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パセリ創作の編集履歴

2016-08-29 12:48:32 バージョン

パセリ創作

ぱせりそうさく

二次創作における特定の傾向、およびそういった作品の創作者、それを好む読者を指すネットスラング。過去にそれらの作品傾向を糾弾する蔑称のように用いられていた事もあった為、タグ付けには注意が必要。

概要

刀剣乱舞の二次創作者の発言「パセリと同じさ」「刀剣男士は添えるだけ」「女審神者がとうらぶからなくなったら何が残るん……なあ……(´・ω・`)」が語源。

当時に流行していた二次創作の特徴をよく表しており、パセリが象徴的な単語となった。

これが発展して、以下の解説に該当する作品を「パセリ」、創作者と愛読者を「パセラー」と呼ぶようになった。


経緯

刀剣乱舞の二次創作において当時流行していたスタイルは、


起、極めてオリジナル要素の強いキャラクターを主人公として登場させる

承、原作および原作キャラクターの設定をオリジナルに改変する

転、改変した設定や原作キャラクターを用いて主人公を危機に陥れる

結、主人公を活躍させて危機を解決したり、原作キャラクターに罰を与えたりする


といったオリジナルキャラクターを贔屓する内容のもので、ファンの不快感を誘っていた。当時のファンは作品から受ける不快感から、類似した作品をヘイト創作と呼んでいた。

だが本来ヘイト創作とは原作への不満を表現するものであり(※1)、該当作品の作者はオリジナルキャラクターを贔屓するものの、原作に不満があるわけではなく、意味の違いから混乱が起きた。(※2)

その時に概要にある「原作キャラクターは、オリジナルキャラクターの添え物である」という趣旨の発言が話題になり、以降そういった作品はパセリと呼ばれるようになった。


パセリ創作の特長

・オリジナルキャラが登場し、それがよく描写されている

・原作キャラの描写がうすく、違う性格に改変されていることもある

・設定をオリジナルに改変している。この改変要素は他作品から拝借していることもある。

・オリジナルキャラが原作キャラを殺害、私刑、罵倒するなどの描写がある


メアリー・スーや、厳し目、嫌われの変種でもある。

上記の3要素とパセリとの違いは、パセリが、原作設定にオリジナルの改変を加えてしまい、原作の根本的なところを破壊する所にある。つまりパセリは二次創作というよりも、原作をモチーフにした一次創作といえる。


もし自ジャンルでパセリが発生したときの注意点

パセリ創作は特長上、改変要素にR18表現やR18G表現、タグ付けミスが発生しやすい。

人を選ぶ内容なため、厳密なタグ付けが必要なのだが、パセリそのものはスラングであるため、ジャンルごとにパセリ創作をあらわすタグを作ることが望ましい。


※1、詳しくは「ヘイト創作」参照

※2、詳しくは「とうらぶヘイト創作問題」を参照

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