注意
この記事には、アニメ「ジョーカー・ゲーム」に関する重要なネタバレが記載されています。
ジョーカー・ゲーム11話にあたる『柩』は、原作内唯一D機関員が死亡するストーリーである。
その為この『柩』に該当する機関生が誰なのかTwitterなどでは憶測を呼んでおり、その結果公式サイトで偽装名が載っていない「三好」と「小田切」のどちらかでは無いか?と推測されていた。しかし最終回の12話が小田切がメインとなる『XX ダブルクロス』だと判明し、『柩』回が三好の可能性が高まってしまう。
そして問題の10話予告では、三好がミレーの描いたオフィーリアについて「彼女は生きているのか死んでいるのか」を問いかけている。
この予告から「もしかしたら死ぬのは偽装で、本当は生きているかも知れない・・・・・・」という一抹の希望にかけたのだが────────・・・
そうはいかなかった。
ヴォルフ大佐が所持していた写真に写っていたのはまぎれもない三好であり、さらに三好が列車事故にあってからの顛末が回想という形で描かれ、そして最後の最後に三好本人の遺体がアップで映された事から、完全に三好が死亡した事が判明したのである(その数日後の公式サイトのキャラクター項目でも、三好の欄に不慮の死を遂げると書かれていた)。
この二重三重に騙された衝撃とショックから泣き崩れるファンが続出し、Pixivでは彼を追悼するイラストと小説が溢れかえったのだった。
しかし、最後まで理想のスパイ像とする「誰でもない人間」とする三好の生き様と双絶な最期は、彼が結城中佐の教え子であり、D機関の機関生であった事を示したのであった。