＝＝＝警告:プロトコル"焚書"発動下に無い状況で本ページにアクセスすることは禁じられています＝＝＝
"焚書"発動下にない状況でのアクセスは、即時の自動抹殺プログラムの発動に繋がります。確認が完了する前に速やかに退出してください。プロトコル"焚書"発動下でSCP-444-JPの大規模な事象に対応する職員はそのまま待機してください。
アクセス開始…………………
セキュリティが解除されました…
444-out break状況の発動を確認…
プロトコル"焚書"の発動を確認…
緊急開示用データベースにアクセス…完了
SCP-444-JP情報を表示します Thank you See you
概要
SCP-444-jpとは、SCP財団日本支部随一のキワモノSCPである。
それは日本生類総研のとある廃棄された実験場で見つかった言葉の羅列である。
これを読み上げてしまった人物は何もかもが赤い原野で『夕焼けよりも赤い』空を飛び、強い恐怖を抱きながら『緋色の鳥』に喰われるという幻覚を延々と繰り返すこととなる。
この幻覚から逃れるすべはただ一つ、現実の肉体が上記の文章を筆記することだけ…
と、ここまでなら脅威的ではあるもののかろうじて「Safe」なのだが、恐ろしいことに『緋色の鳥』はこれらの獲物をクエば食うほど成長を続け、ついには存在を知っているもの、被害者の血の付着した紙を見たものまでもを標的にし、財団の収容施設、最終的にサイト-8141を閉鎖させる自体までにも追い込んだ。
これに対し、財団は情報の機密性の優先、そして分類自体の無意味さからオブジェクトクラスは割り当てず、財団職員に対する大規模な記憶処理も含めて徹底的に隠蔽、関するあらゆる情報は完全に破壊する役目を一人の職員に任せた。その後、ただ一人SCP-444-jpを知る職員は…おそらく全ての仕事を終えた後、看取るものもなく、一人死したものと思われる。
こうしてSCP-444-jpをしるものはこの世から一人もいなくなった。
…そう、あなたが知ってしまうまでは。
![SCP-444-JP:█████[アクセス不許可]](https://i.pximg.net/c/260x260/img-master/img/2014/07/01/19/52/26/44437472_p0_square1200.jpg)
