CV:皆口裕子
概要
バルフォモーリア帝国が統治するスクーデリア大陸のレジスタンス・アルカディア解放軍に所属するヒューマン族の女戦士。剣とトンファーを駆使して戦う。
ブライアンとアインを脱走させてしまった失態の責任を取らされ生体研究所に左遷されたアルノスが作り出したデミヒューマンの執拗な追撃にてこずるブライアン達の前に現れ、解毒剤でデミヒューマンを元の姿に戻した。
そのまま二人に同行し、共にアルノスを倒した後改めて軍師コウメイによってブライアンを隊長とする第三遊撃部隊の隊員となった。
性格は気丈で使命感に燃えているが、その眼にはどこか哀しみの色が映し出されていた。ブライアンと共に戦ううちに、次第に彼に惹かれていった。
実は、彼女はスクーデリア総督軍四提督の一人・ルーク・ヘッグマイヤーの長女で、ヒューマン族でありながらヒューマン族を迫害する帝国に与して武勲を上げ続け提督にまでのし上がった父を憎み、解放軍に身を投じたのだった。
戦いの最中、父ルークと再会。しかし父娘は分かり合えず、ブライアンとルークが一騎打ちをする事に。
戦いは熾烈を極めたが、帝国のマシンヘッド・コロッサスの砲撃によって破壊された瓦礫の下敷きになりそうになったロイスの悲鳴に気を取られたブライアンはルークの斬撃で左腕を切り落とされてしまう。
友軍の存在を無視して砲撃を続ける機械人形の愚劣さに苛立つルークは、ブライアンにとどめを刺さずに撤退してしまった。
一命を取り留めたものの左腕を失ったブライアンは前線からの長期撤退を余儀なくされ、戻って来た時には左腕には義手が取り付けられていた。
スクーデリア総督軍の首都ルクソドールにおいて、あくまでも総督コバルトに忠誠を誓うルークと再戦。
死闘の末に敗れたルークは、娘の懇願を聞き入れずあくまでも総督への忠誠心を全うすべく自害を決断。しかし彼女がブライアンに惹かれている事に気が付き、ブライアンに愛娘を託して死出の旅へと赴いた。
悲しみを乗り越えてブライアン達と共に総督コバルトの野望を打ち砕き、アルカディア共和国の建国を成し遂げた。
SFC版のエンディングでは、アルカディア解放軍を抜けてブライアンと共に他の大陸に渡った事が語られている。