斧の一種。
【まさかり】
金太郎が持っているような大型の斧「ふえつ」を指す場合
大きな木を伐るのに用いた大形の斧で、「はびろ」とも呼ばれた。
武器や刑具としても用いられ、これを象った家紋もある。
製材用の削り斧を指す場合
刃先が広くなった製材用の斧で、樵が伐採した材木の形を整えるために使う大型の物と、大工が荒はつりのために使う小型の物(はつり、大工鉞)がある。
【えつ】
古代中国(殷・周)で刑具として用いられた青銅製の大斧。斧頭の重さは6kgに達するものもあり、罪人の首斬や腰斬などで使用された。
王が正義を行う事の象徴とされ、次第に装飾を加えた儀器となっていった。