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パメラ・ボーヒーズの編集履歴

2016-08-14 17:12:36 バージョン

パメラ・ボーヒーズ

ぱめらぼーひーず

パメラ・ボーヒーズとは、「13日の金曜日」の登場人物。

概要

世界的有名な殺人鬼となったジェイソン・ボーヒーズの実の母親であり、クリスタルレイク連続殺人事件の犯人でもある。夫にエリアスがいる。

元々は奇形児として生まれたジェイソンに愛情を惜しみなく注いで育てていた心優しい女性であったが、1957年に運命の歯車は狂い始めた。当時11歳だった一人息子であるジェイソンはキャンプで来ていたクリスタルレイクで顔が奇形という理由からクラスメイト達に虐められ、顔に麻袋を被らされクリスタルレイクに突き落とされてしまう。しかもその時キャンプの監視員たちは性行為に夢中で監視を疎かにしてしまったことも手伝い、ジェイソンはそのままクリスタルレイクで行方不明になってしまった。

そのことを知ったパメラは精神を病んでしまい、そんなパメラを見た夫エリアスは彼女の許を去ってしまう。ここでもし夫エリアスが彼女を支えていれば惨劇は起こらなかったかもしれない。


その後、彼女は狂気に憑りつかれ、「息子が死んだ(と思い込んでいる)のは、監視を疎かにした監視員達のせいだ」と思い込み(実際間違いではないのだが)、復讐の為に殺人に手を染めるようになる。

最初の殺人は若いカップルであった。そのことでクリスタルレイクは一時閉鎖になるも、彼女の殺人は続いていき、キャンプ場再開に向けてクリスタルレイクに遊びに来ていた若者達を続けさまに殺害。とうとう生き残りはアリスという女性一人だけになり、殺人鬼パメラと対決することになる。


戦績

ジェイソンの母親だけあって50歳手前の女性とは思えないほど怪力の持ち主。鉈を振り回したり、人の顔面に斧を叩きこんだり、ベッドの下からナイフを突き刺したり、はたまたアリスが隠れていた物置部屋のドアをいとも簡単に破壊して鍵を開けるなど、ジェイソンに勝るとも劣らない怪力である。「母は強し」とはこのことである。

ただ耐久力は人並みで、アリスに反撃された際は普通に気絶したりしていた。


最期

アリスとの殺し合いの果てに一瞬の隙を突かれ、アリスに首をナタで切断され、無くなった首を両手でつかむ仕草をしながら絶命した。

そしてこのパメラの死こそが、殺人鬼ジェイソンの誕生の時でもあった……。


死後

パメラの死後、アリスはジェイソンにアイスピックでこめかみを刺され死亡。実はジェイソンは溺死などしておらず生きており、アリスがパメラを殺害するところを偶然にも目撃していたのだった。その復讐の為、アリスを殺害したと考えられる。

因みにパメラのミイラ化した首は最初はアリスの家の冷蔵庫にあったが、後にジェイソンの住処にアリスの白骨死体と共に置かれていた。

その後もクリスという生存者が見た夢の中の幻影として登場したり、フレディが化けた偽パメラも登場したりする。とにもかくにも、ジェイソンの最愛の人であると同時にジェイソンを惑わせる人物であることにも違いないようである。


余談

彼女には「キ、キ、キ、キ、キ、マ、マ、マ、マ、マ」(Kill Mum=「殺してママ」)という幻聴が聞こえており、ジェイソンのお願いごと(復讐)を聞いて殺人を行っていたという設定である。

タイトルの「13日の金曜日」とは、ジェイソンが行方不明になった日とパメラの命日の2つのことを意味しており、ジェイソンは母親の命日に殺人を繰り返しているということになる。10作目の「ジェイソンX」ではジェイソンをおびき寄せるためのホログラムとしても登場する案があったようだが没になった。因みにパメラを演じた故ベッツィ・パーマー氏はパメラ本人は悪人ではないと語っていた。また、ベッツィ曰く、彼女が殺人に手を染めたのは復讐のためだけではなく、キャンプ場を再開したらまたジェイソンのように子供が溺れ死ぬかもしれないという思いもあった為だという。あまり関係ないが、ベッツィはpart2以降、パメラ役を降りている。


関連タグ

13日の金曜日 ジェイソン・ボーヒーズ

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