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とうらぶヘイト創作問題

とうらぶへいとそうさくもんだい

刀剣乱舞二次創作における通称「ヘイト創作問題」についての経緯まとめです。
目次 [非表示]
  • 0.1 http://dic.pixiv.net/a/刀剣乱舞棲み分け問題から来た方へ
  • 1 この記事に関して
  • 1.1 この記事に関して
  • 2 通称「とうらぶ『ヘイト創作』問題」の経緯
  • 2.1 3月と4月の状況
  • 2.1.1 ことの発端
  • 2.1.2 ヘイト創作タグへの影響とその変容
  • 2.2 7月の状況
  • 2.2.1 本丸NTR作品が現れる
  • 2.3 8月の状況
  • 2.3.1 マナー文が投稿される
  • 2.3.2 注意を呼び掛けたユーザーがさらにアカウント停止になる
  • 2.3.3 レビューまとめが作られ始める
  • 2.3.4 公式を含む外部団体への問い合わせについて
  • 2.4 9月の状況
  • 2.4.1 騒動が外部へと広がる
  • 2.4.2 参考リンク
  • 2.4.3 さにらぶ事件
  • 2.4.4 匿名掲示板においてリンク活動が開始される
  • 2.5 10月の状況
  • 2.5.1 草の根メール活動
  • 2.5.2 審神者乱舞タグの整備が始まる
  • 2.6 11月の状況
  • 2.6.1 アカウント停止の仕組みが問い合わされる
  • 2.6.2 作者が公式に自作品の是非を問い合わせる
  • 2.7 12月の状況
  • 2.7.1 ユーザーの外部サービスへの移動と新たな問題
  • 2.8 2016年1月の状況
  • 2.8.1 とある宣言が行われる
  • 2.8.2 外部SNSの活用
  • 2.8.3 某巨大匿名掲示板での動き
  • 3 住み分けと共存のために
  • 3.0.1 審神者のためのタグとキャプションの活用
  • 3.0.2 コメント欄での議論について
  • 3.0.3 百科記事コメント欄での議論の扱いについて
  • 3.1 終わりに
  • 3.1.1 参考リンク
  • 現在、この記事の編集についてコメント欄で議論中です。意見のある方はコメント欄の方で議論への参加をお願いいたします。


    http://dic.pixiv.net/a/刀剣乱舞棲み分け問題から来た方へ編集

    上記記事では本記事を「棲み分け嫌悪派・棲み分け押し付け拒否派など棲み分けに否定的な視点からまとめた」と紹介されておりますが、こちらはよりよい棲み分けのために一般論としてのヘイト創作を考える記事だとご理解いただけますようお願い申しあげます。




    この記事に関して編集

    この記事に関して編集

    この記事は刀剣乱舞二次創作における通称「ヘイト創作問題」についての経緯をまとめたものです。

    中立的な立場からの事実の記録と言うスタンスに基づき、記事では実際に起こったアカウント自動停止(アカバン)、晒し行為についても触れています。ですが、この記事は各グループが行っている棲み分け活動や、読み手・書き手の方々が取った行動等の是非を問うものではありません。


    ピクシブでは「誰が、誰を通報したのか」は第三者からは完全に分からないようになっています。作品の非公開化が自動停止(アカバン)によるものだった事を示唆するメールを運営側から受け取った方がいる一方で、運営に問い合わせた所「通報件数だけの自動停止は無い」と言う解答メールを受け取った方もおられます。後々に新たなトラブルへと繋がらないよう、お互いにどのような立場であろうとも、いたずらに誰かを疑ってかかったり、メールや作品等への安易な晒し行為をしたり、明らかな違反行為以外での安易な通報をする等は控えましょう。


    とうらぶヘイト創作問題とは、もともと一部の二次創作者が他の既存タグを乗っ取ってしまったことに端を発した物だったのですが、そこから派生する形で次々と別の問題も起こり、半年以上に渡って未解決のまま話し合いが続いている状態となっているものです。



    通称「とうらぶ『ヘイト創作』問題」の経緯編集

    3月と4月の状況編集

    ことの発端編集

    初期のブラック本丸ものは今とは全く違い、


    • ブラック企業をパロディしたような疲労・中傷状態での進軍などを強いられる刀剣男士たちをコメディタッチに描いた作品
    • ブラックが高じて審神者から暴力や性行為の強要を受けるようになった刀剣男士たちの哀れな様子に萌えるという特殊嗜好に当たる作品

    などでした。つまりブラックだったのは審神者で、刀剣男士たちは被害者であるような作品群です。

    そこに派生して登場したのが「傷ついた刀剣男士たちを主人公が癒す」ような形式の作品で、そこからさらに派生して「傷つき荒んだ刀剣男士たちのいる元ブラック本丸引き継ぎ審神者として派遣された主人公が、刀剣男士たちから暴行を受けるなどして悲惨な目に遭う」ような、いわゆる嫌われ系の作品が出てきました。

    嫌われ系の作品はただ嫌われるだけではなく、最終的には復讐や制裁・断罪などの内容を含むものが多く、また描写の中心が刀剣男士ではなかったため、多くのユーザーを困惑させました。投稿サイトにより考え方は様々ですが、ピクシブ百科記事ではオリジナルキャラクターを主人公に据えた作品は特殊嗜好という扱いであり、タグや注意書きなどで棲み分けを行うのがマナーと考える人が少なくなかったためです。


    この時期にはR-18相当・R-18G相当の作品にも閲覧制限がかけられることはなく、またブラック本丸タグを、それまでの使用方法とは別の意味で使ってしまった状態で上記のような作品群が投稿され、初期にマナー文を上げたユーザーが何度かアカウント停止になるなどしていました。



    ヘイト創作タグへの影響とその変容編集

    ヘイト創作タグはこの騒動の最中にピクシブ百科事典内で意味を大きく変更されています。

    変更以前のヘイト創作タグは定義が広く、また「読者が不愉快に感じる要素が少しでもあるならヘイト創作タグをつけること」と推奨されていたため一時期様々な作品にタグがつけられていました。

    pixiv内外での意味が大きく違っていたこと、安易なタグの使用などでトラブルの原因となることが多く、今回の騒動がきっかけとなり定義を厳格化、pixiv内外との意味のすり合わせを行い(参考資料ヘイト創作意識調査アンケート結果)、事典内容も大きく書き変わりました。現在は新しい定義に沿った使用が推奨されています。


    4月の時点では、ヘイト創作タグは古い定義のままでした。マナー喚起側の論旨も割れており、旧ヘイト創作タグの定義に従ってタグ付けを推奨する者と、そのタグ付けによってアンチ作品と誤解されることを憂う者とがいました。のちには一部のマナー喚起者がニトロプラスのガイドラインを提示したり、それを論拠としたりするようになりました。


    (ニトロプラス、著作物転載ガイドラインより)

    5.その他、絶対的禁止事項に該当しないこと:

    1. 弊社、弊社製品または弊社キャラクターのイメージを著しく損なわないこと
    2. 利用する作品の著作者ないし弊社の社会的な信用、評価を損なわないこと
    3. 公序良俗に反しないこと
    4. 他者の権利を侵害する、または侵害のおそれがないこと
    5. 弊社の公式製品かのような誤解を招くおそれがないこと

    様々なマナー喚起側の見解に加わり、ヘイトの意図は無かった作者や、旧ヘイト創作タグの定義に従った作者、ヘイトだと思った読者、そうではないと思った読者、さまざまな見解の違いから軋轢が生じ、作品のコメント欄でタグ付けの論争が起こるなどしていました。

    その結果、旧ヘイト創作タグは「念のため」の自衛措置としても用いられるようになって行きました。


    ピクシブ百科事典は本来、「pixivタグの説明」という位置づけであり、pixivユーザーであれば誰でも自由に編集ができる場所です。投稿作品のタグや注意書きを決める際に百科記事の参考は推奨されますが、実際に使用するかの判断は投稿者(作者)に委ねられています。

    また、その記事内容に規約のような強制力はありません。



    7月の状況編集

    本丸NTR作品が現れる編集

    4月から投稿されていた「本丸乗っ取り」作品ですが、7月頃からこれが「本丸NTR」という表記で投稿され始めました。これは、


    • 本丸に見習いと呼ばれる悪役キャラがやってきて、刀剣男士たちは見習いの側についてしまう。その結果主人公は本丸から追い出される。

    というような傾向の作品群です。追い出されるときに主人公が見習いや見習いの側についた刀剣男士に暴言を吐いたり、制裁を加えたりするようなものも数多く投稿されていました。これの問題点は作品傾向ではなく、NTRという単語を使ったことでした。

    どういうことかというと、NTRとはいわゆる「寝取られ」のことで、男性向けでは既に定着しているエロシチュの一種だったのです。つまりブラック本丸タグに引き続き、今度は別ジャンルで使用されているタグまで意味を変えてしまい、検索妨害になっているのではないかという批判の声が一層強まりました。



    8月の状況編集

    マナー文が投稿される編集

    『ブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作』作者のみなさんへhttp://privatter.net/p/951236
    ブラック本丸・本丸NTRに含まれるヘイト創作に関する問題点http://privatter.net/p/951241

    8月上旬、事態を問題視したユーザーによりPixivにより上記の問題提起文が投稿されましたが、1日もたたないうちにアカウント停止になりました。

    問題提起文の作成者がアカウント停止についてTwitterで訴え、Togetterでまとめてブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作愛好者の皆様への問題提起をUPした所、コメント欄には様々な意見が集まりました。ですがその中には、一部、根拠のない批判、罵倒に近い非難、感情的な反論もありました。


    これを受けて、当初のまとめ人以外の方が「住み分けへの反対意見まとめ」と「住み分け反対意見まとめへの反応」を作成しましたが、こちらも非公開となっています。



    注意を呼び掛けたユーザーがさらにアカウント停止になる編集

    その後、


    • ブラック本丸「私のタグがブラック男士ネタで埋め尽くされてた……」の作者のアカウントが2回の停止(複数ユーザーからの通報によるもの)
    • 他3名の一般ユーザーが「男女の恋愛作品に刀剣乱腐タグを使用していることに対してコメント欄で注意呼びかけ」後にアカウント停止

    と、次々にアカウントが停止になりました。

    その際に嫌われ系作品を投稿している作者からは「嫌なら見るな」との声が上がっていました。嫌かどうか読むまでわからないこと、タグを乗っ取っているのは他ユーザーへの検索妨害であることなどを訴えましたが、事態は平行線の状態が続いていました。



    レビューまとめが作られ始める編集

    問題提起文が非公開化される理由については、「作品ではないから」ということが運営からのメールによって判明しました。メール内には、そういった活動はピクシブ外で行うようにとの文言も有りました。

    それを受けて「反対意見まとめ」などを作ったユーザーが、外部であるツイッター上で「嫌な人が見ないで済むように作品のレビューをします」と宣言しました。 レビューサイトのキャプション文は以下の通りです。


    「Pixivのブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作などの中から人気作品を紹介します。これから人気が出て欲しい作品についても紹介しているので、隠れた名作を見つけ出す手助けにしてください。 ※好みのわかれるネタを含むため何でも許せる方向けです」


    これは当時よく見られた反論である、


    「人気があるからランキングに乗るのだし嫉妬して文句を言うのはおかしい」

    「言葉の意味は変わっていくのが当然なのでタグの誤用は許容されるべき」

    「キャプション説明は『何でも許せる人向け』で充分、踏んだ地雷は我慢すべき」


    といった言説へのアンチテーゼだと思われました。


    ブラック本丸・ヘイト創作の人気作品まとめ(※書き手の方への配慮の為、現在この記事からはurlを削除しています)[[]]
    ブラック本丸・ヘイト創作の人気作品まとめ2(※書き手の方への配慮の為、現在この記事からはurlを削除しています)[[]]
    オリキャラ中心の刀剣乱舞二次創作レビューまとめ(※書き手の方への配慮の為、現在この記事からはurlを削除しています)[[]]

    こののち、レビューを嫌った作者による作品のマイピク化、削除、ピクシブ撤退が相次ぎました。反発も多く集まりましたし、賛同も多く多く集まりました。ツイッター上には匿名垢が次々と出現し、批判と評価、糾弾と擁護、罵倒と感謝の大激論が展開されるようになりました。

    このレビューは以下の3要素により構成されています。


    1. 作品レビュー
    2. レビューされたくない作者への要請
    3. 抗議活動の示唆

    まず1についてですが、多くの女性向けの二次創作小説界隈では、評論文化がほとんど育っていませんので、それを性急に行うことへの批判が相次ぎました。しかしレビュー内容を評価する声もあり、そういった作者たちは自薦でレビューを頼むこともありました。

    2については、個人が強引に要求を通そうとするかのような言動への批判が相次ぎました。しかし騒動の長期化に疲弊していた読者たちは、こういった強引な手段しか無かったのだろうと消極的な賛意を示しました。

    3は多くの批判が集まり、賛同はあまり集まりませんでした。文中では可能性を示唆している程度ですし、たしかに個人の抗議活動は自由ですが、それは確実に二次創作界を委縮させる行いでもあるからです。そして実際に、特に審神者乱舞系の小説界隈では委縮現象が発生し、以降、作品数が大きく減少していくきっかけになりました。


    (※2016/04/17現在、このレビューまとめのツイッターアカウントは削除されています。)



    公式を含む外部団体への問い合わせについて編集

    この騒動においては、個人が、公式を含む外部団体に対して、問い合わせをするような動きが多々ありました。

    • (8月10日)レビューまとめを作られた方が、問題とされる作品への抗議の一環として、公式への問い合わせや学校への問い合わせを仄めかした(未実行)
    • (9月8日)棲み分け活動家の方が、問題とされる作品への抗議の一環として、外部作品の公式ツイッターアカウントに対して、作品へのリンクをリプライした
    • (9月20日)上と同じ方が、問題とされる作品への抗議の一環として、公式のツイッターアカウントに対して、作品へのリンクをリプライした
    • (11月23日)一般読者の方が、二次創作物の審神者をゲームに出す方法を知るために、公式に対して、メールを送った(ただし、当時よくあった「一般人はピクシブ作品を読まないから配慮の必要は無い」という意見へのアンチテーゼを具体的に演じていた可能性もある)
    • (16年3月22日)もともと公式にからむ様々な問題について、公式への批判活動や問い合わせを行っていた方が、とある棲み分け論への疑問を解決するために、芝村氏のツイッターアカウントに対して、審神者が出てくる二次創作をしても良いかどうかを尋ねた。これは本記事中の一般読者の方の行動を意識したものだった。

    個人の抗議活動は自由ですから、それを止める権利は他者には有りません。とはいえ、もしその人が、二次創作の興隆を願う者ならば、公式を含む外部団体への問い合わせは避けるべき事だといえます。

    刀剣乱舞は公式が二次創作を一定の条件下に限り認めているジャンルではあるものの、基本的に二次創作は著作権関連の法的にグレーな行為であるため、創作者にそれを意識させる出来事は、たやすく界隈を委縮させるからです。

    また公式に対して、なんらかの意見を肯定してもらうために、言質を引き出そうとする行為は避けるべきです。

    情報共有を基本とするネットの世界においては、公式が出した発言はたやすく拡散され、それぞれがそれぞれの意図で判断し、利用するものだからです。その情報は必ずしも良い意図で利用されるとは限りません。のちの他者による迷惑行為の根拠となる可能性もあります。



    9月の状況編集

    騒動が外部へと広がる編集

    レビュー開始以降も、ユーザーのアカウント停止は時間経過に比例して増えて行きました。

    中には「新しい住み分けタグを提唱したユーザー」や「メアリー・スーを元ネタにした作品を投稿したユーザー」、「LINE風画像で初心者向けマナー文を投稿したユーザー」も含まれます。

    そのため、主に話し合いや情報のまとめはTwitter上で行われています。

    以下にいくつか参考リンクを掲載しますが、人によっては気分を害する可能性がありますので閲覧注意でお願いします。


    参考リンク編集

    レビューまとめ人による「はじめに読む記事」※リンク切れ
    「ヘイト創作」に関する意識調査アンケートhttps://docs.google.com/forms/d/1negIQzytfxLG3RXmqRl1cDTfFARxJOhlj6nBo7lpkqc/viewform
    上記意識調査アンケートの結果グラフhttps://docs.google.com/forms/d/1negIQzytfxLG3RXmqRl1cDTfFARxJOhlj6nBo7lpkqc/viewanalytics
    【刀剣乱舞】10分でわかるとうらぶヘイト創作騒動【オリキャラ乱舞】http://www.nicovideo.jp/watch/sm27088375
    【刀剣乱舞】ヘイト創作騒動の経緯まとめ【オリキャラ乱舞】http://www.nicovideo.jp/watch/sm27103770

    また、こういった出来事から「住み分け運動への攻撃がなされているのではないか」という考えが広がるにつれ、運動は過激化していきました。以降、問題作品を告発するかのようなリンク行為、コメント欄での議論の発生、その他の行き過ぎた出来事が増えるにつれ、今度はさらに作品のマイピク化や、作者の退会も増えていくこととなりました。



    さにらぶ事件編集

    一向に沈静化しない騒動に対して、ブラック本丸小説の作者が、個人で行動を起こしました。のちの審神者乱舞タグの元となる『さにらぶ』タグを提唱し、百科で記事を整備し、該当作品に対して非常に好意的な内容のちゃんねる系小説をアップして周知し、一人で大量のタグをつけてまわりました。(以降、提唱者と記述します)

    しかし提唱者はアカウントを停止されました。この一回目の停止の理由については不明ですが、一人が大量のタグをつけてまわったことが規約違反と判断された可能性、創作意図に合わないタグをつけられた作者の通報、とある作者が提唱者を名指しで批判する作品を投稿したこと、等の理由が推察されました。

    のちに提唱者は運営への復帰申請が通って、アカウントが復活しました。このとき、ヘイト創作にまつわる一連の出来事を強く批判する内容のマナー提起文を投稿しました。

    その直後、約20分後に、提唱者のアカウントは停止しました。以降、提唱者のアカウント復帰はありませんでした。


    この事件で特徴的なのは、それまでの主な棲み分け推奨者と異なり、この提唱者が、騒動において問題とされている傾向の作品の作者であり、そういった作品を好んでいた方であったことです。にもかかわらずアカウントが停止されたということに、まず棲み分け推奨者たちや、出来事を傍観していた者たちに衝撃が走りました。

    ただ一回目の停止については、規約違反の可能性もありましたから、界隈の意見は多種多様で、賛否両論といった論調でした。

    問題は二回目のアカウント停止です。提唱者が実際に取った行動と、起こった出来事(アカウント停止)にずれがあります。通常、マナー提起文は作品の非公開化のみに留められるのですが、それを通り越してのアカウント停止が、不当な通報だったのではないかという疑惑をさそいました。

    またその後、提唱者がアカウント停止の理由について運営に問いあわせ、回答をもらっていたことが判明しました。その回答は、IPアドレスの異なる複数の人間が、タグ編集履歴からの複数通報を行った事によるものだという内容でした。

    つまり、決して断定は出来ませんが、棲み分け提唱運動そのものを嫌っていて、提唱者のアカウント復活を快く思わない複数の作者が、感情による安易な通報を行った可能性が出てきてしまいました。

    これも、住み分け運動が激化する要因の一つとなりました。



    匿名掲示板においてリンク活動が開始される編集

    ピクシブ内におけるマナー喚起活動について、ピクシブ運営が難色を示すような文言を明らかにしたことによって、マナー喚起者たちの一部はピクシブ外部に移動しました。

    そして、さらにその一部の者が、外部の匿名掲示板において、以下のような批判活動を行いました。

    • まず批判者が作品群への不満を宣言する(タグ、内容等)
    • 作品へのリンクを貼る
    • リンク先の説明として、題名と作者名を添える
    • リンクの量を増やし、機械的にリスト化する

    (この批判方法が荒らし等に悪用される事のないよう、掲示板へのリンクや具体的な掲示板名の明記は控えさせていただきます)

    実際のリストには、ランキング入りした作品が多く、マイピク化や削除済みの作品も含まれていました。

    まず二次作品のurlを貼り、外部サイトや外部SNSで共有する行為は、ウェブの利用方法の一つとしてルール上は反していないのかもしれませんが、相手への配慮が不足していると言う点で、道義に反するものと受け止められる可能性が高いです。

    さらに、何が問題なのかというと、それはこのリンク活動の動機にあります。もしこれが、単なる不満の表現では無く、出来事の改善を願っての行為だったのなら、逆効果になる可能性があります。

    外部での批判活動は、自動的に「外圧」の形を取ってしまいます。もちろん批判者たちは望んで外部に移動したわけではありませんが、形としてはそうなってしまうのです。しかし外圧による状況の改善は、同時に相手からの不満を生みます。

    世間における貿易の問題などでもそうですが、たいていの場合において、「外圧」は「不満」とセットです。外圧が強まれば強まるほど、不満の蓄積は顕著になります。見た目、改善された状況の下では、常に相手の不満が渦巻いているのです。そして不満の放つ反発力が、外圧を上回れば、表面的な改善状態は崩れます。

    そうなると出来事において、作者たちにとっては「ミスをしていた」程度であったものが、外圧による不満の強化によって、「ミスを無理に修正させられた」にすり替わってしまいます。さらに時間経過とともに、「ミスをする自由を取り戻したい」に変わっていきます。

    たしかに批判側が求めたのは、ただのミス修正でしょう。しかし作者らは結果として、自分でミスに気づき、自分で考え、自分で納得してミスを修正する権利を奪われている状態になっているのです。だから爆発した不満が、外圧による抑制を取り払うと、それを取り戻したい欲求が最優先になってしまいます。つまり人の意見に耳を貸さない、意図的なミスの発生です。

    こうして最初に望まれた結果と、実際の結果が逆になることからも、状況改善のための外圧行動は、良い選択とは言えないのではないでしょうか。

    また、内部自治が不可欠な二次創作の世界に対して、ピクシブ運営側からの更なる理解を得る努力も、今後は必要かと思われます。



    10月の状況編集

    草の根メール活動編集

    タグの誤用を穏やかに指摘しつつ、強要は避けて、作者の意思に任せるという内容のメールを送る活動(草の根メール)がありました。しかしそのメールは、指摘されることを嫌う作者によって、twitter上で晒されてしまいました。



    審神者乱舞タグの整備が始まる編集

    すでに本記事『ことの発端』で述べられている通り、この問題の当初は主に、元ブラック本丸引継ぎものから始まるブラック男士の登場するような嫌われ系作品や、本丸が見習いに乗っ取られるという本丸乗っ取り作品戦闘系審神者が刀剣男士をさしおいて大活躍する作品のような、

    • オリジナルキャラクターを主人公に据えた作品の中で、原作キャラよりもオリジナルキャラクターが目立っている作品

    が議論の争点となっていました。オリキャラを好む嗜好は普通に存在するものですが、

    1. 原作キャラを演出するためにオリキャラを使う方法
    2. オリキャラを演出するために原作キャラを使う方法

    では演出の方向性が逆なので、新しい創作概念である2をまとめて表すタグが必要とされていました。

    (※上記の分類は、説明の必要上、傾向を大まかに分類したものです。1と2どちらの創作においても、全員がそうだというわけではありません)


    2015.10/10の0時をもってアンケートを締め切り、考案された複数のタグ候補で投票が行われ審神者乱舞が票数トップを獲得しました。

    結果スクリーンショットはこちらです。

    アンケスクリーンショット



    11月の状況編集

    アカウント停止の仕組みが問い合わされる編集

    騒動が悪化している原因の一つであるアカウント停止の仕組みについて、とあるユーザーがピクシブ運営に対して、2回の問い合わせを行いました。以下にやり取りを記します。


    質問内容1(11月)

    • 一定数の通報が入ると自動的にそのアカウントが停止になるそうですが、具体的には何回の通報が入ると停止になりますか?
    • 自動停止までの通報件数は、そのアカウントが投下した作品内容、コメント内容、またプレミアムアカウントか普通アカウントか、メインアカウントかブクマ用等のサブアカウントかで変動したりしますか?

    運営からの回答

    • アカウント停止に通報件数は関係ありません、実際に利用規約違反の行為があったかどうかで判断します。運営に問い合わせて改善状況が見られればアカウントは復活します

    質問内容2(1月)

    • 自動停止だった事を示唆するメールを運営側から受け取った方がスクリーンショット付きで証言していますが、どちらが本当ですか?

    運営からの回答

    • 回答なし


    作者が公式に自作品の是非を問い合わせる編集

    とある作品のコメント欄で論争が起こりました。論争内容は、その作品に原作タグをつけるべきか、つけないべきかといったものです。作者自身はつけないことで納得していたのですが、読者が勝手にタグをつけたり、そのことで作者が批判されたりと、荒れた状態になっていました。そのうちコメント欄に、公式に読まれても良いのか? という批判が出ました。

    作者は自身への批判に怒り、「ならば自作品を公式に読んでもらい、是非を聞く」と宣言しました。このことについて、作者のファンは作者を賞賛するコメントをおこない、そうでない読者は批判するコメントをおこないましたが、とにかくそれは成されてしまいました。

    まもなく、作者はお知らせ文を出しました。お知らせ文の冒頭文章は、「公式からの返答は、『許容する』といった内容だった」というものでした。これについても作者のファンは作者を賞賛し、そうでない読者は批判を行いました。


    のちにある棲み分け推奨者が、作者とDMのやり取りをおこない、許可を取って、それを公開しました。

    それによると、作者は冷静になったのち、自分の行動を軽率だったと強く後悔しているようでした。コメント欄の批判者がアカウント停止されてしまった事を気づかったり、自分で自分の行動の問題点を挙げたりしている内容で、出来事を深く反省して今後に生かす、といったふうに締めくくられていました。客観的で、かつ前向きさも感じられる内容でした。

    しかし作者のアカウントはのちに停止になりました。公開されているDM内容からして、自己退会は考えにくく、また通報によるものではないかとの疑念も発生しましたが、真相は不明です。


    この出来事よりも以前に、非常に過激な棲み分け派と思しき者が、様々な作品へのリンクを、公式のツイッターアカウントにリプライする、といった出来事はありました。しかしこの件では、作者自身が公式に問い合わせを行っている、ということが一番の特徴です。

    公式への問い合わせは、それ自体が、公式に対して、ファンの二次創作活動を停止させる口実を与えてしまう行為です。二次創作活動は今のところ、著作権法的には違法な行為であり、しかし公式の好意によって黙認してもらっている状態にすぎないからです。

    もし公式が正式見解として、個々の二次創作物の是非について口を開くなら、たとえどのような作品であっても、実は(法律的には)駄目だ、の言葉以外は出しようがありません。

    しかしニトロは同人活動に寛容な企業ですので、だからこそ今回も、作者への返答メールには、良いや悪いではなく、判断保留を思わせる文言が返ってきたものと推測されます。

    (※この件との関係が有るかどうかは不明ですが、その後、公式のQ&Aには、個別の創作物の問い合わせを断る文言が追加されました)


    ただし今回の作者は、論争が起こる前から、すでに棲み分けについてよく考えていた方でした。タグの誤用はせず、作者自身は原作タグを消す方向性で考えており、たとえ過激な棲み分け派でも納得できるはずの内容のものでした。つまり本来なら、騒動を起こす必然性のある方では無かったのです。

    にもかかわらず、今回はまず「過激なファン」が作者を煽り、作者が望みもしないのに勝手に棲み分け派と対決し、それに批判側が煽られ、作者が混乱させられてしまい、騒動を招いた結果になっています。



    12月の状況編集

    ユーザーの外部サービスへの移動と新たな問題編集

    作者自ら公式へ作品を送る行為が発生するなど、ここ3カ月の間にも多くの問題がありました。その間にアカウント停止者はこれまでの合計で述べ20名以上になっています。

    そうしてPixivが荒れる中、BL特化SNS・pictBLandと同じ運営元が男女CP専用SNS・pictmalfemのサービスを開始しました。どちらも名前変換機能があり、外部サービスからの検索ができないように検索避けがされており、Twitterなどへのシェア機能がないSNSです。クローズドなサービスを望むユーザーの中にはpictmalfemへ移住する者も出てきました。


    このように新たな流行ジャンルや新SNSの出現などで、ヘイト創作に関する騒動はやや沈静化しましたが、新たな問題も発生しています。騒動に関わった者同士を「同一人物認定し、叩く」という風潮が一部で出現しているようです。(※係争案件へ発展する可能性と関係者への配慮から、記事内での詳細な説明は控えております)

    本来 匿名性の高いネットの世界で同一人物を探り当てるのはとても困難な事です。此度の件も確たる証拠は無く、ネット上の風説が論拠になっているようです。一連の騒動を悪戯に拡大させてしまわぬよう、配慮ある発言、行動を心掛けましょう。



    2016年1月の状況編集

    とある宣言が行われる編集

    棲み分けには様々な方法がありますが、とあるユーザーが自分の考え方をtogetter上で宣言しました。

    実際の記事内容は次のように要約されます。


    a.宣言部分

    b.自分への脅しを行ったとする人物への批判

    c.コメント


    この記事は特に宣言部分の内容が高く評価されました。a.宣言部分は『自分の考えでタグを選び、他人に押し付けられても従わない。また自分が理想と考えるやり方は押し付けない。』という内容で、過去の棲み分け運動において被害を受けた方々や、作者たちの受ける被害に反発を感じていた方々、刀剣乱舞での棲み分け騒動自体を知らなかった方も含めてたくさんの共感が集まりました。


    b.自分への脅しを行ったとする人物への批判ですが、これは「実際に宣言主に暴言を告げたアカウント名」と、「宣言主と何ら関係のない個人的な意見を述べたアカウント名」が混ぜられています。前者は批判対象となって当然ですが、後者は、宣言主とは合わない意見を述べたから、という理由で批判的に組み込まれています。


    c.コメント欄ですが、ここにおいて、非常に複雑な、複数の出来事が同時発生しています。

    以降、時系列順に記します。

    • 宣言を評価する意見が多く集まる

    • 晒し行為への評価、晒された人物への非難がおこなわれる

    • 過去に宣言主から迷惑行為を受けた者からの批判が行われる
    • 上記人物に対する非難行動が一斉に取られる
    • 宣言主による、迷惑行為を行った者への謝罪

    • 宣言主の過去の言動を暴露するアカウントがあらわれる
    • 暴露アカウントへの批判が行われる

    • 棲み分け論を唱える者が現れる
    • その者への非難が行われる

    • 過去に宣言主から迷惑行為を受けた者からの再度の批判と持論の提示が行われる
    • 上記人物に対する同情と罵倒の行動が一斉に取られる

    • 宣言主による、過去に宣言主から迷惑行為を受けた者への誹謗言動

    宣言主の明快な論に共感した人がTwitter上でもつながりを持ち、そこを中心にして宣言主への異論や反論を晒す行為や、罵倒に罵倒を返す行為が肯定される論調が広まりつつあります。

    こういった「異論への糾弾」は棲み分けを他者に行わせようとするグループでよく見られた行動ですが、この宣言以降棲み分け自己判断派や他の立場の方でも珍しくない光景になりました。



    外部SNSの活用編集

    刀剣関連の住み分け問題に絡み、ツイッター等の外部SNSでは新たなタグや住み分け方法についての議論やアンケートが取られることがありました。

    「住み分けは大切だが強制は良くない」、といった趣旨のアンケートにおいては数多くの投票が行われ、賛同の意見が多く集まりました。また百科の記事やタグについての問題を問うアンケートにおいても、問題があるとの回答が多く集まりました。

    しかしこれは、企画したユーザーの立場やフォロワー数、設定された議題・質問内容等によって意見や投票数に偏りが生じてしまう可能性があります。また形としては、ピクシブ内の案件を外部に持ち出し、そののちピクシブ外の案件を百科記事の議論に持ち込んでいる構図となり、一部では過程の公平性に疑問の声も出ています。

    その為、外部SNSでの活動が実際にどう活用されるかは、現時点ではまだまだ未知数です。


    某巨大匿名掲示板での動き編集

    刀剣乱舞住み分け問題にまつわる話題は、外部SNSは勿論のこと、某巨大匿名掲示板でも盛んに取り上げられています。

    その掲示板にユーザーID等は無く、その匿名性の高さゆえに行き過ぎた言葉が飛び交う事も多い場所ではありますが、利用者には自分の発言に対する相応の責任とルールの遵守が求められており、特定個人への誹謗中傷、その他法令、社会倫理を逸脱しているような迷惑行為は一切禁止されています。

    このような場所が存在する事への考え方は人それぞれですが、問題はそこを情報ソースとして選択し、積極的に外部へと持ち出す動きが一部にある事です。住み分け問題に限った話ではなく、インターネットが一般的な社会ツールとなった現代において、真偽不明の曖昧な情報が簡単に拡散されてしまう事の危険性はしっかり認識していなければなりません。

    少なくともこのピクシブ百科事典の記事に関しては、議論の事は議論内で納め、誰もが平等な立場から意見を述べあうようにする事が、新たな問題の発生を防ぐ為には好ましいのではないでしょうか。




    住み分けと共存のために編集

    審神者のためのタグとキャプションの活用編集

    刀剣乱舞二次創作品で使用されているタグや注意書きの例はとうらぶマナー審神者乱舞の該当項目をご参考下さい。


    刀剣乱舞の二次創作において、作者は好きに審神者を創造することができます。ただし、作者独自の設定付けがされたオリジナル審神者またはオリジナル刀剣男士は、他者からは原作に存在しないキャラクターでしかありません。そのようなオリジナルキャラクターをメインキャラとした作品は、刀剣乱舞以外のジャンルでも嗜好が分かれる傾向があり、好意とともに反発も起こりやすいです。その追加設定を好む者好まざる者、その双方が快適にPixivを利用できるようにタグや注意書きを利用した案内による住み分けが望まれています。


    (※ピクシブ百科事典では、オリジナルキャラクターを投入した作品についてタグ付けを推奨される「特殊嗜好」に含まれていますが、とくに嗜好の奇異さを問われているわけではありません。)

    →参考:二次オリ特殊嗜好


    ちなみに、ピクシブ運営によるタグとキャプションの定義説明は、次のようになっています。


    ・タグ

    タグとは作品のキーワードのようなものだと考えてください。投稿時には最低1つのタグを付ける必要があります。自分が付けたタグと同じタグを持つ作品を探すことができるため、楽しみが広がります。また、適切なタグを付けることにより作品を探しやすくするものです。


    ・キャプション

    キャプションとは、作品の紹介文のようなものと考えてください。投稿した作品の特徴などを説明した文章を掲載して利用します。



    コメント欄での議論について編集

    複数のユーザーがアカウント停止となった切っ掛けの一つに、作品のコメント欄でタグや住み分けに関する議論が展開されていた事が挙げられています。

    ですが本来、ピクシブ投稿作品に備え付けられているコメント機能は、閲覧者がその作品に対する感想を書き手へ伝える為のものではないでしょうか。

    住み分けやタグについての啓発、考察、問題提起文等の場合を除き、純粋な二次創作作品、または今後の自作品動向についての「お知らせ」文等のコメント欄で、 作品の内容とは全く別の議論を白熱させてしまう事は、純粋に感想を伝えに来た他の閲覧者の方々を戸惑わせてしまう事になるかもしれません。

    住み分け活動についてそれぞれに思う所はあるでしょう。ですがその議論は本当に、このコメント欄でするべきものなのか。

    これ以上作品へのコメントに絡んだアカウント停止者を出さない為にも、今一度考えて行く必要があるかもしれません。


    コメント欄での議論発生を防ぐためには、以下のようなやり方が考えられます。

    • コメント欄は、作品においては、作品の感想を述べる。その他においては、作者への言葉を伝える。読者同士のやり取りは控える。
    • マナー喚起文は、マナーが守られることによる、界隈の平和な発展を望むためのものにする。非難や愚痴は避ける。
    • お知らせ文は、作品や作者の動向に関する、読者に必要な情報のみを述べる。作者の感情が伝わる文面になるのは避ける。

    コメント投下は閲覧者が、コメント管理は作者が、お互いの責任をしっかりと自覚しつつ、互いを思いやる対応を心がけましょう。


    ・議論の発生原因について

    これまで二次創作者=同人者ばかりだったピクシブの二次創作界に、実は創作活動や読者活動を始めたばかりの一般原作ファンが、急速に増えている可能性があります。つまり、公式に問い合わせてはいけないとか、原作タグは作品内容によって使い分けることがあるし、それは作者が自由に決めることだとか、そういった基本的なマイナールールやテクニックを知らない者も多いかもしれない、ということです。


    次に、二次創作初心者に限らず、ある種の集団心理が発生していた可能性が有ります。煽ったり煽られたりで場をヒートアップさせる事は、その混乱から対象者を思いもよらない行動に走らせてしまいます。『空気に飲まれる』すなわち『その場の空気に飲まれて普通では考えられないような突拍子もない行動に出てしまう』現象です。それが議論を発生させたり、公式凸という形で現れたり、晒しや荒らし等の形で現れていた可能性もあります。



    百科記事コメント欄での議論の扱いについて編集

    現在も、住み分けに関する問題で刀剣関連のタグ記事や外部SNSでの論争が続いています。しかし、議論の場に外部での案件を持ち込む、また議論の内容を外部へ持ち出す等の行為は、外圧を生み議論そのものを成り立たなくさせる危険性を孕んでいます。

    お互いに譲れない主義主張はあるでしょう、しかし議論は相手を攻撃し、排除する為の場ではありません。慎重に言葉を選び、双方が納得出来る落とし所を模索出来るよう努めていきましょう。


    終わりに編集

    総意ではないものの、この問題を通じて多くのユーザーが求めていることがあります。それは以下の7点です。


    • オリキャラが中心で、刀剣男士が端役になっている作品を検索できるタグ(審神者乱舞など)の使用
    • キャプションでの簡単な作品傾向等の注意書き(例:ヤンデレ、鬱エンド等)
    • 意図的なタグの意味の変換や、誤用をしない(例:ヘイト創作、本丸NTR)
    • 刀剣乱舞タグを用いる場合、二次オリ、夢小説、腐向け、といった傾向タグをつける。この場合は、当て字系のタグ(専用タグ)は非推奨
    • 読み手側も罵倒系の感想タグは付けない(例:○○シネ!等)
    • 違反行為が明らかである場合を除き、安易な通報を行わない
    • みだりにメールや作品等を晒したりしない

    本来、Pixivは多種多様な嗜好の人間が共存する事の出来るSNSです。

    住み分け派、読み手、書き手、そして刀剣乱舞以外のジャンルで活動している方々の中にも、一刻も早い事態の沈静化を願うユーザーは多いことでしょう。

    この記事を通して、ピクシブユーザーの方々が互いに尊重し合える環境を構築し、創作活動・交流活動をより楽しく快適に行えるようになる事を願っております。



    参考リンク編集




    前提条件として(議論用資料)

    現時点では、とうらぶ二次創作に関わる人を大きく分類すると、以下の複数に分かれると推察されます。


    X=ジャンルアンチ(住み分けを行うためではなく単なる嫌がらせで荒らし行動を繰り返したグループ)

    A=住み分け過激派(公式に作品URLを送った、送りつけていないが送りつける旨をほのめかした、レビューという表現で他者の作品への批評文を公開したグループ)

    B=住み分け推奨派(押し付けでない範囲で住み分けを進めようとするグループ)

    C=住み分け当然派(他人には干渉しないが他に合わせて住み分けタグを付けるグループ)

    D=住み分け自己判断派(原作タグをつけたい、Aの押しつける偏ったタグは納得しない限りつけたくないグループ)

    E=住み分け嫌悪派(タグの乗っ取りや意味の違うタグをつける、罵倒や誹謗中傷の言葉を伴ったキャラ名入りタグの使用はするが、規約違反まではしていないグループ)

    F=住み分け否定派(R-18タグなどもつけない、完全な規約違反グループ)


    上記の、どのグループが、どのグループに、どのように働きかけたか、という詳細をコメント欄で現在協議しております。

    まとまり次第、記事を更新いたします。


    年間表(仮。協議中です。個人が目立った事件ばかりを記憶・記録したものなので、現在は内容が片寄ってます)

    2015年、月と出来事
    3月
    ブラック本丸作品が流行する
    派閥E登場、ブラック男士作品が出始める
    派閥F登場。R-18、R-18Gのタグや説明書きが無いものが出てくる
    4月
    マナー喚起文が続々と投稿される。派閥ABともに活動開始はこのころ
    マナー喚起文のコメント欄をブラック本丸作者・読者が荒らしたのち、次々と非公開化させる
    原作キャラを罵倒した感想タグが出始める
    ブラック本丸作品のコメント欄が荒れる
    既存のブラック本丸作品の、設定の無断借用や、盗作が流行しはじめる
    7月
    本丸NTR作品が現れる
    流行していたブラック本丸作品が、元ブラック本丸作品と入れ替わってゆき、誤用が激しくなる
    旧ヘイト創作タグを推奨する動きが活発化する
    注意された作者の反発が活発化
    マナーを喚起した者がアカウント停止になり始める
    8月
    時期もあって、規約違反作品、注意書きが無い作品が大量発生。pixivランキングが、Rタグなし、ヘイト創作、NTRといった、誤用タグ付きの刀剣乱舞で埋め尽くされるようになる
    棲み分け派とブラック系作者がともに過激化してゆく
    5日「『ブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作』作者のみなさんへ」が投下される
    6日「『ブラック本丸・本丸NTR・ヘイト創作』作者のみなさんへ」作者のアカウントが停止
    ブラック系作品の自主削除、マイピク化が始まる
    7日小説「ブラック本丸「私のタグがブラック男士ネタで埋め尽くされてた……」」が投稿される
    10日小説「ブラック本丸~」を投稿した書き手のアカウント停止
    10日某氏が登場してレビューが始まる
    ツイッター上で某氏のレビューを批判する動きが出てくる
    作者たちの様々なお知らせ文が出る
    ヘイト創作タグを嫌って派閥Dが出てくる
    この辺りで基準が良く分からないアカウント停止が続く
    9月
    1日さにらぶ事件
    3日小説「ブラック本丸~」の書き手のアカウント停止二回目
    5日棲み分け派による動画投稿
    15日ヘイト創作タグの改定が始まる
    ヘイト創作に誤解される作品をヘイト創作タグから分離しようという動きが出てくる
    8日外部の作品の公式twitterアカウントへ、二次創作へのリンクがリプライされる
    20日公式のtwitterアカウントへ、二次創作へのリンクがリプライされる
    28日匿名掲示板においてリンク活動が開始される
    10月
    10日審神者乱舞タグの整備が始まる
    25日草の根メールがtwitter上で晒される
    某氏がランキング寸評を行い反発が集まる
    様々な場所で様々な作品の晒しリストが公開される
    棲み分け運動への反発が激化し、派閥Bの巻き込まれが顕著になってくる
    原作タグを使うことの是非が問われ始める
    ヘイト創作者が自作品を公式に問い合わせる
    騒動から派生したツイッター上の外部騒動が広がる
    11月
    アカウント停止の仕組みが問い合わされる
    9日作者が公式に自作品の是非を問い合わせる
    23日一般読者が公式に対して、二次創作物の審神者をゲームに出す方法を問い合わせる
    12月
    31日審神者乱舞タグが発足
    騒ぎは派閥Dによる外部騒動がメインになっている
    2016年
    1月
    5日とある宣言が行われる
    3月
    22日芝村氏のツイッターアカウントに、審神者が出てくる二次創作の可不可が質問される

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