高屋良樹
1960年生まれの漫画家。成人向け漫画雑誌「レモンピープル」にて漫画家デビュー。
旧ペンネームであるちみもりを名義で描いた「冥王計画ゼオライマー」にて人気を得た後、少年キャプテンにて現在まで続く代表作「強殖装甲ガイバー」を連載。
キャプテン廃刊後は連載の場を角川刊行の「少年エース」に移し、現在も連載を続けている。
作風
綿密かつ読みやすい画風と、練り上げられた重厚なストーリーに定評がある。ガイバーに見られる個性的で完成度の高いクリーチャーデザインや、ゼオライマーに見られるある種異質なキャラクター造形なども根強い人気の一因となっている。
その一方で大変な遅筆であり、「多重人格探偵サイコ」の原作者で知られる名編集者大塚英志が音を上げるほど(詳しくはガイバー巻末に寄稿した氏の回想録を読まれたし)原稿を書き上げるのが遅いため、年に一冊刊行が恒例と成っている。
現在はガイバーと同時にゼオライマーの続編「冥王計画ゼオライマーΩ」の原作も担当している。