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火山館

ぼるけいのまな

ゲーム「エルデンリング」における一大勢力のひとつ。その名の通り火山を拠点としている。
目次 [非表示]

我が火山館の一員となり、共に戦ってはくれまいか?

押し付けられた祝福の導き、指どもの傲慢な世迷言、そんなものに従うことなく


…我らは、黄金樹に弓引くのだ


概要編集

ゲーム「エルデンリング」の舞台である狭間の地にて、西北西にある「ゲルミア火山」の頂上にある火山館という同名の施設を拠点とする大勢力。エルデンリングのローディング画面でたまに表示される「仮面をつけた女性とその隣に剣を携える騎士のいる赤いイラスト」はこの火山館の光景である。

デミゴッド「法務官ライカード」が設立し、彼が主導する「黄金樹への反逆」を理由に狭間の地の各地で褪せ人狩りを行っている。

普段は王は姿を見せず、側妃のタニスが火山館へ入ってきた褪せ人に褪せ人狩りの業務を斡旋し、来たる叛逆の準備を進めている。また、褪せ人狩りだけでなく、同じ思想に染まりそうな褪せ人を各地でスカウトする「招き手」という存在もおり、プレイヤーもとある招き手によるスカウトを受ける時がある。


当然そんな危ない存在を黄金樹の勢力が放っておくわけがなく、破砕戦争の際は王都ローデイルの軍勢と「火山館攻略戦」という大戦争を引き起こしたが、冒涜、疫病、異形が入り乱れた結果双方どちらも得をしなかった凄惨な争いに終わったとだけ伝わっている。


ゲーム上では湖のリエーニエにて招き手のラーヤという少女の首飾りを取り返すイベントを達成すると「目的のためならば同胞(褪せ人)相手でも恐れず挑む姿勢」を見込まれ、招待状を得ることができる。ここからゲーム中盤に到達する王都ローデイルにはいってすぐの場所でラーヤの手を取る事で火山館へファストトラベルが可能。


直に火山館へ向かう場合、魔術学院レアルカリアのとある場所でデスルーラを敢行する、もしくは王都ローデイルから直接ゲルミア火山登頂を挑む必要がある。最後の直接向かう方法はゲルミア火山が接ぎ木の貴公子降る星の獣といった強力な化け物がひしめき合ってる難所であるため、楽したい場合はラーヤの手を取った方がいい。


火山館の活動編集

火山館の活動は同胞である褪せ人狩りであり、各地にいる強力な褪せ人を殺して回っている。プレイヤーもラーヤの首飾りを取り戻す際褪せ人との交戦を勧められている(1000ルーンを支払うことで交戦を回避することは可能)。

所属後は客間の机に置いてある「タニスの手紙」を手にして目的の人物を殺害することを依頼される。また、タニス以外の火山館メンバーからも依頼されることもある。

殺害対象には他のボス戦で救援に呼ぶことが可能な人物が含まれているため、殺すタイミングは気を付けよう。


・・・しかし、どうにもタニスが開示してない情報が多く、火山館もその領地の大きさ、勢力の強さの割に表から見られる場所があまりにも小奇麗すぎであり、夜には「細長い影が這いずり回ってどこかに消えていく」という怪奇現象が発生しているのだという。


構成員編集

王とその近親編集


褪せ人編集

巨大な刃がついた回転する車輪の「ギーザの車輪」を持った審問官、会話は無く火山館の2階に行くと狂い舌のアルベリッヒの様に侵入して襲いかかってくる。

防具は布なので普通に殴る分にはよく怯むが、ギーザの車輪は特大武器なので強靭でゴリ押してくる。

見た目通り一撃が重いタイプで出血もついている為回復しながら戦っていても生命が低いと一撃で倒される事もある。

一見一撃が重く手数が少ない特大武器と手数が多いほど発動しやすい出血は相性が悪く見えるが多段ヒット技である戦技「車輪回転」で一気に出血を狙ってくる為油断ならない。

しかし耐久力はNPC基準では並である為、上記の技を使う前に死ぬ事もザラにある。

火山館に来れたプレイヤーならそこまで苦戦しないだろう。


  • 背律者ヘンリクス

リムグレイブ闘技場の前で侵入してくるNPC、グレートヘルムに巨大な槌、グレートメイスを振り回して襲いかかってくる。

プレイヤーによっては最初に対峙する事になる侵入NPC、序盤に戦うだけあって無意味に片手持ちにしたり、グレートメイスを装備しているのに初期状態のHPでも耐えられるなどあまり強くない。しかしガード崩し能力は高く一度崩されると致命の一撃で大ダメージを受けてしまう事もしばしば。


何気にギデオンの部下の証である瞳のサーコートを着ている。

スパイだったのだろうか、なお後に訪れるライカードのボス部屋にはひっそりと瞳のサーコートが落ちている為お察しください

関連イラスト編集

ラーヤパッチおっさん



関連タグ編集

エルデンリング 褪せ人  

ブラック企業












館の一室、隠された通路を抜けた先にある物とは…






















内部編集

溶岩の大河を望んで建てられた一つの街の様に広大な監獄こそが火山館の真の内部であり虐げられたしろがね人の遺体や拷問具が大量に転がる地獄のような光景が広がっている。

蛇人や人さらいの乙女人形、忌み潰しといった強敵がうろつき牢街奥に建つ『迎賓館』では拷問され発狂した被り物をしたしろがね人たちが蠢いている。迎賓館を抜け、溶岩流を超えた先の「エーグレーの聖堂」にはボス神肌の貴種が待ち受ける。

神肌の貴種を撃破する事で聖堂二階から火口付近の施設までの道が開かれ施設最奥部から火山館一階へ出るルートか後述の謁見へ繋がる転送門に分かれているがタニスや他の火山館メンバーからの依頼が残されているのならば今はまだ王へ謁見すべき時ではないだろう。


























そのまま多くの褪せ人を殺し続けているとタニスに認められ、遂にライカードとの謁見が許される。

しかし…いざ謁見の直前、タニスは呟く。



…貴公、さらばだ。どうかよき邂逅を




















「この先、ネタバレがあるぞ

 だから引き返せ」
















う…、うう…



誰か、殺してくれ…



大蛇を…、ライカード様を…









本当の目的編集



…かつて、ライカード様の冒涜の野心は、覇王の雄心であった

だが、その身を大蛇に喰らわせてから、それは下卑きった貪欲に堕したのだ

あれはもう、ライカード様ではない



…殺さねばならぬ



あのお方の名を、野心を、これ以上辱めないためにも





冒涜の君主、ライカード

火山館の目的。それは

神喰らいの大蛇に強者の血肉を喰らわせ、ライカードを神すら喰らう巨大な蛇にする

という世にも悍ましい冒涜的な野望であった。


元々ライカードはメイン画像にある肖像画のような荘厳なおじさんの姿をしていたのだが、破砕戦争の際に冒涜の蛇という存在に自らの肉体を喰らわせることで蛇と同化し、相手を喰らい続けることで際限なく巨大化するようになっていた。

タニスはちょくちょく火山館のメンバーを「家族」と表現することがあったが、火山館において家族になるということは「ライカードの肉体の一部になる」事であり、破砕戦争中にその真意に気付いた正妃や貴人、騎士ら元から仕えていた者たちは「もうついてゆけぬ」と匙を投げ、タニスとのその護衛騎士を除くほとんどがライカードの下を離脱してしまった。逆に冒涜の蛇としてのライカードに惚れた騎士に至ってはこの冒涜の蛇を殺すためだけにある武器を狭間の地を駆け巡り、褪せ人にソレを託すに至っている。




かくして褪せ人はライカードと出会い、彼を撃破すると火山館は離散。「黄金樹への反逆」をそのまま個人で続ける者もいれば、勢力の求心力を失ったことでアッサリ見限る者、個人の事情で出る者と皆火山館から抜けていく。プレイヤーである褪せ人も本来の目的はライカードの撃破でなくエルデの王になること。火山館から出ていくのは必然となる。



ただ一人、タニスとその騎士は火山館に残るが‥‥

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