「私のプロデュースするイベントで、半端なステージは絶対に許容しない」
「死ぬほど練習なさい。失敗はゆるさないわ」
概要
落水鏡花とは、ペルソナ4・ダンシングオールナイト(以下P4D)にて、かなみんキッチンと、「愛meets絆フェスティバル」の総合プロデューサー。
CV:久川綾
非常に厳格な性格で、仕事に対しては一切の妥協を許さない。
その冷酷ともいえる言動と姿勢から、お茶の間ではアイドルを食い物にする「女帝」とまで渾名され恐れられる程。
しかしかなみんキッチンのメンバーを救った自称特別捜査隊にたいし頭を下げて礼を言うなど、きちんと礼節もわきまえており、決して高慢なだけではない。
現在はフリーのプロデューサーだが、かつてタクラプロに所属しており、ある人物のマネージャーをしていた。
鳴上悠曰く、「わざと憎まれる口調で話しているような………」とのことらしいが……
この先、P4Dの物語のネタバレが含まれております
彼女の過去
「私ね、人を殺したの」
タクラプロに所属していたとき、当時駆け出しの新人であった長田有羽子のマネージャーを勤めていた。
有羽子の「皆に頑張ろうって伝えたい」という願いを叶えるため、有羽子を売るため、彼女は必死に駆け回った。
その甲斐あって、有羽子は売れ、トップアイドルへの道を駆け上った。
しかし、「カリステギア」を出す頃には、当初の願いとは違う、はるか遠い場所へと来てしまったことに気付いてしまう。
彼女たちは、ファンの心を掴むのに必死で彼らと本当の絆を築けていなく、有羽子が本当に伝えたいことは、今の“長田有羽子”では伝える事が出来なくなっていた。
有羽子が書いた歌は、もう彼女の歌ではなくなっており、その事に悩んでいた有羽子はついに自殺してしまう。
有羽子の死により、味方だったファンは一斉に落水を有羽子を潰した“人殺し”として叩いた。
そして落水は、ファンが恐れる自分になることを選び、“憎まれ役”としての「女帝」キャラを演じてきた。
マヨナカステージに落ちたにもかかわらず、彼女だけがシャドウに襲われなかったのはこのためである。
(マヨナカステージのシャドウは、動画を見た者から抽出された精神体である)
鳴上達が感じた言い方の違和感は、彼女もまた自分を殺し、周りが望むキャラを演じていたから。あえて憎まれるような言い回しで喋っていたのだ。
(余談だが、かなみんキッチンのメンバーを救出したあとの楽屋のような部屋で、(昔の人気ドラマになぞらえた)彼女の斜め上を行くダンス指導の寸劇がみれる。
もしかしたら本当の落水鏡花とは、この寸劇でわかるようにやや、いやかなりずれた天然な部分のある女性なのかもしれない。)
特別捜査隊に救われた彼女は自分を偽るのを辞め、事件解決への協力を主人公らに示し、今回の事件の核心にいるであろうある人物の過去を語る……