著者：桜坂洋。画：宮下未紀のライトノベル作品である。またノベルを原作とした、ノーマッド製作のテレビアニメ。宮下未紀によりジャンプスクウェアで漫画が連載されていた。（2巻完結）
概要
自分を変えたいという思いから、森下こよみは最強の魔法使い姉原美鎖から現代魔法を学ぶことになった。コードを組み上げ、コンピュータが魔法を使い、異世界より呼び起こされるのは「たらい」？サイエンスエンジニアリングファンタジーここに開幕。
登場人物
森下こよみ
ドジっ娘で私服を着ていると小学生に間違われてしまうお子様体型。そんな自分を変えたいと思い、姉原美鎖に現代魔法を習うことに。ボタンが3つ以上ついたモノはダメという超機会オンチ。どんなコードを通してもたらいに変換してしまう。たらいとは現代のコントにおいて収拾がつかなくなってしまった時に落ちてくる言わばデウス・エクス・マキナである。
姉原美鎖
そこだけ色彩を失ってしまったかのような白い肌、黒い髪をもつメガネ美人。現代魔法の第一人者であり、その力は悪用すれば千円を一万円で
売ることが出来るほど。ハイスペックな人間だが、一般常識が欠落している、料理の腕が壊滅的だったりもする。
一ノ瀬・弓子・クリスティーナ
古典魔法の使い手であり、銀髪で紫の瞳をもち抜群のスタイルであるため、こよみからうらやましがられている。正義感が強く、魔法の悪用を許さないため、（限りなく黒に近い）グレーゾーンにいる美鎖とは対立することもしばしば。
坂崎嘉穂
人工無能を搭載した伝説の十八禁ゲームを知っているぐらいなヲタク少女（1984年発売なので産まれてすらいないはず）。感情の起伏が乏しく、泣きぼくろが二つある。機械いじり、プログラミングが趣味であり、ことコンピュータに関しては姉原美鎖の手助けもできる能力を持つ。またパジャマはカエル。
姉原総一朗
姉原美鎖の弟、目付きが悪い。魔法というものを信じておらず口癖は「イカレてやがる」姉原美鎖の料理を食べていたため、姉原美鎖の最終兵器となった。
