ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

X-29の編集履歴

2015-10-05 00:01:32 バージョン

X-29

えっくすにじゅうく

グラマンにより製作された前進翼の実験機。前進翼という未知の技術を研究するためだけでなく、さまざまな先進技術研究に使われ、実験機界のスターともいうべき実績を残した。非常に未来的な外観であるが、実はノースロップF-5Aを基にさまざまな機の部品からつぎはぎして製作された、まさにキメラともいうべき航空機である。

前進翼とは

後退翼と同じく、超音速での空力を大幅に改善できる翼形である。

前進翼では後退翼の欠点である、

・重量バランスが後ろに傾きやすい

・翼端失速を起こしやすい(=失速したときに機首が上を向く)

という部分を改善することができる。


また、前進翼は機の安定性が悪くなる特性もあるが、これは運動性が高くなるという事でもあり、戦闘機のような目的ではまさに願ったり叶ったりの効果を得られるだろう。研究は1930年代に始まっており、ナチスドイツではJu287という実験機を製作した。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました