概要
1:花の名前。ヒルガオ科の学名。
2:P4Dにて、真下かなみがセンターを勤めるかなみんキッチンの新曲。本項で解説。
警告!
この項には、P4Dのストーリーモードの重大なネタバレが記載しております。真実を知りたい方だけスクロールして自己責任で閲覧をお願いします。
カリステギアとは
実はこの曲は、数年前に自殺したトップアイドル長田有羽子が書いた曲。彼女の死後、長らく歌われることはなかったが、絆フェスに際して、総合プロデューサーの落水鏡花がかなみんキッチンの新曲として発表することを決めた。
発表にあたり歌詞が書き換えられており、それを知るのは落水のみのはずだが、何故かかなみは元の歌詞を知っている・・・。
↓以下、ストーリーの核心に迫るネタバレが載っております。
真実
歌詞を書き換えたのは有羽子本人であり、落水が(罪悪感と自らのキャラである憎まれ役を演じるため)わざと自分が歌詞を書き換えたと周りに言っていた。原曲は「ヒルガオ」。
かつて有羽子はタクラプロ所属のアイドルであり、落水は彼女のマネージャーだった。
デビュー当時から二人三脚で二人は努力し、その甲斐あって有羽子はトップアイドルに上り詰めた。
しかしその頃には、周りが求める自分と本当の自分との乖離により、自分の伝えたい言葉が「長田有羽子」のものでないと苦しみ始める。そのためヒルガオの歌詞を書き直したが、それでも自分の思いを伝えることは出来ないと悲観し、ついに自殺してしまう。(楽屋に貼ってあった日記は彼女のもの)
有羽子の自殺の第一発見者が、当時十歳だった真下かなみである。
有羽子に憧れ、タクラプロのオーディションを受けに行った日に彼女の死を目撃してしまったかなみは、ショックからそのことを記憶の奥底に閉じ込めてしまう。
かなみがいつも持っている手帳は自殺現場に残されていた有羽子のもの。(カリステギアの元の歌詞を知っていたり、落水しかしらないはずの暗証番号を知っていたのはそのため)
つまりマヨナカステージとは、かなみが閉じ込めていた記憶を依代に、絆を求める者の総意、ミクラタナノカミが造りだしたものである。
午前0時の動画に映っていたのは、有羽子ではなくかなみである。(正確にはかなみのシャドウといったところか)
菜々子と堂島と共に失踪事件を追っていたかなみは、次第に過去の記憶を取り戻していき……。