アサルトライフル?サブマシンガン?どっち?
使用している銃弾が5.56mmNATO弾を使用しており他のアサルトライフルと変わらないが、MP5の収縮式銃床型に近い大きさなためサブマシンガンと分類される場合もある。
製造元のH&Kは登場当時はSMG扱いで販売していたものの、後にアサルトライフルに変更している(登場した70年代は現在のようにアサルトカービンという扱いがなかった為で、CAR-15やAKS-74U等のショートカービンがSMG扱いされていた事もあった)。
まあ同社のG36CやHK416CもアサルトライフルなのでHK33Cともいえる。
G36Cなどの登場で旧式となったHK53ではあるが。SAS等が現在も使用し、イラク戦争の報道写真などでその姿を見ることが出来る。
なお単発であっても銃身長が短いこのような銃はアメリカでは法律の関係で所持が難しく、16インチまで銃身を延長したモデルを買うか、フルオート可能な銃と同じくクラス3ライセンスを取得して相応の税金を納める必要がある。HK33のセミオンリーモデルであるHK43やHK93ならOKであるが。(州法の関係もあるので細かいことは言えない)
なお、HK33同様に.223レミントン弾からSS109に対応したEXPORTに設計変更されている。
基本データ(HK53E)
全長 | 780mm(590mm) |
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銃身長 | 211mm |
重量 | 3,320g |
口径 | 5.56mmNATO弾 |
装弾数 | 30発 |