こおり鬼
こおりおに
なんでも凍らせてしまう氷の怪物
アニメおよび漫画『それいけ!アンパンマン』に登場する、身体が氷でできた鬼状の怪物。氷の国の洞窟や雪の中に眠っている。手には氷の三叉槍をもち、怒らせれば口から吹く吹雪や氷の塊で攻撃する。
ばいきんまんに利用されてアンパンマンやぺんぎん村、街を襲うことが多い。
氷の女王やくらやみまんなどと違い、ばいきんまんと敵対することはほとんどなく、その行動はどことなくユーモラスで、かえってドキンちゃんに叱られることも多い。熱に弱く、炎や太陽の光を浴びると溶けて小さくなる。
ただし、氷の国に勝手に入ったばいきんまんをたちを敵視したり、『アンパンマンとバイキン大軍団』では自身を“こおりおに様”と呼んでアンパンマンに止めをさしたがったり、勝手な行動をしたばいきんまんに攻撃したりしている。
映画『よみがえれバナナ島』では凶暴かつ巨大(だだんだんが見上げる程)なこおり鬼が登場した(アニメのものとは別個体の同一種族と推測される)。
怪力と氷の剣、口から吐き出すレーザー状の吹雪を武器にする。ばいきんまんの味方はしない。
封印が解かれたことでバナナ島一帯を寒波に巻き込み、人々を苦しめるが、バンナ女王に花火を口に打ち込まれ、復活したアンパンマンの本気のアンパンチを叩きこまれて砕け散った。