「魔法少女育成計画limited」より登場。
魔法の国の正式な魔法少女であり、シリーズの中でも最強の戦闘力を誇る。
逃亡した凶悪犯を捕らえる為、魔法の国の外交部門より派遣され、7753らと共に捜査班に組み込まれることになる。
人物
魔法の国の外交部門の切り札とされる魔法少女。
後述の魔法の凶悪さもさることながら、分析能力も高く、対魔法少女戦の経験も積んでいるというベテラン。最強と謳われる強さに惹かれ、彼女の元で己を高める「魔王塾」と呼ばれる集まりがあるほど（森の音楽家クラムベリー、袋井魔梨華なども一時所属していた）。
魔王塾の例に漏れず、強者との戦いや命懸けのやり取りに興奮を覚える、いわゆる戦闘狂。しかし、倫理に欠けるクラムベリーたちとは違ってモラルを持っており、立場や力の使い方を弁えている。パム自身、弱者や無関係の者を傷つける行為は嫌っており、仲間や部下を指導する面倒見の良い一面もある（ただしスパルタ）。
魔法に技名をつけていたり、魔王塾の者たちに二つ名を与えたりと中二病の兆しがある（各所で突っ込まれているこの人の二つ名の元凶）。短編ではドジっ子な一面を見ることができる。
能力
『四枚の黒くて大きな羽で戦うよ』
コスチュームの一部であり、飛行に利用している羽を自在に操る能力……なのだが、その「自在」の範囲がとんでもなく広い。羽の形状、密度、構成元素、熱量にまで至り、自由に操作できる。
刃や槍、スクリューなどの武器となる他、レーザー光線を照射する、業火を生み出し周囲を焼き尽くす、酸素を奪い窒息させる、超低温によって凍結させることまで可能。防御面でも羽をスーツ状にして身を守ったり、壁や障害物、目眩まし、影武者に変化させることも出来る。羽は破壊されたとしても復活する。
羽一枚一枚に自立機能もあり、指示を受けずとも自動で並の魔法少女をまとめて倒せる程の強さ。策敵機能も付いており、全ての羽と視界を共有できる。コート状の衣服に変化し、魔法少女の派手な外見を隠して擬態したり、仲間の護衛としてつけることも。
欠点は同時に出せるのが四枚までの為、羽を別用途で使用している際は本体が手薄となること。ただし、彼女の場合、身体自体も鍛えており、肉弾戦も得意とする為、弱点もカバーされている。
