待っていてくれ…。
もう一度、君に幸福を…。
概要
「組合(ギルド)」団長。端正な顔立ちで、スーツを着込んだ32歳の男性。フルネームは『フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド』
武装探偵社が持っている異能開業許可証を狙っている。徹底した能力主義を貫き、敵に敗北した部下を用済みとして排除することを公言している。
一方で敦に敗北したモンゴメリの残留を許したり、部下の被害が最も少ない作戦の立案をオルコットに命じたりと、部下思いの側面も覗かせる。
ただし、温情は自分の部下にのみ向けられており、自分と無関係の人間がどんなに被害を受けても意に介さない。
また、家族愛も非常に強く、娘を亡くして以降妄想から抜け出せない妻ゼルダのために、ある「本」を手に入れ娘を生き返らせようとしている。
白鯨をヨコハマに墜落させようとしていたときに、敦と芥川の攻撃を受けるもなおも立ち上がるがバランスを失い、白鯨から落下した。その後、横浜のスラムで廃人同然の生活を送っていたが、組合の遺産を狙う犯罪者集団に襲撃されたオルコットを助けたことで覇気を取り戻す。
株価操作で警備会社「マナセット・セキュリティ」の経営権を手に入れ、代表に就任し、異能特務課買収に必要な500億ドルの獲得を目指す。