データ
属名は化石が見つかったテキサス州のパウパウ累層に由来する。化石は現在のところ、下顎骨を欠いていることを除けばほぼ完全な頭骨のみしか見つかっていない。近縁種から推定すると全長は6メートルほどだったと推測されている。
ノドサウルス類の中でもサウロペルタに似ていたとされるが、体型はより原始的だったと考えられている。またノドサウルス類としては珍しく、アンキロサウルス類にしか確認されていない骨質の瞼を持っていた。
2016年に最新鋭のCTスキャンで頭骨を調べた結果、本種はエウオプロケファルスよりも低い低周波の音を聞き取ることが出来たが、臭覚はエウオプロケファルスより劣っていたことが判明した(ただし天敵の獣脚類よりは劣ってはいない)。