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十波由真の編集履歴

2011-01-22 16:19:44 バージョン

十波由真

君がくれた言葉を 素直に喜べずに 強がってたこともある

だけど となりにいると 本当の私でいられる そんな気がしてたよ


性格やシナリオを端的に表した歌詞である。


概要

主人公の同級生で隣のクラスに在籍。

親友小牧愛佳とは中学時代からの付き合い。

TVアニメ版では、書庫の整理を手伝っている描写も見られた。


愛車のMTBで通学する活発な女の子。

ひょんなことから主人公に対して逆恨みを抱き、事あるごとに主人公に対決を挑むが敗れてしまう(或いは勝手に負けたと思い込んでしまう)。

その時の去り際のキメ台詞(?)は

「これで勝ったと思うなよ〜〜〜!」


主人公に攻撃的な態度をとる一方、

アニメ版では落ち込んでいる主人公を、「さっさと復活しなさいよ」と不器用ながらも励まそうとするといったシーンも見られた。



本名は長瀬由真(ながせ ゆま)だが、主人公にはとっさに叔母の名字を名乗ってしまう。(分家筋ではあるらしい)

ToHeart2世界における「長瀬」は、名家「来栖川」に仕える一族とされ、一族の何人かは執事として働いている(他は画家をやってたり技術者をやっていたり 長瀬の中で執事をやってる割合は不明)。


将来の夢は「可愛いお嫁さん」

祖父のダニエル(長瀬源蔵)からは、家業の執事を継ぐよう薦められており、本人も悪くは思っていない。

しかし、将来については「ダニエル以外に道があるのではないか」と漠然とした不安を感じており、「ダニエルにはならない」と言いだしてしまう。





PS2版とXRATEDの差異

(以下ネタバレ要素を含みます)


どうしてこうなったのかは不明だが、終盤の展開が大きく異なっている。


まず仲直りの仕方。

PS2版では、赤の他人と接するように振る舞う由真に対し、主人公は「家業継ぐの?」と語りかけ、将来の不安解消や仲直りの糸口を地道に探していく。

一方XRATEDで何をやっていたかと言うと、転んだあとに、無理やりブルマをずり下ろす、とかいきなり犯罪行為、いやそれ以前にフラグが修復不能になりそうなことをやっていた。しかも、由真の将来とかについてはほとんど話題にしていない。

本当に同じ主人公なのかと思ったユーザーもいたようだ。


将来の不安についても、PS2版では「これからも一緒に考えていこう」となるのに対し、XRATEDでは降って湧いたように「歌手になりたい」と言い出して何の抵抗もなくエンディング。

祖父が「思いつきのような夢を一生追い求められるのか」と話していた中盤の話が完全にどっか行っている。


「十波」と「長瀬」どちらが本当の由真かという問いに対する主人公の答えも、PS2版では「どっちも」と答えてるのに対し、XRATEDでは「十波」だけが本当と答えている。

愛佳と仲良くしていた方の由真を否定してしまっていいのだろうか。


また、XRATEDでは上品に微笑むシーンが跡形もなく消えている。

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