概要
湖の国フィンランドの、魔術の名門にして貴族。その割には傭兵じみた家訓を持ち、争いの場に顔を出しては美味しい所を掻っ攫う「地上で最も優美なハイエナ」と恐れられる。また、ガンドの名手を多く輩出するという。イメージピッタリである。
鉱石を計る天秤。「天秤」は当主が常に姉妹であり、本来忌み嫌われる「後継者が二人」である事柄に由来する。
聖杯戦争において姉妹は二人一組でマスターとなり、同一の英霊を異なる側面から呼び出して使役する事を可能とするらしい。
しかし第三次聖杯戦争当時に参加した双子の姉妹当主は仲が悪く、仲間割れが原因で早期に敗退、妹は死亡、姉はかろうじて生還したという。以来遠坂の事を目の敵としており、ルヴィアの日本嫌いはここに起因する。
今代の当主は一族の誇りと謳われているとバゼットさんが言っていたが、それは恐らくルヴィアの事を指しているのだろう。が、彼女に姉妹が居るのかどうかは定かではない。