不動明王(神)
不動明王(ふどうみょうおう)は、仏教・密教における五大明王の一柱である。
梵名アチャラ・ナータ。
「明王」の内では最強の鬼神とされる尊格。
その起源は釈迦が成道の修業の末、悟りを開くために「我、悟りを開くまではこの場を立たず」と決心して菩提樹の下に座した時、世界中の魔王が釈迦を挫折させようと押し寄せたところ、釈迦は穏やかな表情のまま降魔の印を静かに結び、魔王群をたちまちに超力で降伏したと伝えられるが、不動明王はその際の釈迦の内証を表現した姿であるとも伝えられる。穏やかで慈しみ溢れる釈迦も、心の中は護法の決意を秘めた鬼の覚悟であったというものである。他にも忿怒の相は、我が子を見つめる父親としての慈しみ=外面は厳しくても内心で慈しむ父愛の姿を表現したものであると言われる。
強大な怒りと破壊の力を以て、悪心を破壊・調伏する者とされ、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、仏法に敵対する事を力ずくでやめさせる、外道に進もうとする者はしょっ引いて内道に戻す仏法の警察のような存在。
右手に降魔の利剣を、左手に縄(羂索)を持ち
火炎(迦楼羅焔)を背にして巨岩(瑟々座)に乗り、猛々しく怒った顔(忿怒形)をしている。
梵名は「アチャラナータ(Acalanatha)」。
粗雑な長髪を束ねて左側に垂らし、青黒い肌である容姿から、
インド系神話の破壊神にして苦行者の守護神シヴァが原型と見られる可能性がある。と同時に「底哩三昧耶経」には大自在天(ヒンドゥー教の最高神シヴァ)を不動明王が調伏する説話がある。
「修験道」では重要視される尊格で、山伏の装束には不動明王を意味するものが多く備わっている。
不動明王(イナズマイレブン)
不動明王(ふどうあきお)は、『イナズマイレブン』の登場キャラクター。
CV:梶裕貴
プロフィール
初登場はゲーム版は第2弾、アニメ版は第2期。
当初は真・帝国学園に所属し、自身も選手だがスカウト活動も行っていた。
挑発的な物言いで人を見下ろす事が多い、アニメでは直接佐久間と源田を恐らく洗脳でスカウトした。その際、なぜか窓の外から病室に入ってお見舞いの品のバナナを勝手に食べた挙句、そのバナナの皮を源田に投げつけた。
3期では、イナズマジャパンの一員となる。
そして名は体を表すかの様に不動のベンチウォーマーと化していた。
そのためベンチ関連ネタを扱ったイラストが多量に投稿されている。
嫌味かつふざけた印象を与える物言いだが、サッカーの高度なパステクニックに的確な指令やトラップ技術を持つ。その技術は鬼道が舌を巻くほど。
頭の回転が速いため鬼道と共にファンからW司令塔と呼ばれている。
彼の歪んだ性格には理由があり過去に父親が会社を不当にリストラされた上に多額の借金を背負わされ、そんな父親に愛想を尽かした母親から「偉くなって他人を見返せ」と言われたことが、影響になっている。
だが、なかなか優しい一面も見受けられる。
特徴
髪を逆立たせていないモヒカンの様な髪型で、真・帝国学園時代は頭皮に赤いボディペイントの様な物があったが、3期では無くなっており代わりに髪に白いメッシュが入っている。
必殺技
- ジャッジスルー2(ファウルしやすい)
- キラースライド(ファウルしやすい)
- キラーフィールズ(前2つに比べマシになったがやっぱりファウルしやすい)
等がある。さらにレベルを上げると…?
その他
92話では鬼道に一喝。影山に寝返るために探していた訳では無いと判明した。