於ける他の天帝のキャラの設定を束縛する物ではないと言う点を念の為に述べておく。元々アンタッチャブルな種族なのでそんなことは起きないかも知れないが。
備考
天帝は平行世界上の幻想郷に一人存在する(多くは龍神等の他の最高権力者がいるため、直接は干渉していない)。
大抵はその幻想郷のしょうけらを部下として登用している(登用された時点で別次元の存在となる為、故郷たる幻想郷が抹消されても彼女達しょうけら、及び彼等天帝は抹消されない)。
尚、とある幻想郷抹消の際には、(彼から見て)他の幻想郷の天帝である玉櫃燦轟も関係していた模様。
因みに『夜翅御紡錘』は天帝としての名であるが、同族である玉櫃燦轟と違い、彼には本名がなければ決まった別能力が有る訳でもない。但、彼の姿が語られたりするのみである。