概要
CV:種田梨沙
アティスマータ新王国の執政に携わる四大貴族の一つ・ラルグリス公爵家の令嬢。通称は「セリス」。
新王国の王立士官学園の3年生であり、同校の士官候補生たちで構成された「騎士団(シヴァレス)」の団長を務める「学園最強」の機竜使い。
神装機竜〈リンドヴルム〉の使い手として非常に腕が立つが、元々の身体能力が並の兵士よりも遥かに高く、加えて才色兼備という完璧ぶりのため、同性からは慕われ、逆に異性からは嫉妬の目で見られる。
そんな一見完璧な彼女だが、「不器用」という大きな欠点を持っている。
具体的に言うと「意図せず相手に間違った認識を与える」、「他人に弱みを見せられない」などが挙げられる。
特に前者によって「異性との人付き合いが苦手」と言ったつもりが「男嫌い」として広まっており、後者については動物やぬいぐるみに話しかけることで鬱憤を吐き出しているなど、相当重症である。
こうなったことにはある原因がある。
それは、幼少時に自分に剣技を教えてくれていた師を、自分の言葉がきっかけで死なせてしまったという過去にある。
取り返しのつかないことをしてしまった彼女は、それ以来「正しさ」に固執して現在の自分を作り上げたのである。
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ネタバレ
実は彼女の師匠は、ルクス・アーカディアの母方の祖父に当たる人物だった。ルクスの王立士官学園編入に反対しているが、これは「師匠の孫を戦いの最前線にいて欲しくない」というのがその理由だった。
しかも腹心だったサニアに裏切られた際(そもそもサニアはヘイブルグ共和国の犬であった)、その事や、それにまつわるくらい過去をルクスの前でバラされてしまった。だが、本来ならそれ故に恨まれても仕方が無かったはずのルクスに、かえって助けてもらったことによって立ち直り、のちにサニアに引導を渡した。