SCP-191は、SCP財団によって確保・収容されているオブジェクトの1つである。
概要
SCP-191は、体の大半を機械に置き換えられたサイボーグの女の子である。推定だが、10歳以下らしい。
体の大半を機械化しているため、普通の人間以上の視覚・聴覚を持ち、心肺機能をコントロールでき、痛覚に対して鈍感で、PC内の情報を読み取ることができる。
右腕はロボットアーム的な人工物におきかえられている。栄養が全く不必要というわけではないが、人間に比べて遥かに少ないようだ。
しかし一方で、喋る能力を失い、感染症に対して弱く、 [削除済み]な処置のためホルモンバランスもいい加減で、常に精神的にネガティブである。
サイボーグ化に際して神経系を損傷したせいか、運動機能も人並み以下しかない。
コミュニケーションも、ゆっくり丁寧に話してあげないと理解できない場合が多いようだ。
財団の調査に対して協力的で、聞かれる度に「気分は良い」と主張するものの、(人間から見れば)常に憂鬱であるかのような振る舞いをする。
元々、「世界オカルト連合(GOC)」という財団の敵対組織により生み出されたSCPであるが、GOCの理念等は受け継いでいないように見える。
実験の為とはいえWiiのゲームディスクを割ってしまった時は「お願いだから怒らないで」と謝ったり、年齢相応の反応を返す。
SCPの中では人間に対し敵意を持たず文字通り「Safe」、そしてその境遇と性格と(可愛さと)相まって、SCP-131に並ぶ可愛いSCPとして認識されている。
補足
「これはSCP-191の能力について調べるテストの記録である。SCP-191は研究の道具であり、娯楽の相手ではないことを理解すべきだ。ゲームやレクリエーションを含むあらゆるテストは相応しい態度で行われるべきであり、楽しむものではない。」 -実験記録SCP-191 より抜粋