レイファ・パドマ・クライン
れいふぁぱどまくらいん
概要
CV:早見沙織
本作の舞台となるクライン王国の王女の『姫巫女』で、神秘的かつ厳格な雰囲気を持つ少女。
霊媒の力によって死者の"死の数秒前の記憶”を水鏡に映し出すことで死者の言葉を代弁する《御霊の託宣》と呼ばれる儀式を執り行う。
彼女はこの儀式を執り行うことが出来る数少ない人物のため、クライン王国の法曹界において絶対的な影響力を持っているようである。
古風な喋りとは裏腹に中身は年相応の少女で、御霊の託宣が成歩堂に破られると子供じみた捨て台詞を吐いて退席したり、頬を赤く染めるなどという古典的なツンデレキャラクター。
当初は自分の託宣こそが「真実」だと思っていたが、成歩堂に託宣の矛盾を指摘されていく内に、徐々に己のあり方に疑問を抱くようになる。まだ修行中であるため、クラインでは女王のみができるとされる霊媒を行う事ができず、霊力は真宵や春美より劣っている。
ある場面のみボイス入りのセリフが入る人物である。
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以下に物語に関わる重大なネタバレがあります。未プレイの方は要注意。
表向きは現クライン女王ガランと、その夫である法務大臣インガの娘とされているが、実際にはガラン女王の姪にあたる。
実母は23年前に暗殺された筈の前クライン女王アマラ、実父はアマラの夫で元弁護士だった革命軍のリーダーのドゥルク・サードマディで、軟禁されていたアマラをドゥルクが救出し逃亡生活を送っていた時に生まれた。二人の息子であるナユタは実の兄にあたる。ただしレイファ自身はそのことは知らず、アマラがガランの部下に見つかった際に共に連れ戻されてしまい、ガランの娘として育てられた。
クラインでは「親の罪は子の罪」という風習があり、実父ドゥルクは妻のアマラ女王を暗殺したとされていた為、実の両親のことが公になればレイファは民衆から強い非難を浴び、女王候補から外される可能性が高かった。また彼女自身の身も実際には両親や兄に対する人質扱いであり、アマラやナユタもレイファの身の安全と名誉のためにガラン女王に従わざるを得なかった。