ガールズ&パンツァー劇場版を知らない人から、どのような内容か説明を求められた際に、知っている人が話す魔法のコメントである。
・・・これだけでは成立しないので以下ある程度真面目な説明を。
真面目な解説
ガルパンファンにとっては1年以上延期の末やっと公開された新作劇場版。近年のアニメ作品の映画化の失敗や、長きにわたった公開延期により、ファンの間では公開直前まで不安の声が絶えなかったのだが……いざ公開されるとこれがまさかの良作、公開前の下馬評を完全に覆し、上映時間2時間に渡ってテンポよく進むストーリーと満載の見どころ、シリーズを知っている人にはさらに伏線の回収劇、またこの手のファンなら誰でも知っている小ネタも抑えてあるという、深夜アニメ発の劇場版といいながらも一本の映画として成立するに相応しい作品であり、劇場を訪れた数多くの者を虜にした。
そしてネタバレをしないという配慮や、このシリーズを象徴する専門用語や予備知識の多さによる躊躇、何から話すべきか迷うほどの伝え尽くせないほどの多くの魅力、順を追って小一時間かけなければ語ることのできないほどの良さを、なんとか一言に凝縮した、たった一つのコメント。それがガルパンはいいぞである。
「ガルパンはいいぞ」という言葉はファンのみに留まらず、スタッフやキャストにも広がっており、舞台やテレビ、Twitterなどでもその言葉が発せられるほどである。
ちなみに深刻化すると「ちょうちょ…」とかしか喋れなくなったり、「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」って騒ぎだしたりすることもあるとか。
なお、元ネタは『マッドマックス怒りのデスロード』を見た観客の「マッドマックスはいいぞ」という言葉である。この言葉が生まれた背景は大体ガルパンと一緒なので割愛する。
もしかして→ケンシロウ、暴力はいいぞ!・新堂「スポーツはいいぞ」
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