目次
1 概要1.1 導入の経緯1.2 特徴2 関連イラスト3 関連項目神戸電鉄3000系は神戸電鉄が1973年から1991年にかけて導入した鉄道車両。
最盛期は4両編成9編成36両が在籍していたが、2014年に1編成が廃車され、現在は8編成32両が在籍する。
現在は3両のみで運転される公園都市線を除く全線で運用されている。
導入の経緯
神戸電鉄は有馬温泉へ向かう観光路線として建設されたが、神戸市街地へのアクセスの良さから沿線では住宅開発が進み、通勤重視の路線へと変化し、旅客需要が高まっていた。
そのため、4両固定編成の車両を建造する事になった。そこで建造されたのがこの3000系である。
特徴
4両固定編成であり、増結は考えられていないため、全面は非貫通形となり、300系を髣髴とさせる大きな2枚の全面窓が特徴的である。
神戸電鉄の新製車としては初めて扉幅1300mmの3扉車体を採用し、ラッシュ時対策とした。
また、神戸電鉄で初めて冷房を取り付けた車両でもある。
車体は軽量化のためにアルミ車体を採用し、アルミの車体に朱色の帯の外観から沿線住民には「ウルトラマン」の愛称で親しまれている。
1980年台後半から1990年台初頭までにかけて1000系列などと同じく塗装の変更が行われ、現在の姿となっている。