概要
その不気味な風貌や、屋敷内で自キャラをしつこく追い掛け回し、少しでも接触すると即ゲームオーバーになってしまうという設定から、プレイヤーたちに多大なトラウマを与えた青鬼。
そんな青鬼がもしも可愛い女の子だったら…という設定の元生み出されたキャラクターである。
これを見れば、あなたも青鬼に対する恐怖心が少しは和らぐ…かもしれない……。
容姿
容姿は描き手によって様々だが、顔の大きさに対して異様に大きくつぶらな瞳をしていた原典の設定を反映してか、ぱっちりとした目の可愛らしい少女として描かれていることが多い。
余談
なお、数は少ないものの、女体化ではない普通の擬人化イラストも存在する。
ちなみに…
黒田研二氏による小説版では、病気で身体の弱かった娘を治療する為、生物学者であった親が特殊な遺伝子治療を施し、 その結果、娘は一時は快方に向かったものの、副作用の連鎖反応で見るも悍ましい怪物に変異してしまった、ということが語られている。
つまり、青鬼の正体が女性という設定が小説版で取り入れられたのである。
しかし、そもそも小説版では、「青鬼」は元々主人公のシュンが自作して配信していたフリーゲームが、 いじめっ子に殺された彼の妄念で現実の存在として具現化し、彼らを呼び込んだという描写になっており、上記の青鬼の素性に関しても、シュンがゲーム中に用意しなかった裏設定の類とされている。
そのため、一行の前に姿を現した青鬼の生前の姿が、本当に女性だったのかどうかは謎のままとなっている。
ゲーム版6.0以降では、人間に擬態する個体も存在するようになり、容姿だけでなく、服装、喋り方まで完璧に擬態している。彼らは、何らかのタイミングを見計らって正体を現し、プレイヤーに襲いかかる。擬態元の髪型を受け継いでいる点以外は、普通の青鬼と変わらないが、青鬼側の手数が増える事となった為、より厄介。
初めて出会った場合にのみ限るが、正体を現す際に、擬態した人間の体色が青くなる瞬間が見受けられる。
実は、彼らが登場するのは、擬態元の人間が死んだ後である…