英名ではCarrion Crowと呼ぶ。この名称は「死肉を食うカラス」を意味するが、実際はそれほど死肉は好まないらしい。
ユーラシア大陸に広く分布。日本では近縁種のハシブトガラスと共に全国にごく普通に生息する。
ハシブトガラスより体が小さく、嘴も細い。
おじぎをするように頭を下げながら、「ガーガー」「ギャーギャー」と鳴く。
雑食性だが種子類、落ち穂などの植物質の餌を好む。この為ハシブトガラスと比べると肉に臭みが少なく、食用に向いている。
アイヌは「カララクカムイ」と呼び、神様として敬意を払っていた。