CV:桜川めぐ(シアン/モルフォ)
人物
ガンヴォルトに匿われて生きている13歳。
ゲーム冒頭で、皇神グループの野望の為に幽閉されている所をガンヴォルトに助けられる。
守られている事に後ろめたさを感じており、何かガンヴォルトの助けになれないかとよく考えている。
能力者であり、電子の謡精(サイバーディーヴァ)のセブンスの持ち主である。
いわばモルフォの本体であり、モルフォはもう一人のシアンでもある。
ガンヴォルトの下で隠棲しているが、皇神には見つからずに問題なく学校に通っているようである。
ミッションの前に彼女と会話や交流を深めると、力尽きた際に流れる事で窮地から復活できるモルフォの歌の発動率がアップする。
会話で聞けるものの中にはどうも頭のおか…お恥ずかしいゲームを気に入ってプレイしているらしいが・・・。
シアンとモルフォ
容姿はともかく性格もかなり違うのだが、モルフォはシアンの深層心理が具現化し意思を持った存在でありガンヴォルトとも会話ができる。
深層心理の具現化という事はシアンの本当の性格ともいえるのかもしれない。
待ち受けていた悲劇、そして・・・
蒼き雷霆ガンヴォルトのネタバレがあります!!
全てが終わり、ガンヴォルト(GV)が彼女を再び救出し軌道エレベーターで帰還しようとしたその道中で、彼の目の前に見覚えのある人物がいた。そこにいたのはなんとレジスタンスリーダーであったアシモフであった。
なんとアシモフは皇神を倒す理由として能力者だけが生きる世界を裏で画策していたのである。
しかもGVとシアンを新世界の象徴にするつもりであったがこれに怒りを向かるGV。しかし、アシモフが手にしていたのはアキュラから奪った「能力者の能力を無効化する銃」であった。
その凶弾に倒れるGV。その光景に悲鳴を上げるシアンもまた凶弾の餌食になってしまう。
GVの戦いとは一体なんだったのか・・・。
・・・と、ここまではゲームでの一周目で必ず見る事となる結末である。
二週目(バッドエンドから再開)でGVがこれまで発見した7つの宝石をシアンにプレゼントすると、今度はそれを手作りのペンダントにしてシアンがプレゼントしてくる。このペンダントには特に効果はないが、これを最終ステージで装備して最後の敵を倒すと、再び上記の展開になるがエンディングにならず話がさらに続く(真の最終ステージ)。
凶弾に倒れた二人、気が付くとシアンは自分の能力である電子の謡精そのものになっていた。肉体の死によって身体から離れた彼女はモルフォと同じ姿となったのである。
しかし、肉体から離れた存在ゆえにそのままでは姿を維持できなくなっていく。倒れていたGVに微かに息があった為、電子の謡精はGVに身を委ね蘇生させガンヴォルトの命を救い力の一部となった。
この時、ガンヴォルトは「SONG OF DIVA」が発動した状態となる(スーパーガンヴォルト)。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪
続編である「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」でも電子の謡精の姿で再び登場する。
姿は前作の真の結末の時と同じだったが突然幼くなってしまう。これはある出来事で能力の大半を失ったからである。
モルフォが大人びた容姿だったのに対して電子の謡精化したシアンの意向が強いデザインとなっている。
ガンヴォルト以外にはごく一部の人物を除き意思疎通はおろか姿さえ感知できない。
非常に小さくなっており、ゲーム中にガンヴォルトに随伴する小さい光は彼女。一定の確率で発動する「SONG OF DIVA」でもせいぜい等身大になるのがやっとである。
性格や言動はモルフォとほとんど同じ(モルフォがシアンの深層心理そのものであった為)。
潜伏先のオウカとガンヴォルトの会話には焦りをみせる事が多い。
しかし、彼女の能力は謎の勢力によって再び狙われる事となる。
彼女に隠されていた真実
ネタバレが含まれています!
実はシアンの能力は先天性ではなく人工的に宿されたものであった事が判明。言うならば「生きた宝剣」というべきもので、能力自体は本来はアキュラの妹・ミチルが持っていた能力である事情で手術によって取り除かれたものをシアンに移植したものである。
そして「爪」の最終決戦後に本来の能力者であったミチルにシアンごと戻ってしまう…。